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ナナ・ナリサワの緊急定植を実施!

えーこんちは。上の見出し画像は今日5/14のわがラベンダー園でっす。

気づけば桜前線があっという間に三笠市を飛び越え、マトモに桜見をすることなく新緑が深まってきてしまいました。

去年だと失敗する運命にあった8号10号鉢植え株を作っていた時期ですね。

ラベンダーの鉢植えがなんで失敗したかというと
①黒いポリ菊鉢だったので太陽光を受け土温度が上がり根っこに良くない影響を与えた
②そもそも水が抜け落ちやすい鉢植え方式に使った用土配合が殊更水を保ちにくい組み合わせで最悪だった
③苗木が成長にある程度必要とする窒素(N)がまったく得られない植栽環境だった
④特に雨の降らない干ばつの1年だった

エフゲニーマエダレポート2021

これらが失敗して5,6本の苗が枯れ、21年に考えた土で植えたラベンダーはまったく成長することがなかったという惨敗っぷり。
鉢苗用に仕入れた2万円分の鉢は大きな損失となりました(笑)


さてさて、本日の活動はというと。。。
去年の秋ごろに作って用意しておいた、次世代北海道品種であるナナ・ナリサワ(L.a. 'Nana Narisawa')の挿し穂苗。 
ナナ・ナリサワは3号濃紫から生まれた花穂が長い変異品種ですね。 

上記事リンクにある、ポットに挿してある子たちですね。

一応越冬はしたんですが、なにやら最近葉っぱから生気が感じられなくなってきているので、見殺しにもできないとして緊急避難させました。

避難場所というのがそんな大掛かりに花壇も組めないので、まだ株が小さいままの英国品種花壇に逃すことに!

去年の花壇改修記録によるとこのように並んでいる(これも記録)

ほぼ苗木のサイズから大きく育つことができていなかった英国品種のわきにあるスペースに、挿し穂状態のナナ・ナリサワたちを元気な順に逃がしていきます。

※英国品種花壇はブロックの1つが赤色になっている

まわりのラベンダーの成長ペースとは明らかに差があるナリサワポット苗

おそらく用土の持っているチッソ分が抜け落ちたか発根が上手くいってないかの問題で葉っぱの生気(緑色具合)がかなり薄いですよね。

こいつらはまだマシな子達なのですが、ほかに34本あるポット苗たちはかなり枯れ色感が強かったりします。

なので元気な子達だけは土壌にチッソ分がまだ豊富な花壇に仮植えしていきます。

こまかいハウツー的なものはというと、まず大柄苗のちょうど中間の位置にポット苗が3つ分収まるくらいの穴をほじくる。

ほじくると窒素分が多そうな黒土がでてきましたね。
若い頃の樹木はこれら栄養分が必要だったりします。

本州のラベンダー生育方法と北海道での方法は大きく異なるので注意!

ややドライ気味なナリサワポット苗

ポットの土をなるべく付けて残しなから、溝に置いていく。。。

この先大きく生き延びてくれよ〜〜〜と願いながらほじくり返した土でポット苗たちを埋め込み、9ポット分植えつけて作業完了!

本日のところはナリサワっ子たちを9本救済しました!

とまぁ、こう記事に書いて残しておけばいざ「こいつら何者だったっけぇ!?」となっても記事読み返せば見つかるので、アーカイブとしても残しておくおいら氏だったりしますw


ちゅーーー感じで、本日はナリサワポット苗の一部を英国花壇の空きスペースに緊急避難させましたー!という内容でした!

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若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。