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上巳(じょうし)の節句

私にとって、ひな祭り前後は
桜餅とよもぎ餅とうぐいす餅が堪能できる
ゴールデン餅ウィークです。

そして書いている内に
鬼滅の刃感の方が強くなってきましたが、ご容赦を。

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3月3日は「ひなまつり」

五節句のひとつ
 1/7 人日(じんじつ)
 3/3 上巳(じょうし)👈今日はコレ
 5/5 端午(たんご)
 7/7 七夕(しちせき)
 9/9 重陽(ちょうよう)

桃の節句と言われていますが
女の子だけのものではありませんよー!

行事としての始まった時に用いられたのは
桃じゃなくて蘭、もしくは藤袴(ふじばかま)
だって説があるんですよー!

※中国最古の詩篇によると、です

そもそも節供とは
無病息災を願い、邪気を祓う行事。

その呪術的な道具として用いられたのが
芳香を放つ水辺の植物。

おっと。閑話休題。

中国では立春同様、
上巳の頃もまだ気候の変化が激しいため
水辺で邪気を払う行事が行われていたことが
日本に伝わりました。

時を経て、紙人形による「ひな遊び」と結びつき
男子の節句対して3月3日を女子の節句にしよう
という流れから
「それって桃の季節じゃね?」
という訳で
桃の節句と言われ始めたようです。
※桃も邪気を払うものとして扱われていました

そこでですよ。
鬼滅を知るあなたっ!
個人的なポイントは「香りが邪気を払う」と
考えられていることです。

実は鬼滅の刃と
五行説や十二支、月、暦との関連性に
着目した考察は、鑑定士のみならず
あらゆるところでなされているのですが、
恋柱はなかなかハマらないんですよね。

スタッフ(私)一生懸命考えました…

そして忘れた頃に一筋の光が!
前述の藤袴(ふじばかま)です。
なんと、匂いが桜餅に似てるってさ。

藤袴は本来、秋の七草。
蘭の香りにも似ていることから
詩篇では「三月上巳に蘭(藤袴)を水上に採る」
と読まれたと。

1月が丑、2月は寅
鬼は丑のような角があり、
寅柄のパンツをはいている。
3月の節句に用いられ始めたのは
桜餅の香りに似た藤袴…

何が言いたいかというと
・節句は厄払いや健康を願う行事
・香りが邪気を払うと考えられていた
・恋柱は桜餅の食べ過ぎであのような髪色になり、
 筋肉8倍娘であることからも超健康体
これでやっと、恋柱のイレギュラー感が
薄まったのではないかと。

やっぱりどこか繋がりがないと寂しいよね!
恋柱、よかったね!!(何が?)
今夜はぐっすり眠れそうです。

◆余談
鬼滅に出てくる「青い彼岸花」も所説あり、
 突然変異種の彼岸花
 藤の花
 ルピナス(昇り藤)
が取り上げられてますが、藤袴は?と思ったら
生息地と時代が合わないんですよね。
そして桃の花もまた、まがまがしいものを払う
植物だと考えられていたのですよ。
だから桃太郎とも繋がるのか…ってベタですけど。
その分かりやすさが素敵💕(やはり恋柱)

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