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【宇宙元旦と六波羅蜜行】

”風の時代”という表現が定着しつつある中で
宇宙元旦
も注目されているようですね。

その正体は3月20日
『太陽が牡羊座に入る日』
1年で最も宇宙のパワーが強い日で開運に繋がる。

と言われていて
日本人の風習として受け継がれてきた、
『お彼岸』の中日、春分の日にも当たります。

興味深いのは、振る舞いが対象的なところ。

宇宙元旦を「動」とするならば
お彼岸に行われる六波羅蜜行は「静」

私はどちらも
自分を見つめる時間と解釈しています。

まず宇宙元旦は、迎える前に
・風水的に良いこと
 (玄関の掃除、部屋の模様替え等)
・断捨離(精神的な浄化も含む)
を行い
・新しい物を調達する・旬のものを頂く
・火に関するモノやコトを取り入れる
・東枕で寝る
と良いそうです。

その詳細は専門家にお任せするとして。笑
ここからはお彼岸と六波羅蜜の話をします。 
 
春分の日+前後3日間=計7日間
これが春のお彼岸。
お墓参りや仏壇にお供えをして
手を合わせる等
「ご先祖様を敬い、感謝の気持ちを表す期間」
のイメージが強いですよね。
 
ただそれは、
巡り巡って自分のためにもなる行為。

そして、この期間にはご供養と共に
『六波羅蜜』の教えを会得をしましょう
と、言われてもいます。

<六波羅蜜の教え>
1.布施(ふせ)
 見返りを求めず、他人のために惜しみない善行を施す
2.持戒(じかい)
 戒律を守り、身を慎み、他人に迷惑をかけない
3.忍辱(にんにく)
 身に起こる災いを受け容れる。耐えることや認めることで
 怒りや怨みを滅し、自己と他者ともに安穏な状態に導く
4.精進(しょうじん)
 誠心誠意努力を続けること
5.禅定(ぜんじょう)
 常に静かな心を持ち、動揺しないこと
6.智慧(ちえ)
 怒りや愚痴、貪りに捉われず、物事の真理を正しく見極めること

一見、宗教的な話はちょっと…とか
難しく堅苦しく感じられるものの
(以前の私はそうでした。笑)
ひとつひとつ素直な気持ちで見てみると
 日常生活の中で意識して損はない。
 むしろ人として大切なことだったり、
 常に心がけていたいものだなー
と思いました。

※実際の六波羅蜜行は
春分の日はご先祖様へ感謝し、
残りの6日間かけて1日に1つずつ行うことで
「日頃見失いがちなことと向き合いましょう」
という意味合いがあります。

そこで、です。
他人の振る舞いや有り方をどうこう言う前に
まず自分がどうなのか。
浅はかなレッテル貼りは、生きる世界を濁らせる。
というようなことも、示唆されているように感じます。

そういう意味で捉えたなら
『宇宙元旦』を迎えるのに必要とされる
心の浄化、精神的な断捨離にも通じますね!

おっと、また長くなりました💦

とにもかくにも春分の日を迎える時
「幸運掴みまくっちゃうよー」な方は、宇宙元旦
「内観して自分磨きから始めたい」方は、六波羅蜜
を意識して頂くと良いかもしれません。
 
まずは自分の為に。
そして周りも含めて幸せであり続けるために。
(ワタシもチャレンジします💪)

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