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はじめに・クリエイターのためのポピュラー音楽理論
こんにちは。シグナル・コンポーズ株式会社(https://signalcompose.com/)の大和です。僕は2019年の3月(これを書いてる時点でつい3ヶ月まえですね)まで、岐阜県は大垣市にある「情報科学芸術大学院大学」通称"IAMAS" (イアマス、と読みます)にいました。入学したのは2016年なので「留年したのか?」と思われそうですが、修士(メディア表現)のほうはめでたく2年で修了。その後
もっとみる目次(または全体の見通し)
前回から間が空いてしまいました。もうすこしサクサクとすでに書いてあるところだけでも進める予定でしたが気を取りなおしてボチボチやってきますので引き続きよろしくお願いします。前回は「ドレミファソラシドに4つの読みかたがある」という話するぞ、という引きで終っていたのですが、考えてみたら全体の見通しをガイダンス的に話をしておいたほうがいいだろう、と思うので(分量が見えちゃうと先が長くて嫌になる人もいそうな
もっとみる1. ドレミファソラシドって4つの読み方があります!
友人の博覧強記の強者に「4つの読み方ってなに? あ、連載楽しみにしてる」と言われてしまってちょっとプレッシャーが掛っていましたが、これを書かないと先に進めないのでまぁツッコミ歓迎で書いていきたいと思います。
では。まず4つのうちの一つ目は皆さんお馴染のドレミファソラシドです。なにか断りがない限り片仮名の「ドレミファソラシド」でドレミについては進めていきます。今度以下の書きかたも出てくるかもしれま
2. 音程を知ろう!
最近自宅の近くにスタバの路面店があるのを知って、毎日の様に夕飯の後は籠って勉強したり読書したりしてます。上の写真はそのスタバの駐車場からこないだ見えた虹です。綺麗に両端がかかっていました。今もこの記事を書くのにスタバに来ています。で、前回は「1. ドレミファソラシドって4つの読み方があります!」ということで所謂ドレミファの読みかた以外に今後使っていく読みかた纏めました。で、今回はそのドレミの各音の
もっとみる3. ドレミファソラシドを12種類楽に弾ける様になるベストプラクティスとは?
毎週更新、とか言っておきながら間が空いてしまいました。なんかこの夏は、というか今年は色々と動いていて忙しいやら、気候の変化に身体がついていかないで調子を崩したりしがちですが、皆さんはどうでしょう?と、いきなりぼやき節で始まった上に読んでる人に同意をとってことなきを得たい、という感じで進行していますが、すいません今日は初めに宣伝させてください。
先日"Alliance Rock"というかれこれ15
なんちゃって絶対音感をつける方法
「毎週更新する」と息巻いていた割に半年放置してしまったので反省しきりですが、気を取り直して(もしくは恥ずかしげもなく、、、)さらっとまた音楽理論講座を連載しようと思っています。実はこの間に自分で立ち上げた会社の活動が活性化したり、その会社のメルマガが開始したり、と、様々なことが動いています。今晩あたりには新しい動きもあるので、それに合わせてこちらも再開しようと思っていますが、今日は最近Twitte
もっとみる4. コード基礎(トライアド)
これからコードについての話をしていきます。しばらくぶりの投稿になりますが、その間にYouTubeで雑ギター講座というのを初めておりまして、それの副読本としてこちらを書いていく形になるのでもしよかったらそちらもご覧ください。過去の雑ギター講座はこちらのリストから見れます。
よかったらYouTubeのチャンネル登録お願いします!!
で、今回コードの話を始めていくに当たっての動画はこちらです。
こ
4-2. コード基礎(インバージョン/転回形)
雑ギター講座がコードの回に入って「雑」と銘打っていながらも内容的にはそんなに雑でもない、という状況になってきました。
この回でギターでトライアド(三和音)を弾く形の基本は網羅できてると思うんですが、次の17回では「インバージョン/転回形」という新しい概念が登場します。概念つっても音楽理論(特にここで扱ってるポピュラー音楽理論)はパズルや言葉遊び的な要素も強いので、そんなに難しく考えることはないで
5. ダイアトニックコード(メジャースケール編)
YouTubeで「クリエイターのためのポピュラー音楽理論」講座を動画で始めました。こちらでは先に始めた「雑ギター講座」と共にフォローコンテンツやレジュメなどを書いていこうと思います。
ちょうど 動画の「ポピュラー音楽理論」も「雑ギター」もトライアドからメジャーダイアトニックコードの話に差し掛かっているので、前回トライアドをやってますので今回はメジャーのダイアトニックコード、つまり7thまでを含め
5.2 ダイアトニックコード(マイナーコード編)
※こちらの講座「クリエイターのためのポピュラー音楽理論」のレジュメです。動画が公開された後に、ここの内容に書き足していきます。動画は水曜18時以下で公開予定(今回から音質が大幅に改善されました!!涙)
並行短調と同主短調短調とは?並行短調について
同主短調について
ナチュラルマイナースケールとマイナースケールのダイアトニックコードその他のマイナースケール(予告)ハーモニックマイナー
メロデ
5.3 ダイアトニックコード(ハーモニックマイナー)
※こちらの講座「クリエイターのためのポピュラー音楽理論」のレジュメです。動画は以下で公開中!!
はい。前回はナチュラルマイナーのダイアトニックコードについて話をしましたが、内容的には前回の記事や動画を参照していただくとして結果としては以下の通りです(動画で説明に使った手書きのスクショを使うので字が汚くてごめんなさい)。ナチュラルマイナーのダイアトニックコードはCのキーに対してAmのキーに短三度下
5.4 ダイアトニックコード(メロディックマイナー編)
※こちらの講座「クリエイターのためのポピュラー音楽理論」のレジュメです。動画以下で公開中!!
メロディックマイナーとは?前回ハーモニックマイナーの話をしておりますが、今回はメロディックマイナー(旋律的短音階)です。日本語の旋律的、というのをみてピンが来た貴方は勘がいい!!笑。そう、これはハーモニックマイナーが和声のため(V7を作るため)に調整されたスケールだったのに対して、メロディックマイナー