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📚デジタルからアナログへ - 脳を動かすには -

我々の世代は、デジタルと共に歩んできました。
と言うものの、大学で学んだ情報工学の授業は0101の話にうんざりし、途中で受講をやめました。
しかし、今思えば放り投げるのが正しかったと思えるぐらい、その後のデジタルの進歩は凄まじかった。

私自身はパソコン通信から始まり、30年前には既にCADを使って設計したり、その数年後には自社のホームページを作っていましたし、それこそiPhoneも2008年販売の3GSから使っていました。

そんな感じで、10年前50代の初めごろには、広告ありモデルのKindleを買いました。
調べると6,980円、安いですね。

これで、もう本はデジタルでしか読まないと決め(そうは言ってもデジタル化されていないものは紙の本を買っていましたが)、ずーっとKindleで読んでいました。

これは今のモデルです
Amazonのサイトより

途中でタブレットのKindle Fire、そして、iPadに変えましたが、加齢のせいか本を読んでも頭に残らず、結局、約3年前の60才になった頃から紙の本で読むことに戻しました。

すると、頭に残るのですね。
加齢のせいではなかったのかと思うぐらいに。

そんな時に、2023年11月15日に行われた大阪府市議会議員研修会に参加。
講演内容は、脳トレでお馴染みの東北大学加齢医学研究所 川島教授による「脳を知り、脳を育み、脳を鍛える」でした。

会場は、COOL JAPAN PARK OSAKA

認知症に効果のある学習の仕方や頭が活性化する方法など、教授らしく脳の医学的な動きも含めて教えて頂きました。

デジタルでの文章では脳が動かず、紙の文章が良いとのこと。
また、脳を活性化させるには読書が一番との話に、心から頷いてしまいました。

私自身、デジタルからアナログに戻したことは正しかったのだと、また、毎朝、紙の新聞を読んでいるのも脳にとっては良かったのだと納得。
特に、脳を活性化させたければ、約800文字(社説程度)の新聞記事を早く読むことが良いとも聞きました。

また、デジタル端末も、使い方によってはこどもの学力を低下させるとのことです。

そう考えると、国が進めてきた教育現場でパソコンやタブレットなどのICT端末を児童生徒へ一人一台(四條畷市ではタブレットPCを全生徒と全教師に配布済み)配置する「GIGAスクール構想」は間違ってはいないのでしょうが、使い方を誤らないようにしなければと思うのです。

ところで、今更ながらの見出し画像は、「風と共に去りぬ」の文庫本です。

昨年末からアナログで読み始め、5巻全てを読み終えたのち直ぐに映画を見ましたが、映画の内容って全然足らなかったのですね。
何十年前に前編後編のある大作の映画を見た時は、それなりに感動した記憶があるのですが。

と、話がそれました。

いろいろ書きましたが、それらも含め、私の場合はデジタルを語る以前に「加齢が原因」の事も多い。

脳の専門家ではないので、そんな結論で終わります。

<了>

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