「心にズドン!と響く「運命」の言葉」 ひすいこたろう


「運命を変える方法はひとつしかありません。それは ”言葉” と出会うことです。」



「心にズドン!と響く「運命」の言葉」 ひすいこたろう



ひすいこたろうさんの「名言セラピー」が出版される前から、僕はひすいさんのメルマガを購読していました。


なんと楽しく、心にストンと入り、また涙までもでてくる文章を書けるのだろうと思っていました。


いつしか、ひすいさんの毎日0:00に配信されるメルマガを読むのが日課となっていました。たくさんの名言と、ひすいさんのあたたかくユーモアのある言葉たちに癒されていました。


この本は、ひすいさんの「言葉の花束」を受けとり、明日に向かって歩きだせる勇気をもらえた本でした。


「はじめに」の中でひすいさんは、こう語っています。

成功する人は、成功する前に、成功をもたらす言葉と必ず出会っています。

幸せになる人は、幸せになる前に、幸せをもたらす言葉と必ず出会っています。はじめに言葉ありき。


またこの本には、ひすいさんの経験したことなど名言に絡めての話が54もあります。(中にはとってもかわいいイラストを描いている日野さおりさんの話もあります。)


その話が良いんですね。


その中で「ツキを呼ぶ話」じゃないかなと思ったのが


どっちがうれしい? どっちが幸せ?


友人が、ある結婚式で、こんなスピーチをしました。

◆◆◆◆◆◆◆◆

「この話を知っている人は必ず幸せになれますよ。

まず、みなさんに質問です。

自分で花屋で買った花束と、誰かからプレゼントされた花束、どっちがうれしいですか?

当然、人からもらったほうがうれしいですよね。
実は、人の本質はすべてここに表れています。

私たちが『持たない力』とは自分で自分を幸せにする力です。

自分で自分にバラを買ったり、自分で自分にやさしい言葉をかけたりしてもあまり心には響きません。

しかし人からもらった気持ちやプレゼントは心にガツンと響きます。同じ物でも、ものすごく効きます。

つまり、人が『持っている力』とは、自分を幸せにする力ではなく、『他人を幸せにする力』なんです。

私たちは、自分で自分を幸せにする力は与えられていませんが、人を幸せにする力は与えられているのです。

ですから、自分で自分にバラを買うよりも、お互いにバラを買ってプレゼントし合うことこそが、私たちがすべきことだと思います。」

(中略)

幸福とは・・・・・・・・わかち合うことです!


こんな素敵な話がいっぱい詰まった本でした。

不幸はね、貯まったら幸せと交換できるんだよ

by ある小学生の詩



【出典】

「心にズドン!と響く「運命」の言葉」 ひすいこたろう 三笠書房


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