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不安なときこそ、読書はいかが?



日頃、何もしていないときや、考えごとをしていると、良いことよりも不安が勝ってしまうことが多くはないでしょうか?


僕は普通の意識の状態でいると悩み事や、過去の後悔や、これから起こる事への心配などを次から次へと考えてしまいます。


そのように考え出すと、なかなかそこから抜け出すことができません。そして、そんな状況のときこそ、本に手を伸ばすという選択をしています。


「また、マイナスのことを考えてしまっている」

「今はそんな状況だから10分だけ本を読んでみよう」


何もしないよりは、悩み解消のヒントを見つけることができるのではないか?と考えています。


本を読んでいると、我を忘れて「本の世界」に入ることができます。


僕の場合、悩んでいたことが完全になくなることはありませんが、悩みが軽減されたり、「なんでこんなことを深刻に悩んでいたんだろう?」とか、その「悩みや心配の渦」に巻き込まれなくて済んだことがありました。


無我夢中になって本を読んでいると、その間だけ、悩みを忘れていますし、無我夢中の状態のとき、無意識の領域に入っていると感じられるのです。


その無意識の状態のときに入ってくる言葉や情報が、自分自身の糧になっていることが多いんですね。


仕事をしていると、うまく相手を納得させないといけない局面に遭遇することがあります。


そんなときに、不思議とその状況に則した言葉が出てきたことが何度かありました。


無意識に得た情報が、意識せずすんなりと出てきたことは、無意識の領域での読書体験からきているのではないかと。


かつて読んだ本は、内容を完全に忘れてしまっていることも多いのですが、あの時出てきた言葉のフレーズは、「この本にあったんだな」と読み返して驚くことがあるのです。


読書は、無意識の領域にアクセスしやすいのかもしれません。そして、そのとき、意識せず得たものが自らを助けてくれるのです。

いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。それだけで十分ありがたいです。