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#028 目標は曲げずに、頑固に貪欲に。


約1年ぶりの投稿になりました。

現在は教育学部の大学4年生ということもあり、卒業に向けて卒論を書いたり、競技部で陸上の練習に励んだりと、忙しいながらも充実した時間を過ごすことができています。

来年度からは、教職大学院へ進学することになりました。
#022にも書いた「学び合い」についての研究を、大学近辺の学校で教育実習等を通して行っていく予定です。



また進学に伴い、あと2年間競技部で陸上競技に取り組ませて頂くことになりました。

自分にとって一つ節目の年の年末ですので、大学4年間の陸上競技生活の振り返りと、今後について、簡単にまとめてみようと思います。


もがき続けた4年間

私が通っている大学は、大学院へ進学する学生も多く、進学してからも陸上を部で続ける人も毎年1名以上います。
しかし、続ける人のほうが少数であり、ほとんどの人が進学に伴い引退をしてしまいます。

そんな中であと2年間、陸上競技を続けるのかはとても迷いました。 

高校までの7年間も陸上競技を行っていましたが、目標だった関東大会出場を果たせないながらも、満足のいく競技生活を送ることができました。
陸上部での練習や生活を送りながら、人間的な成長も感じることができました。

高校時代の同期のほとんどは、大学に進学しながらも陸上競技を続けない中で、私はそういった実感があったので大学でも陸上を続けようと思えたのだと思います。

しかし、高校までとは違い大学での4年間は、満足のいく競技生活を送れたかと問われると、そうではありませんでした。

高校時代と比べて、練習に充てられる時間は減ってしまいましたが、その代わり質は確保しようと、自分なりに調べて取り組んで、大学生らしく陸上競技に取り組みました。

練習の中でよい感覚を覚えながら、次の試合で自己ベストは間違いなく出せると思ったのは何十回もあったと思います。

でも大学で自己ベストを更新できたのは1回だけでした。

大学で自己ベストを更新できない選手は多くいる中で、この結果に悲観してはいかないのかもしれませんが、私は関東大会にも出場したことがない競技力に関してはまだまだの選手。伸びしろを自分で感じて入部しながらも、大学ではまったく戦うことができずに4年間経ってしまいました。

チームメイトや、同郷の同級生の活躍を目の当たりにし、置いて行かれてしまう悔しさと焦りをその都度感じていました。

追いつきたい追い越したいと思い練習しても、空回りして、身体に違和感を感じては怪我をしてしまう始末。「誰よりも努力をした」という言葉をよく聞きますが、冗談でも自分が言うことはできないです。


何を目的に、あと2年間続けるのか

大学4年間辛い思いをした陸上競技を、なぜまだ続けるのか。

それは、

「関東インカレで勝負する」

この目標を達成できていないから。これに尽きると思います。


だいぶ前の話になりますが、陸上を始めて2か月ほどの中学1年生の時に、初めて関東インカレをテレビで観ました。確か朝の4時にダイジェストのような形で放送されていたのだと思いますが、たまたま放送の日に試合があり、朝早く起きて4chをつけたらやっていました。

たくさんのお客さんが見ていて、声援がすごくて、こんな場所で陸上がしたいと思ったことを覚えています。しばらくしてから何の大会だったんだろうと調べたら関東インカレで、大学生になって陸上続けてたらこれに出たいなと、呑気に思いました。

それから陸上を続けてきて、大学に入学し陸上を続けようと思ったとき、真っ先に思ったことが、「関東インカレで勝負する」でした。

出場するだけでは意味がない。出場して他の選手とバチバチにやり合って、たくさんの観衆を沸かせるようなビッグジャンプがしたいと思い、入部を決断しました。

それが果たせていない未練があるから続ける、これが目的です。


今までお世話になった方々への恩返し

自分が目標を達成し喜ぶこと。
それが、今までお世話になった方々への感謝の示し方だと思います。

私は将来教師になりますが、指導をしていく中で、おこがましい言い方ではありますが、生徒から感謝される機会はあると思います。

「お世話になりました」というような言葉の感謝も勿論嬉しいですが、その子がスポーツで目標を達成したり、勉強で目標を達成できたりして喜んでいる姿を見れたとき、私は言葉の感謝をもらったときを越える喜びを感じると思います。

これまでお世話になった方には、大学での4年間、喜んでいる姿よりもネガティブな面の方が多く見せてきてしまったと思います。

しかし、これからの2年間は、目標を達成するために前進し続けて、どんな困難が待ち受けようと、目標は絶対に変えずに、それに向かって突き進みます。


もし読んでくださった方は、2年後また私の記事を読みに来ていただければ幸いです。

そのときはぜひ私の喜びの記事を読んでください。

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