ご近所さんと僕とコーヒー
ちょっぴり嬉しい出来事があった。
任地にはもう知り合いがたくさんいる。ご近所さんとも毎日挨拶や軽い会話をする。そのご近所さんで一人のお爺さんがいる。いつもお酒を飲んでいる(酔っ払ってはいない)、身体がごつい怖そうな人だ。
その人はスペイン語がなまりになまってほとんど分からない上に、話すことは女性のことばっか。それに一回お酒を買うお金をくれって言われた事もあり、少し苦手意識がある。しかし良い面もあり、いつもコーヒーを一杯パパと僕の為に持ってきてくれるのだ。お金に困ってると言っていたのに…。
だから感謝の気持ちを込めて彼に首都で買ってきたコーヒーの粉をプレゼントした。
そしたら彼の顔から満面の笑みがこぼれた。本当に嬉しかったんだろう。彼の顔を見たら僕までハッピーな気持ちになった。
「本当にありがとう!ありがとう、友よ!!」
「いやいや、僕こそありがとう!いつも美味しいコーヒーを入れてくれてありがとう!」
人を幸せにするのは「モノ」だけではなく「気持ち」が大切だと改めて感じた。
彼の訛りにも少しずつ慣れてきたからもっと彼と話したい。彼の苦手意識はどっかに行ってしまったようだ。
(Vol.203_28/10/2019)
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