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仙腸関節性の腰痛の特徴や対策方法

私は約2年間ほど、腰痛に特化したスタジオで腰痛患者さまを多く治療してきました。

老若男女問わず、

多くの方が腰痛で困っていることを知り

結果をだしたい 

少しでも良くしたい

と思う気持ちがさらに強くなりました。

こんな経験をさせて頂いて、携わったスタッフの方には感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

たくさんの現場を経験し、

皆様に伝えたいことがあります。


腰痛という症状は、人によって様々で

震源地(原因)も様々になります。

そのため、治療方法も人によって異なります。


そのため

マッサージで良くなる人もいれば

筋トレをすると良くなる人もいれば

関節の動きを良くすると良くなる人もいれば

姿勢や歩行を変えないと良くならない人もいる

など様々です。

そのため、適切な検査や評価をし原因を特定することが大切になります。


私は検査や評価をする前に、問診を徹底的に行います。

それは痛みの特徴から、震源地(原因)を予測することができるからです。

問診の重要性についてはこちらのnoteをご覧下さい(^^)

さて本題に移りますが、

現在腰痛のお悩みの方で、

・このあたり(片側の赤い丸の部位)に痛みがある

・柔らかい椅子に座っていると痛くなる

・出産後に痛みがでてきた


これらに当てはまる人は

もしかすると、仙腸関節性の痛みかもしれませんよ( ゚Д゚)

仙腸関節?

どこの関節?

仙腸関節なんて聞いたことが無い人が多いかと思います。

あまりメジャーな関節では無いですが、
実はとても大切な関節になります。

今回は、仙腸関節痛についての特徴や対策方法についてお伝えします(^-^)

〈仙腸関節性の腰痛の特徴〉

痛みの最大の特徴は、痛みのある部位です。

部位として、PSIS(赤い丸の部位)を指すことが非常に多く、

症状としては、片側の腰背部痛や下肢痛が多いです。

また腰椎を固定する手術を行った後に、手術前と異なる痛みの場合には

仙腸関節の疑いが高い状態になります。


〈仙腸関節性の腰痛の対処方法〉

①徒手・運動療法
程度が軽いと徒手療法なしでも良くなることがありますが、
重度の痛みのある方は徒手療法後に運動療法を行うことが効果的です。

ハムストリングスや腸腰筋ストレッチ、大臀筋の筋力トレーニングなどが効果的ですが人によってやったら良くなるけど、かえって悪くなってしまうこともあります。そのため、自己流ではなく専門家にみてもらってから運動をすることをお勧めします。

➁コルセット                
コルセットをつけて固定させることで、痛みが落ち着くことがあります。対処療法になりますが、その場で一時的に楽になるのでおすすめです。   付け方には2通りあり、前で締める方法と後ろで締める方法があります。ご自分で試してみて、痛みが楽になる付け方を選んでみてください(^-^)

温熱療法
急性期の痛みは通常冷やすことが推奨されていますが、急性期や慢性期ともに温める方が効果があることが多いです。

腰痛でお困りの方、ぜひ参考にしてみてください(^-^)

ありがとうございました(^-^)


私は老若男女に正しい運動で、健康的な生活を送るサポートをしています。 頂いたサポートは、家族のために使わせて頂きます😊