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「コミュ障の挑戦」と「得た学び」
「コミュ障」「人見知り」「口下手」
これを指すのは警察官時代の私のことです。
何故そうなったかというとやはり過去に原因があります。
私は小学校2年生からひどい吃音でまともに人と話せず、友人との会話でも吃音がひどくていつも笑われていました。
気にしないようにしていましたが、必死に伝えようとすればするほど吃音でまともに伝わらず、
周囲から笑われ続けることは話すことへの抵抗感を私に植え付けました。
警察官時代も無線報告で緊張して毎回言葉に詰まってしまい、いつも笑われていました。
その経験は私が他者に自分の思いを伝えることを諦めさせるには十分でした。
そして人に思いを伝えなくなっていけば初対面の人とどう話せばいいか分からなくなり、人見知りが強化され、より人と話せなくなるという悪循環の中にいました。
なのに警察官を辞めて挑戦したものが業務委託の”フルコミ営業”です。
話すことが苦手なのに初対面の人と話し、物を売ることを仕事にするというのは結構無謀だったなと思います。
しかし警察官しか知らない私にできることは「肉体労働」か「未経験SES」か「営業」しか選択肢はありませんでした。
選択に迫られ「営業」を選ぶしかなかったという状態です。
人見知りを治すところから、普通に会話ができるようになるところから始めましたが、フルコミ営業は売り上げを作らないとお金が入ってきません。
人見知りとか吃音だからと逃げられる環境でもなかったことが逆に良かったのかもしれません。
ただもう元々がコミュニケーション能力がないので毎日が地獄です。
初対面の人に1年間で700人以上出会い、その悩みに寄り添い、自分と出会って良かったと思ってもらい、信頼してもらい、商品を販売していました。
寄り添えない日もあれば、逆に二度と会いたくないと言われる日もあり、壁に何度もぶつかり、毎日勉強をして、少しずつ改善していくことで結果も出てきました。
「出会えて良かったです」と言われるようになって自分の営業スキルが発展し
”コーチング”
”カウンセリング”
”マネジメント”
とできることの幅が広がっていきました。
もがいて悩んで挫折して、心は常に折れていましたが、だからこそ得られたものは一生ものだと実感しています。
苦手だからこそ、無理だと思うからこそ挑戦する価値は間違いなくありました。
というより“苦手”と思っていたものは過去の経験によって形作られた“思い込み”でしかなかったのです。
“自分への思い込み“を乗り越えることで新しい自分になることができました。
ということは「変わらない自分」というものは思い込みにすぎないのです。
「変わらない自分なんてない」ということは話すと長くなるので以下の記事で。
ではでは。
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