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『イエスマン』
人生の充実度を大きく分けるものがこの「イエス」を言えるかどうかではないでしょうか。
「やりたいことがない」
「夢中になれるものがない」
「趣味もない」
このような状態では「人生つまらない」と思ってしまうのも仕方ないでしょう。
ではこの状態を越えるにはどうすればいいのか。
そのヒントを得られるのがこの「イエスマン」という映画です。
全ての誘いに「NO」と答えていた主人公が、全てに「YES」と答えることで、人生が180度激変する物語です。
この映画ではかなり極端な内容にも「イエス」としているところがおもしろポイントではあります。
この映画で私が得た大きな学びは「自分にはない新しいものをもたらすのはいつも他者である」ということです。
映画をパッと見ると主人公は周囲に振り回され、自分の時間もなくなっているように見えます。
しかし、主人公の人生は間違いなく「広がって」いるのです。
「NO」と答えていると「今の自分の世界」に閉じこもってしまうのです。
そこには新しい発見もなく、新しい人間関係も生まれず、新しい学びもなく、新しい視野もなく、新しい出会いもありません。
そこにあるのは「停滞」のみ。
どんなに挑戦をしようとしても「自分に殻のこもって」いるうちは、
思いつくことは自分の経験、知識の中にあるものしかないから、実は新しいことは何も起こりません。
「他者」がいつも世界を広げてくれるのです。
それを示しているのがこの「イエスマン」という映画です。
だけど他者がもたらしてくれるものは、自分の価値観にないもののため抵抗感を感じることも多いのです。
それに新しいことをするときは、そもそもどんなメリットがあるのかはやってみないと分かりませんよね。
どんなメリットがあるか明確にわからないし、時間と労力とお金が無駄になるかもしれないと思い、何もやらないという選択肢をとってしまうのです。
それを実際にやってみて初めて自分にとってどんな意味があったのかが分かるはずなのに、
経験する前からそれを明確に提示されなくては行動しないというのは「価値判断」を他者に委ねているということです。
やってみなくては分からない、だからこそ実際にやってみますし、その価値を正しく判断するためにも知識をつけるし、体験も増やしていくのです。
やってみなくては分からない「不確実性」を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
そこから私たちの世界はどんどん広がっていき、その先に「やりたいこと」や「夢中になれること」に出会えるのではないでしょうか。
ではでは。
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