見出し画像

美しさは強さ!遺伝子と微生物から見る美容と健康

はじめに、講座内で紹介できなかった哲学者アランの言葉を紹介させていただきます。

われわれはここに、すべての人間が服従している外的必然を認めるであろう。そして自分自身を責めたり呪ったりすることもしなくなる。「僕は悲しいのだ。目の前が真っ暗だ。でもこれにはいろいろな事件など何の関係もない。自分の理屈も関係がない。理屈をこねようとするのは身体なのだ。それはいわば胃の考えたことだ」と思うようになるだろう。(アラン「幸福論」)

我々の情動すらも支配しているのが、腸であり、そしてその腸を支配するのが微生物なのです!

これからが人生のスタートだと思って頑張っていきましょう!

腸と微生物に関する書籍

まずはここで読者をスクリーニングにかけるために(笑)、理論的な本から紹介していきます。

腸内細菌に関して1番お勧めの本はこれです。

あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめたーアランナ・コリン 

微生物が我々の体にいかに重要な役割を果たしているかが理解できます。
食べ物の嗜好はもちろん、性格や気分までもが微生物に支配されています。

腸と脳の相関に関してはこちら!

腸と脳――体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか エムラン・メイヤー

腸がいかに我々のマインドに影響しているかを、これでもかと言うほど示してくれています。

土と内臓 (微生物がつくる世界) デイビッド・モントゴメリー 

これも面白いです。より深く知りたい人は読んでみて下さい。

そして大事なのはこの本です。

傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学~ (光文社新書)
夏井 睦

湿潤療法の紹介をしましたが、その本です。
消毒して乾燥と言う従来の傷病治療は、人体にとって、傷の回復にとって、害悪でしかなかったと言う事が、赤裸々に明かされています。
私たちを侵入者から守ってくれる常在菌にとっても、細胞にとっても、保湿は大切です。

その反対に大敵なのは乾燥と、アルコールや海面活性剤などの刺激物です。

美肌にはかなり深く関わってくるので、こちらは是非読んでみてください!
免疫にもかなり関わってきます!!

遺伝子、進化生物学

そして遺伝子を書き換えるエピジェネティクスに関してはこちらの本がお勧めです。

遺伝子は、変えられる。


遺伝子のスイッチがオンオフになるということがよりはっきりわかると思います。
エピジェネティクスのポイントは、環境によって遺伝子がオンになったり、オフになったりすると言うことです。

大事なのは環境です!!
それはもちろん何を食べるかと言うこともそうですし、何を見て、何をするかと言うのも大切です。
ひとっ飛びに結論を書くと、それらを決めるのはゴールです。
ゴールが何よりも大事です。ゴールがあるから認識が生まれます。

ゴールを探しましょう!!

講座は「美しさは強さ」というテーマでしたが、それは進化生物学の性淘汰のことです。進化生物学はかなり面白いです!

モテたい人は進化生物学を武器にすると良いです。これ本当です。

「同じ場所にとどまるためには全力で走り続けなければならない」(キャロル『鏡の国のアリス』に登場する赤の女王の言葉)。生物の種も、生き残るためには常に環境の変化に対応し進化し続けなければならない。そもそも人間にはなぜ性が存在するのか。普遍的な「人間の本性(ヒューマン・ネイチャー)」なるものはあるのか。それは男女間で異なるのか。科学啓蒙家リドレーが、進化生物学に基づいて性の起源と進化の謎に迫る。(Amazonより引用)

赤の女王で進化生物学をさらっと知るだけでも、全然違います!

身体を変える実践的な本

そして実践的な本がこれらです。

333 ウルトラデトックス 高城剛

肥満はインスリン抵抗性だという話や、避けたい食べ物であるレクチン、残留毒素の排出方法など、かなりわかりやすくまとまっています。
そして実践方法が書いてあるので、オススメです。
まずはこの本から始めて、もっと深く理解して、体を変えていきたいと思ったら、後述する原典をあたってください。
この本で紹介されているクロレラやクレイは僕も試してました!1ヵ月でかなり結果が出ましたので、今はおさらばしています。

内臓を回復させる理論と方法としてはこの本はかなり役に立ちます。

ボーンブロスで痩せる 間ファスダイエット

摂取カロリーを消費カロリーが上回れば痩せるという生化学的に間違ったダイエット方法が、未だに世間一般の常識となっております。

そしてその次に出てきた脂質制限、そしてその次に出てきた糖質制限も全て間違いであるということは明らかになってます。

その常識から脱洗脳されるためにもこの本はおすすめです!!体重をコントロールしているのはホルモンであり、大事なのはインスリンレベルです。

間欠的ファスティングで美腸を取り戻しましょう!


ボーンブロスは飲んでも飲まなくても良いと思います。

大事なのは理論の理解であり、それによって無意識を変えることです。

僕はボーンブロスはかなり作って飲みました!
栄養のない食べ物で溢れている現代において、この微量栄養素の豊富なボーンブロススープは、内臓に染み渡る美味しさがあります。
ファスティングの時にこれを飲むと確かに食欲が収まるのでオススメです。

次に分子栄養療法の本です。オーソモレキュラー療法ともいいます。

これから分子栄養療法をやろうとするならこれを読むとかなりよいガイドラインになります。
サプリメントもこの本を参考にできます。

超簡単メガビタミン入門1

実践するだけならこの本でも大丈夫ですが、やはり脳を変えることが重要なので、理論もしっかり理解したいですね!

サプリメント購入はiHerbにて購入するのがおすすめです。
僕が飲んでるプロテインはこちらのグラスフェッドビーフのホエイアイソレートです。人工甘味料は腸内細菌を荒らすため避けたいので、ナチュラル味です。これにカカオパウダーを混ぜて飲んでいます。

味と添加物の少なさのバランスとして優れているのはこちらの抹茶味です。

冬に風邪ひきそうなときや、なにか炎症を起こしたときに飲むビタミンD3はこちらです。

ビタミンD3はダントツでこれが良いです。揃えられるならサプリメントはすべてVital Nutrientsで揃えたら良いと思います。

次善の策としてナウフーズで。

サプリメントは呼び水なので、最終的にはいらなくなるということは覚えておきましょう。

もっと言えば大事なのは理論で、それがわかっていてなおかつ自分の体でフィードバックが取れるのが理想です!!理論はオーソモレキュラー医学の理論を学びましょう。

となったら日本での第一人者は溝口徹先生ですので、溝口先生の本を読むのがオススメです!

最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門

花粉症は1週間で治せる

花粉症でない人でもぜひ読んでみてください。
オーソモレキュラーの理論とすごさがかなりよくわかります。

グルテンフリー、レクチンフリー

そしてまたかなり大事な、レクチンフリーの本です。

食のパラドックス

グルテンフリーはよく知られるようになりましたが、レクチンは盲点になっています。
レクチンと言うのは植物が防衛本能として持つ、植物毒のことです。

そしてグルテンと言うのは数あるレクチンの中の1つです。
レクチンが体の中で様々な悪い影響を引き起こしているのです。

まずは数週間で良いのでレクチンフリーを試してみる価値はあると思います。レクチンを暫く抜くとかなり体は変わります!脳のパフォーマンスも、体の軽さも、顔も明るさも!

僕は1ヵ月弱ほど厳密にレクチンフリーにして、かなり内臓が回復したので、今はそこまで気にせずやっております。

パンも砂糖も甘いものも大好きと言う人でも、2週間なら試せると思うので、めげずに2週間やってみてください。

グルテンフリーを知りたいという方は、このジョコビッチの本がオススメです。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

実家がピザ屋なのに、グルテン過敏症で猛烈に苦しんだテニスプレイヤージョコビッチのグルテンフリー本です。
テレビでジョコビッチがグルテン過敏症に苦しむ様子を見た医師が食事指導をして、食事からグルテンを抜いたら世界一のテニスプレイヤーになれてしまったと言う本です!笑

グルテンが体でどんな悪さをしてるかと言うことを知っておくのは重要です。知らなければ症状が見えないので、わからないのです!

ただ少し古い本なので、まだレクチンの概念がないことに注意してください!グルテンを抜くならレクチンも一緒に抜きましょう。

最初の一ヶ月だけでも、レクチン、カゼイン、シュガーを根気よく断てば、それだけでものすごく身体も人生も変わります。

ファスティング

そしてファスティングに関して最高なのはこちらの本です。

トロント最高の医師が教える太らない食事

肥満はカロリーでも脂質でも糖質でもなく、インスリン抵抗性によるものです。このインスリン抵抗性と言う視点がない限り、減量にもリバウンドにも苦しむことになります。

僕は胃腸炎で発熱に苦しみながら、この本をずっと読んでいた思い出があります。笑
毎日コンビニのみたらし団子とアイスばかり食べていた頃は、本当に体調を崩しやすかったですね。

ファスティングを成功させるためのコツもかなり詳細に書いてあるので、その部分だけでもかなり参考になります。理論の理解も是非!

副腎疲労、CBD(カンナビジオール)

あとは今回ではなく次回以降の話にもなってきますが、副腎疲労の本を紹介しておきます。
今まで話してきた事は全部つながっているのです!
一つ一つが膨大な情報量ですし、人体はものすごく複雑なものなので、繋げて全体像を理解するのは難しいのです。

でも自分の体でいろいろ試していたり、楽しく本を読んでいると、頭の中でどんどんつながってきます!
微生物も遺伝子も分子栄養学も生化学もレクチンも副腎疲労も!!全部繋がります。

気になるところから読んでみてください!

あとはさらにその先のCBDについての書籍も紹介しておきます!CBDは昔から医療において効果が認められている大麻の有効成分です。THCというトリップする成分を抜いて大麻から抽出するのがCBDオイルです。そのCBDオイルが我々の身体にかなり役に立ちます。

しつこい疲れは副腎疲労が原因だった

うつ?と思ったら副腎疲労を疑いなさい

子供の言っても治らないは副腎疲労が原因だった

CBDについてはこの辺の書籍が入門としてはおすすめです!

大麻ビジネス最前線

グリーンラッシュ

大麻-禁じられた歴史と医療への未来

そして最後にアランの幸福論


幸福論- アラン

我々は楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。―アラン

身体の変化を楽しみながら、圧倒的な健康を目指しましょう!



この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,430件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?