2021年7月の記事一覧
直線ばっかり歩けたって意味ないだろ?
旋回歩行は「自動的な前方歩行」と「随意的な身体の回転」の間でバランスをとるようにして行われている。
その結果として滑らかでちょうどいい経路が描かれる。
カーブを描く際は風景が視野を横に流れるため、視線を安定させるための眼球運動にも直線にはない動きが生じることになる。
旋回歩行にはロールバイアスの学習が必要。
次の動きをリアルタイムに予測して、運動制御をあらかじめ行うことが必要となる。
簡単にできる歩行テスト?
その名も2ステップテスト!立位状態から大股で2歩歩きます。
最初のつま先の位置から着地点のつま先までの距離を測ります。
2歩幅(㎝)÷身長(㎝)=2ステップ値
2ステップ値が
1.3以上:移動能力低下に問題なし
1.1以上1.3未満:移動能力低下が始まっている
0.9以上1.1未満:移動機能の低下が進行している
0.9未満:移動機能の低下が進行し、社会参加に支障をきたしている