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【永久保存版】困難なプロジェクトを成功に導く6つの条件

 企業を高収益にしよう!、とプロジェクトに関わっておられる方に質問です。 プロジェクトが停滞して、困っておられませんか?

 多くの企業の業務改革は、その成功率、つまり期待成果が期日までに得られることは30%を下回っていると言われています。

 最近はやりのDX(デジタル・トランスフォーメーション)プロジェクトを例にとると、

  • デジタルに精通した人材が社内にいない

  • 何から着手していいかわからない

  • 経営層・現場にデジタルに抵抗感がある

  • 現場の入力が増える(恐れがある)

  • 戦略・計画を立てたが、実行されない

 と言ったことを困っておられます。 

 よくあるのは、他社成功事例をまねてみるというヤツですが、形だけまねても、仕事のやり方を変えないと、うまく行きません。

 プロジェクトを失敗させないためには、どうしたらいいのでしょうか? 

それが、

Change Management

「チェンジ(変革)をマネージする」という考え方です。

 私はIBM社のコンサルタント時代に、様々な企業の業務改革の成功・失敗事例を調べたら、6つの条件が見えてきました。

 2000年に、私は、あるグローバル企業の将来を左右するプロジェクトをコンサルタントとしてご提案する機会に恵まれました。

 提案時に、お客様の社長が「絶対成功させるためにどうすればいいか?」と問いかけいただいたので、6つの成功条件を揃えていただきたい、とお願いしたのです。

 6か月後に、そのプロジェクトは数百人を動かし、業務のやり方を大きく変え、特定のお客様への売り上げを大きく増販することができました。 

6つの仮説は正しいことが証明できました

 お客様からは、

  • 今まで、ちっとも進まなかったプロジェクトだったが、ものすごいリーダーシップで私たちを動かしてくれた

  • プロジェクトがたくさんありすぎたが、それらを整理統合してくれた

  • 社内のコミュニケーションが格段に良くなった

など、評価をいただきました。

改革を成功させる6つの条件とはどんなものなんでしょう?

 それは、改革したい企業が「本気になる必要がある」ことを示す6つの条件なのです、、

 冒頭の火災の絵は、「石油掘削基地で火災が発生しました。でも、泳げない人でも、高所恐怖症の人でも、助けを呼んで、高い所から海に飛び込んだ」というたとえで使いました。

「改革の成功のためには、全員が海に飛び込むぐらいの決心が必要」という意味なんです。

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