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苦労を知っているからこそ、応援したくなる。

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

ほぼ毎日noteを書き続けて、今日で785日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,215日。

今日も1on1面談。一番最初のスタッフとの面談でしたが、会社の立ち上げから振り返り色々合ったねと回顧。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓

さて、本日のテーマは「苦労を知っているからこそ、応援したくなる。」です。早速書いていきたいと思います。

何事も楽なことはない。

あなたは、クラウドファンディングって知っていますか?

こう尋ねると「知っています、聞いたことあります」と答える人も多いのではないでしょうか?

では、こう尋ねるとどうでしょうか?

「あなたはクラウドファンディングをしたことがありますか?」

おそらく先程のYESと答えた人よりも少なくなると思います。

でも、です。

10年前に最初の質問をした際には、ほとんどの人が「クラウドファンディングって何?」という状況だったのではないでしょうか?

そういう意味では、クラウドファンディングという言葉が市民権を得てきたように思います。

グランドファンディング

私は今からちょうど10年前にクラウドファンディングに仲間たちと一緒に挑戦をしたことがあります。

その当時、クラウドファンディングという概念が日本で出始めプラットフォームが3つくらいしかなかった時代です。

そんな時に、クラウドファンディングを説明すると返ってきた言葉は、「なんかよく分からない・危ない感じがする・騙されるのではないか」というネガティブな印象が多かったように思います。

実際、私たちのプロジェクトをスタートさせても、クラウド経由でネットを通じて見ず知らずの人から応援されるということはありませんでした。

そのため、目標金額100万円に対して、10万円しか集まっていない時期が長くありました。

けれど、それでも目標金額を最終的には達成しました。

どうやって達成したと思いますか?

グランドファンディング

結局、私たちが取った行動は、地道な営業活動でした。

1件ずつ法人や個人を回り、プロジェクト内容を説明して賛同頂いて応援して頂けるといことになったら、インターネットのクラウドファンディングサイトへお金を支払ってもらう。

これをひたすら繰り返していきました。

最終的には150人弱の方から応援を頂くことができました。

「クラウドではなく」「グランド」ファンディング。

これが私が当時感じたクラウドファンディングへの感覚でしたし、何よりめちゃめちゃ苦労しました。

普通にお金を頂くほうが簡単なんじゃないかと思うくらい説明も必要でした。

が、それ以来、私にある変化が起きます。

クラウドファンディングをしている人を応援したくなる。

ここ2-3年で私の周りの方たちもクラウドファンディングに挑戦される姿をよく見かけるようになりました。

そんな時に決めていることがあります。

それは「必ず応援する」ということです。

もちろん、大きな額ということはなかなか難しいのですが、少額でもリターンを購入するようにしています。

それは、やったからこそ分かる「お金よりも応援者がいてくれることの嬉しさ、安心感」があるからです。

そして、なかなか思うようにお金が集まらない時の焦燥感もわかります。

そんな動きはどうやら、私だけではないように思います。

どういうことかと言いますと、クラウドファンディングに挑戦する人が増えるにつれ、挑戦者の気持ちが分かる人が増える。

この連鎖で、チャレンジする人を応援し合うという基盤が長い年月をかけて緩やかにでも、着実に素地ができてきているのではないかと考えています。

こういった支援の輪が広がっていくことで、ちょっとしたことでもチャレンジができやすい世の中に変わっていくことを願っています。

私たちが糸島よかとこラボでやっている学生との取り組みIQOLでも、一般社会に属さないけれど、やりたいことをやっていきたい学生のサポートができたらなと思っています。

あなたも苦労を知っているからこそ、同じような境遇にいるひとを応援したくなったりしませんか?

・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!

まとめ

・10年前に比べクラウドファンディングという言葉が市民権を得てきた。
・クラウドファンディングは、決して楽ではなくむしろ苦労が多かった。
・クラウドファンディングをやった事がある人は、やろうとする人を応援するという人が増えてきているのでは?
・チャレンジする人を応援し合うという基盤が長い年月をかけて緩やかにできることに意義がある。

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