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数式の意味を越えた時に腹落ちできる。

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

ほぼ毎日noteを書き続けて、今日で759日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,241日。

今日は第三土曜日ということでEATビジネス予備校の開催日。コロナが蔓延してから、はじめて座席を島形式にして開催することができました。会話が弾んで良い感じ。
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さて、本日のテーマは「数式の意味を越えた時に腹落ちできる。」です。早速書いていきたいと思います。

アルファベットで表されるもの

日本語にすると長い名称のものを、よくアルファベット=英語として表記することって結構あるように思います。

例えば、経営分析の世界だけでも、ROE、PER、PBRなど、数え切れないくらいの略称があります。

そして、その言葉からある程度意味を推察することができます。

ROE=Return On Equity、ということで、自己資本を用いてどれだけ利益生み出したか、という指標ですね。

同じ様に、PER=Price Earnings Ratio、ということで利益と価格の割合、つまり一株あたり利益の何倍の株価になっているのか、ということを表します。

こんな感じで、数式の意味をアルファベットから紐解いていくことで、何となくは理解が進むと思います。

でも、これを本当に理解したということになるのでしょうか?

本当に理解するには、日本語でどれだけ簡単に伝えられるか?

本当に理解しているかどうかのバロメーターは、日本語でどれだけ簡単に物事を伝えられるか、ということに表れると私は考えています。

先程の、PERは数式で表すと、

PER = 株価 ÷ 一株あたり当期純利益  です。

確かに、この数式のことと答えると、間違ってはいません。

でも、これで何も分からない人に教えても、計算はできてもそれが何を表すのかはピンと来ないことでしょう。

一方で、数式ではなく、言葉で説明するとどうなるでしょう。

PERを説明するための、超直感的意訳として、会社買収の話に例えてみます。

あなたが自分で事業を起こして、一生懸命軌道に乗せて年間で1,000万円の利益を生み出すことができる事業に育てることができたとします。

その事業を私が売ってほしいと懇願した時、あなたはいくらで売りますか?

この時の答えが、
1億円と答えたとしたら、これでPER=10倍という風になります。

詳しい説明は一旦、省略しますが、要するに、身近な出来事に置き換えて説明できると、数式を単に覚えているのではなく、数式を使いこなすという腹落ちレベルで習得できていると言えるのではないでしょうか?

経営の話ではなくても、例えば、中学数学。

y = ax + b

これをxとyについて解くだけなら計算で済みます。

ですが、これの意味が比例関数ということを捉えていたら、絵が描けます。

逆に比例関数が書けるだけで、数式を解くことさえなく、答えを求めることもできるでしょう。

数式でしか理解できていないことは、決して本当に理解している状態ではない。

数式はあくまで抽象的に表されているもの。それを、一旦、具体的な事象にアウトプットして、再度抽象化の定義づけを自分で行う。

そうやって始めて、本当に腹落ちして自分のものとなったと言えるように思います。

・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)

明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!

まとめ

数式の意味をアルファベットから紐解いていくことで、何となくは理解が進む。
本当に理解しているかどうかのバロメーターは、日本語でどれだけ簡単に物事を伝えられるか。
数式でしか理解できていないことは、決して本当に理解している状態ではない。

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