ノーザンオカヤマのカルチャー発信基地。田町文化STOREとは?
こんにちは。ノーザンオカヤマ勝手に応援団、衆楽舎のPR担当Haruです。1月の寒波では、ノーザンオカヤマも大雪に見舞われましたが、春はもうすぐ。昨年から衆楽舎でもいろいろな計画が進んでおり、もうすぐ素敵なニュースをお届けできそうです。その前に、今回は、衆楽舎の本拠地である津山市より、週末のお出かけにぜひお立ち寄りいただきたい「田町文化STORE」のご紹介をいたします!
田町文化STOREとは?
「文化をつくろう!」という思いから
ノーザンオカヤマの中心都市、津山市の田町地区にある「田町文化STORE」は、われわれ衆楽舎のメンバーでもある嶋尾がオーナーの複合ビル。「文化をつくろう!」という嶋尾の熱い思いからスタートしました。
音楽、モノづくり、デザイン好きの嶋尾だからこその感性で作り上げられた空間は、いろんな場所から集まったヴィンテージ品、嶋尾の手作りのもの、アート作品など、いろいろなモノが幾層にも重なり独特の個性を放っています。長い歴史を受け継いで今に繋いでいる「津山の街」とも重なるものを感じます。
2015年のオープン当初はギャラリーのみでしたが、多くの人に足を運んでいただけるようにと2Fのカフェスペースを充実させてきたそうです。カフェと同じ階には、人気のレコード屋さん「音虫レコード」やデザイン会社も入居しており、個性豊かな魅力を持つカルチャー発信基地です。2022年6月より衆楽舎がプロデュースを手掛けています。
歴史ある津山城下のビルを再利用
ちなみに、「田町」と名が付いているのは、津山城下町内の田町という地区にあるから。田町は、江戸時代を通して武士の屋敷が建ち並ぶ武家地で、今でも立派な武家屋敷がいくつか現存しています。その一角にある昭和の古いビルを再利用した田町文化STOREの屋上からは、津山城址の立派な石垣を見上げることができます。
個性をつなぎ、循環できるカルチャー発信基地に
衆楽舎のボス北川に、プロデュースに対する思いを語ってもらいました。ボス自身、長年アパレル会社を経営していた経験があり、カルチャーに造詣が深く、人が集まる場をたくさん作ってきた人です。
Q)田町文化STOREはどのような存在にしていきたい?
「田町文化STOREは衆楽舎の基地かな。"岡山県北の勝手に応援団"として、文化の観点で魅力的なエリアであることを伝えていきたい、というのがそもそもの発端で活動している衆楽舎なので、その拠点と捉えています。何より自分たちでも文化的な発信ができる拠点に。」
「オーナーであり、衆楽舎メンバーでもある嶋尾の感性がベースとなる世界観が、ある意味「津山らしいのかな?」と思い、そこを保ちながら、新たな展開をチャレンジしています。カフェ部、音楽部、ギャラリー部など、それぞれの個性をつないで、循環できるような空間にしていきたい。」
「カフェとレコード屋が連動したイベントや、地元のお店や人たちとコラボしたイベントなど、文化と地域がゆるくつながるような面白いイベントを企画していきたいと思っています。」
レコード屋もカフェもある趣味のいい空間
昨年6月にリニューアルオープンした2Fのカフェは、土日月を基本営業日とし、
体に優しく、見た目もこだわったランチやカフェメニューを提供しています。月2回程度、金曜に夜カフェを実施する日もあり、衆楽舎メンバーをはじめ、DJたちが心地良い音楽をゆるーくかけています。
前回「ノーザンオカヤマのオモシロ人 vol.6」に登場いただいた黒木さんはそのカフェの管理人。神戸と津山を行ったり来たりしながら2拠点生活をされています。黒木さんにも田町文化STOREの魅力を聞いてみました。
黒木さんについてはこちらの記事をご参照↓↓
Q)黒木さんから見た田町文化STOREの魅力は何ですか?
「古きよきもの、が、今にじわっと馴染んでいる。だからこその居心地のよさ。好きに過ごしてねと放っておいてくれるんだけど、ふと気づきや救いをくれる空間だと思います。」
「恥ずかしながら2年前まで文化ストアの存在を知らず、ふと立ち寄ってみたら・・・え!レコード屋さんある!古着屋さんある!カフェある!しかも全部趣味がいい!音虫レコードさんでジギー・スターダストのLPを買い、ジェリコさんでジャックパーセルを買い、カフェでコーヒー飲んでソニア・リキエルの本を読み、「 津山ぶち素敵じゃが!」と。そんな素敵な場所をもっと多くの人に味わってもらいたいという訳で、ご縁あって6月から管理人として運営に携わらせてさせていただいています。」
「居心地いい、つい来てしまった、という場所、ノーザンオカヤマのカルチャー交信基地、ハブ的存在になって欲しいと思っています。いろんな趣味のある人に来て欲しい、そして違った趣味の人に出会って欲しいし、新たに好きなものを増やして欲しいです。」
注)以前1Fに入居していた古着屋「ジェリコ」さんは、路面店に移転されました。
カフェは地元食材を使った体に優しいランチを
Q)カフェにはどんなメニューがありますか?
[黒木さん]
「ランチ&カフェタイムを新たなお客様にも楽しんでもらえるようにと、地元の新鮮な野菜や素材で、手作りランチ・手作りスイーツのメニューをさらに充実すべく、オープン以来のスタッフ達と一緒に取り組んでいます。」
「スタッフのキャラクターも各々個性的ながらチームワークがとても良く、新しいチャレンジを楽しんでくれていて、ここの"住人"も文化ストアの魅力の一つです。
現在、カフェは土日月を基本に営業しています。金曜は夜カフェもゆるっと開催したり。」
Q)夜カフェはどんな感じですか?
[黒木さん]
「8月から金曜夜の‟夜カフェ“営業もゆるっと始めました。レコード掛けて聴いて楽しめる夜、もじわじわ定着させていきたいと思っています。」
地元の魅力を発信するイベントを開催
ボス北川のコメントにもあったように、ノーザンオカヤマのカルチャー発信基地として、イベントの開催にも力を入れています。音楽・フード・アートなどなど、ジャンルを超えて、意外な組合せや出会いが、どんどん人の繋がりを作っていく、そして継続し根付いていく、そんなことを目指しています。
これまで開催してきたイベントをいくつかご紹介しましょう!
<DJ・LIVEイベント>
東京・岡山・米子などからDJが駆けつけたり、県外のアーティストのLIVEを開催したりと、いい盛り上がりを見せています。新たな交流も色々あり、次なる企画が繋がっていきそうです。
<軒下夜市・軒下アペロ>
1Fの軒下スペースでは、ご近所のみなさんにふらりと立ち寄って楽しんでいただけるような企画を開催しました。
昨年9月には、勝北町(津山市)で野菜やハーブを作っている奥林屋さんが出張に来て、ちょっと変わった野菜とハーブを販売してくださいました。丁寧に作られたお野菜を、古新聞で美しくくるんで・・・とっても粋な暮らし提案。奥林屋さんのこだわりの野菜がここで買えるなんて嬉しいですよね。
そして、10月には徳守神社まつりに合わせて、ご近所にある人気レストラン「ビストロCACASHI」さんが中心となって軒下アペロを開催してくれました。
CACASHIさんの自然派ワイン、山本さんのスペシャリティコーヒー、奥林屋さんの新鮮なお野菜が揃い、とてもおしゃれな雰囲気に。目の前を通るだんじりを見物しながらのアペリティフとはなんて贅沢時間なんでしょう。
<アートイベント>
11月には、2024年に開催されると発表された国際芸術祭「森の芸術祭」と連動したイベントを開催。アーティスト・イン・レジデンスで美作や津山に滞在していたイタリア人アーティスト、GIACOMO ZAGANELLI(ジャコモ・ザガネッリ)さんと SILVIA PIANTINI(シルビア・ピアンティーニ)さんによる POP UP EXHIBITIONを1Fギャラリーで開催しました。オープニングパーティを2Fカフェで行い、アート好きな皆さまとアーティストとが交流する素敵な一夜となりました。
その他、ノッティング織のワークショップやナチュラルハーブ農家さんとのハーブコラボランチなども。ぜひ、週末のランチや金曜夜カフェに訪れてくださいね!
衆楽舎について
衆楽舎おすすめ情報は衆楽舎インスタにアップしています。もうすぐ東京でのお知らせもありそうですよ。楽しみにしていてくださいねー!
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衆楽舎のPR担当、Haruでした。