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大学でラクロスを始めた理由

突然ですが皆さんラクロスというスポーツを知っていますか?

日本ではマイナーで知らない方も多いと思います。

 超簡単に説明すると、クロスという棒を使ってゴールにボールを入れるスポーツです。アメリカで最も流行っています。時間がある方はぜひ一度調べてみてください。

 僕は小学校一年生からずっとサッカーをしていたのですが、高校で本気のサッカーには区切りをつけ、大学ではサークルで楽しくやってればいいかなと思ってました。

でもやっぱり何かに本気で取り組んでみたかった。

その時出会ったのがラクロスでした。

 ラクロスはいわゆるカレッジスポーツで日本では大学で始める人が多いです。また、様々なスポーツ経験者がいます。中には甲子園に出た元高校球児やインターハイ経験者なども数多くいます。

 僕が入部したきっかけを思い返してみると、ラクロス部の広告紙を見て、動画で検索して、かっこいいな、って思ったのがきっかけです。あとはプレーが自由でサッカーに似てるなーって思ったような気がします。日本代表も目指せる!っていうのに最も惹かれましたね。

 初めてクロスに触った時は新鮮な感覚でした。道具を用いてスポーツをしてこなかったので。最初はボールをキャッチすることより投げることの方が難しかった記憶があります。

そこから正式に入部して本格的にラクロスを練習するようになりました。

 入部したての頃は朝起きるのが大変でした。毎日朝5:30に起きて朝食を食べて満員電車に揺られて学校に向かう。正直苦痛でしかなかったです。クロスをバックの脇にさして持ち運ぶのですが、周りの人からすれば邪魔者でしかないです。今でも邪魔者扱いされてます笑。

田舎出身の自分は満員電車という空間も初体験だったのでこの朝の一連の流れは慣れるまでに時間がかかりました。

でもいざ練習が始まるとそんな苦痛忘れていました。

ラクロスの魅力にのめり込んでしまったのです。

 始めたての頃はやればやった分だけ自分の成長が感じられました。昨日の自分より上手くなっている実感を感じながら練習していました。昨日できなかったことが今日できてる。快感でしかなかったです。授業のあきコマではひたすら練習をしてました。

 でもその時から、ある程度上手くなったら成長速度も落ちてしまうことやラクロスというスポーツが楽しくない時期が訪れてしまうということをある程度予測はしていました。自分がしていたスポーツであるサッカーからの経験を踏まえた予測です。

その予想通り、案の定、そういう時期が来るんです。やってて楽しくない。上手くなってる実感がない。サボりたいって。

でもこの時期に対する乗り越え方がラクロスの醍醐味だと思うんです。

 今までサッカーを12年間やってきてその経験を振り返った反省がこのラクロスというスポーツに生かされるんです。

 例えば、最初から利き手だけじゃなく逆手も練習しようとか、視野の確保のために首振りを意識しようとか、相手のマークを剥がす時の動きはラクロスでも生きるなとか、サッカーでの経験や知識がラクロスで生きるんです。

 これはおそらくサッカーだけでなく他のスポーツも同様です。野球であれば力の伝え方、重心の移動。バスケであれば守備のサイドステップ、ドライブの初速など。

ラクロスはあらゆるスポーツの動きを取り入れることのできるスポーツなんだと感じました。

その中でいろんなスポーツ経験者が自分の反省や経験を共有し合って、選手が自ら答えを出そうとするスポーツがラクロスなんです。

こだわり始めたら終わりの見えないスポーツだと感じます。

 僕はこのラクロスというスポーツで自分がどこまで通用するのか試してみたいのです。まだ初めて1年足らずですが、何度も挫折しています。

しかし常に、自分に何が足りないのか、それを身につけるためには何を練習すれば良いのか、練習の中でどこに重点を置けばいいのかなど試行錯誤を繰り返し一歩ずつ成長していきます。

幸いにもプレー環境、練習時間、練習仲間は充実しています。

僕はラクロスで自分の可能性の限界まで突き詰めて、どのステージまで登り詰めることができるのか試してみたいのです。そしてここまでやったらこの段階までこれるという体験をしてみたいです。

大きな夢を持ってこの大学4年間を過ごします。

まだ何にも所属していない大学1年生の皆さんにはラクロス部に入部することを強くお勧めします。最高の大学生活になること間違いなしです。





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