米国株投資ノート

健康で豊かな生活を送れるようにと米国投資を開始。米国投資をやる中で身に着けたお作法や銘…

米国株投資ノート

健康で豊かな生活を送れるようにと米国投資を開始。米国投資をやる中で身に着けたお作法や銘柄についての記事を書きます。保有銘柄、定点観測対象銘柄の決算情報について載せていきます。

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  • 米国市場 週報

    米国市場の動きを週一でまとめて更新しています。

最近の記事

米国市場:7/15週の振返りと24年7/22週の予定

市場概況 先週のS&P500指数は、5,505.00と前週比-1.97%で終了しました。NASDAQは17,726.94と前週比-3.65%で終了しました。  先週の株価は、週初めには上昇しましたが、最終的には前週比マイナスで終了しています。先週のレポートで買われすぎの状態である旨を指摘していますが、これまでの企業の決算発表の結果から、期待値以上の結果とはなっていないこともあり、相場が夏休みに入ったものと考えています。この結果、暫くの間相場は調整するものと見ています。S&P5

    • ドル円相場の動きと米国投資

       米国投資を行う上で、ドル円相場の動向は非常に気になるところです。連日のニュースで「1ドル160円」といった報道があると、円をドルに換えて投資した場合の為替差損リスクを懸念してしまいます。実際に、年単位で見ると年間20円近くも大きく変動する年もあり、短期で円ドルの変換を行うと損失につながる可能性があります。  しかし、3年、5年といった長期的な視点で見ると、為替相場の変動はそれほど大きな影響を与えないと考えています。1973年の変動相場制移行以降の長期的なドル円相場の動きを

      • 米国市場:7/8週の振返りと24年7/15週の予定

        市場概況 先週のS&P500指数は、5,615.35と前週比+0.87%で終了しました。NASDAQは18,398.45と前週比+0.25%で終了しました。  先週の株価は、パウエルFRB議長が議会証言で利下げに前向きな姿勢を示したことや、11日(木)の6月消費者物価指数(CPI)で前月比‐0.1%となりインフレの進展が確認されたことで、株価が上昇しました。また、同日には、いくつかの大型ハイテク株が下げ、その他の銘柄が上昇したことで、市場のローテーションが始まったのかと話題に

        • 米国株式市場を長期で考えてみる

           米国株を長期に考えた時に年率平均約9%ぐらいのパフォーマンスを出しています。単純計算で考えると、8年ほど米国株をそのまま保持していれば資産が2倍に増える計算となります。ただ、年平均ですので、年によってはマイナスとなる年もあります。直近5年を振り返ると、2020年+16.3%、2021年+26.9%、2022年‐19.8%、2023年+24%となっています。  この伸びは永遠に続くのでしょうか。さらに長期的にみると、米国市場も過去に何度も大きな下落を経験しています。しかし、そ

        米国市場:7/15週の振返りと24年7/22週の予定

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        • 米国市場 週報
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        記事

          米国市場:7/1週の振返りと24年7/8週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,567.19と前週比+1.95%で終了しました。NASDAQは18,352.76と前週比+3.50%で終了しました。  新しい四半期の始まりとして先週は、市場全体にとっても概ね好調なスタートとなりました。S&P500指数とNASDAQが上昇する一方、ダウ、ラッセル2000は大きく遅れをとった形となっています。S&P500指数とNASDAQの上昇が示すことは、先週ISMから発表された6月のPMI報告は、株式市場にとって「悪いニュースは良い

          米国市場:7/1週の振返りと24年7/8週の予定

          米国市場:6/24週の振返りと24年7/1週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,460.48と前週比-0.08%で終了しました。NASDAQは17,732.60と前週比+0.24%で終了しました。  先週の株価は、S&P 500がほぼ横ばいで終了しましたが、第2四半期を振り返ると、S&P500は+3.92%とNasdaq指数は+8.26%それぞれ大きく伸びています。年初来で比較すると、NasdaQが18%以上の上昇で大きくリードして伸びており、S&P 500が年初来14.5%の上昇でそれに続いています。今年は大統領

          米国市場:6/24週の振返りと24年7/1週の予定

          米国市場:6/17週の振返りと24年6/24週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,464.62と前週比+0.61%で終了しました。NASDAQは17,689.36と前週比ほぼ変わらずで終了しました。  先週の株価は、今週は4つの主要株式市場指数がすべて上昇しましたが、Dowがリードし、S&P 500、Russell 2000、そしてNasdaq Compositeが続くという、若干の変化が見られました。これは、Nvidia (NVDA)、Qualcomm (QCOM)、Apple (AAPL)など、Nasdaqに大き

          米国市場:6/17週の振返りと24年6/24週の予定

          米国市場:6/10週の振返りと24年6/17週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,431.60と前週比+1.58%で終了しました。NASDAQは17,688.88と前週比+3.24%で終了しました。  先週の株価は、金曜日に市場が失速しましたが、S&P500とNASDAQの両方の指数が何度か過去最高値を更新し、市場にとって好調な週となりました。インフレ状況の改善を示すCPIの結果により大きく伸び、FRBの最新経済見通しの慎重な姿勢と今年の利下げ回数を1回に減らすという発表をあまり市場は気にしていないようでした。また

          米国市場:6/10週の振返りと24年6/17週の予定

          米国市場:6/3週の振返りと24年6/10週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,346.99と前週比+1.32%で終了しました。NASDAQは17,133.13と前週比+2.38%で終了しました。  先週の株価は、大きく上昇しました。この上昇は主にNvidia(NVDA)が先々週末の1,096.33から1,208.88へと大幅な上昇を見せただけでなく、Apple (AAPL)、Microsoft (MSFT)、Alphabet (GOOGL)、Amazon (AMZN) の上昇も大きく影響しています。これら5銘柄は

          米国市場:6/3週の振返りと24年6/10週の予定

          米国市場:5/27週の振返りと24年6/3週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,277.51と前週比-0.51%で終了しました。NASDAQは16,735.02と前週比-1.10%%で終了しました。  先週の株価は、取引日は少なく、金曜日は引けにかけて急騰しましたが、主要4指数は全て前週比でマイナスで引けました。5月30日(木)に発表された企業の決算は残念な結果となった企業もあり、翌日31日(金)の寄り付きは下げて寄り付きましたが、大引けにかけて急騰し、陽線を描いて引けています。この結果、先週一週間は若干スピード調

          米国市場:5/27週の振返りと24年6/3週の予定

          米国市場:5/20週の振返りと24年5/27週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,304.72と前週比+0.03%で終了しました。NASDAQは16,920.79と前週比+1.41%で終了しました。  先週は、Nvidia(NVDA)の決算一色の週だったと考えても良いと思います。FRB高官やFOMCの議事録要旨が発表されていますが、いまのシナリオ(AI相場であり、金利水準は保たれたまま推移する)に大きな変更はありませんでした。  これらのストーリーはそれぞれの株価指数の動きからも明らかだと思います。S&P500とNA

          米国市場:5/20週の振返りと24年5/27週の予定

          米国市場:5/13週の振返りと24年5/20週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,303.27と前週比+1.54で終了しました。NASDAQは16,685.97と前週比+2.11%で終了しました。  先週の株価は、5月17日(金)はまちまちの動きで週を終えましたが、週全体で見ると主要4指数すべてが上昇し、四半期累計でプラス圏に浮上しました。S&P500指数、NASDAQ指数ともに史上最高値を更新し、ラリーを展開中とみています。  5月15日(水)の4月CPI発表後、週前半の市場の上昇は、16日(木)のFRB高官の慎重

          米国市場:5/13週の振返りと24年5/20週の予定

          米国市場:5/6週の振返りと24年5/13週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,222.68と前週比+1.85%で終了しました。NASDAQは15,011.35と前週比+1.14%で終了しました。  先週の株価は、新しい経済指標はほとんど発表されませんでしたが、FRB関係者の発言が相次ぎ、四半期決算発表が続く中、株式市場は緩やかに上昇し、買われ過ぎの領域に入っています。金曜日に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数(速報)が予想を大きく下回り、1年期待インフレ率速報値は3.5%と高い結果になったにもかかわらず、CM

          米国市場:5/6週の振返りと24年5/13週の予定

          米国市場:4/29週の振返りと24年5/6週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,127.79と前週比+0.55%で終了しました。NASDAQは16,156.33と前週比+1.43%で終了しました。 ・パウエル議長の声明、4月雇用統計、アップル決算などが市場を動かす  先週は4月の月末と5月の月初の週でした。4月はS&P500は-3.97%、NASDAQは-4.51%とさげており、今年の上昇分をほぼ帳消しするような形となりました。5月も不安定なスタートとなり、パウエル議長の水曜午後の声明後、市場は大きく上昇しまし

          米国市場:4/29週の振返りと24年5/6週の予定

          米国市場:4/22週の振返りと24年4/29週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,099.96と前週比+2.67%で終了しました。NASDAQは15,927.90と前週比+4.23%で終了しました。  先週の株式市場は、ジェットコースターのような動きを見せていましたが、金曜日の終値は先週末を上回って終了しました。しかし、先月末の終値からは、S&P500指数、NASDAQともに下回ったままでおります。4月の残り営業日数は2日のみとなりますので、今月は下落して終わる可能性が高いです。ただ、4月4日頃から続いていた下降線か

          米国市場:4/22週の振返りと24年4/29週の予定

          米国市場:4/15週の振返りと24年4/22週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、4,967.23と前週比-3.05%で終了しました。NASDAQは15,282.01と前週比-5.52%で終了しました。 ・主要株価指数が下落、中東の地政学リスクを懸念  先週の株価は、複数の要因が重なり、S&P500種指数やナスダック総合指数が複数日にわたって下落しました。4月に入ってから市場は軟調となっており、19日時点でS&P500は前月末比-5.27%、NASDAQは-6.8%となっています。これは、中東の地政学リスクが大きく取

          米国市場:4/15週の振返りと24年4/22週の予定