米国株投資ノート

健康で豊かな生活を送れるようにと米国投資を開始。米国投資をやる中で身に着けたお作法や銘…

米国株投資ノート

健康で豊かな生活を送れるようにと米国投資を開始。米国投資をやる中で身に着けたお作法や銘柄についての記事を書きます。保有銘柄、定点観測対象銘柄の決算情報について載せていきます。

マガジン

  • 米国市場 週報

    米国市場の動きを週一でまとめて更新しています。

最近の記事

米国市場:24年9/9週の振返りと9/16週の予定

市場概況 先週のS&P500指数は、5,626.02と前週比+4.02%で終了しました。NASDAQは17,683.98と前週比+5.95%で終了しました。  先週の株価は、投資家会議でのジェンスンの発言を受けてNvidia(NVDA)が8%上昇するなどその他の人気銘柄が反発し、市場全体が持ち直しました。S&P 500が今週約4%上昇し、ナスダック総合指数が約6%上昇し、先々週の下落のすべてを取り戻すまでとはいきませんでしたが、ほとんど取り戻すことができました。  S&P50

    • 米国市場:24年9/2週の振返りと9/9週の予定

      市場概況 先週のS&P500指数は、5,408.42と前週比-4.25%で終了しました。NASDAQは16,690.83と前週比-5.77%で終了しました。  先週の株価は、S&P500とNASDAQが大きく下落し、市場にとって厳しい週だったとおもいます。NASDAQは100日移動平均線を下回り、次のサポートレベルは200日移動平均線付近の16,277となります。S&P 500は50日移動平均線を割り込みましたが、100日移動平均線付近の5379を上回ることができました。次の

      • 米国市場:8/30週の振返りと24年9/2週の予定

        市場概況 先週のS&P500指数は、5,648.40と前週比+0.24%で終了しました。NASDAQは17,713.62と前週比-0.92%で終了しました。  先週の株式相場は8月末日で閉じる形となりました。今年は既に8か月が過ぎ、残り4か月となりました。8月は市場にとって非常に波乱の月であったと言えます。しかし、S&P500指数は2.28%の上昇を示し、NASDAQが7月からほぼ横ばいとなりました。このため8月の結果だけを見ると、相場は落ち着いて伸びているように見えますが、

        • 米国市場:8/12週の振返りと24年8/19週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,554.25と前週比+3.93%で終了しました。NASDAQは15,011.35と前週比+5.29%で終了しました。  先週の株式市場は先々週の大きな市場変動から立ち直り、今週は1桁台前半の上昇となりました。この回復は7月の上下幅が大きかったため、6月末の株価と比較するとよりわかりやすく、S&P500は約1%の上昇となり、Nasdaqは約-0.5%となっています。ボラティリティ指数(VIX)が10台半ばに戻り、CNN Fear&Gree

        米国市場:24年9/9週の振返りと9/16週の予定

        マガジン

        • 米国市場 週報
          93本

        記事

          米国市場:8/5週の振返りと24年8/12週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,344.16と前週比-0.04%で終了しました。NASDAQは16,745.30と前週比-0.18%で終了しました。  先週の始めは市場にとって厳しいスタートとなりました。東京マーケットの混乱によって、円が急騰し円のキャリートレードを行っていた投資家も大きく傷ついたと思います。VIXは急上昇し、投資家は不安と恐怖に陥りました。しかし、S&P500とNASDAQは売られ過ぎの水準から反発し、週を終えた時点では小幅な下落にとどまりました。指

          米国市場:8/5週の振返りと24年8/12週の予定

          日柄と値幅

          8月に入ってから米国市場は大きく下落しています。S&P500指数は、高値から約8%の下落となっており、短期的な調整幅としては十分な値幅が出てきていると考えられます。しかし、このまますぐに相場が反転し上がっていくとは考えにくいと思っています。7月中旬から調整局面に入ってすぐに大きく下げてきたため、そろそろ買い場だとして出動したいのですが、まだ時期尚早と抑えています。 調整局面から相場が立ち直るためには、2つの要素が必要です。 1つ目は値幅です。短期的な調整であれば、高値から

          米国市場:7/29週の振返りと24年8/5週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,346.56と前週比-2.06%で終了しました。NASDAQは16,776.16と前週比-3.35%で終了しました。  先週の株価の動きは大きく動いた週になりました。7月末は大きく上昇し締めくくることができましたが、8月に入ると全てが売り一色になりました。新しい月の最初の2日間はひどく、少なくとも全体的に4%以上の下落となりました。7月中旬より相場が夏休みに入ったような様相を見せていましたが、先週の動きそして、相場の不安要素に対してある

          米国市場:7/29週の振返りと24年8/5週の予定

          不透明な市場環境で冷静さを取り戻すために

          「休むも相場」という言葉があります。これは、相場の先行きが不透明な場合や、形勢が不利なときに、保有ポジションを手仕舞い、次の好機が来るまで様子見をすることを意味します。(大和証券HPより) 現在のアメリカ市場は、まさにこの言葉が当てはまる状況と言えるでしょう。夏休み相場の中でダラダラと下落する展開が続いており、様々なテーマに不透明感が漂っています。 第一に、AI相場を牽引してきたNVIDIAをはじめとする半導体株が7月に入り勢いを失っています。AI相場の持続可能性は、Mi

          不透明な市場環境で冷静さを取り戻すために

          米国市場:7/22週の振返りと24年7/29週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,459.10と前週比-0.83%で終了しました。NASDAQは17,357.88と前週比-2.08%で終了しました。  先週の株価は、株式市場にとって再び厳しい週となりました。特にS&P500とNASDAQは大型ハイテク株の圧力により、下落しました。金曜日の上昇により、S&P500指数は50日移動平均線のテストに成功したように見えますが、下落基調がこれで終了したと考えるにはまだ早いでしょう。今週は、先週よりも様々な発表があるため、忙しい

          米国市場:7/22週の振返りと24年7/29週の予定

          株式相場のリズムを読み解く

           株式相場にはリズムがあります。ひとたび株価が上昇し始め数日間持続すると、その勢いが永遠に続くような錯覚に陥り、下落が始まると底が見えない不安に駆られます。しかし、バブルやリセッションのような極端な変動は稀であり、相場は一定のリズムで動いています。  例えば、AIブームが起きている米国市場ですが、現在のS&P500のPERを見ると21倍と平時の16倍~21倍よりも若干高い状況です。ドットコムバブルバブルと呼ばれた1990年代のPERは1999年、2000年で25倍、ピーク時

          株式相場のリズムを読み解く

          米国市場:7/15週の振返りと24年7/22週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,505.00と前週比-1.97%で終了しました。NASDAQは17,726.94と前週比-3.65%で終了しました。  先週の株価は、週初めには上昇しましたが、最終的には前週比マイナスで終了しています。先週のレポートで買われすぎの状態である旨を指摘していますが、これまでの企業の決算発表の結果から、期待値以上の結果とはなっていないこともあり、相場が夏休みに入ったものと考えています。この結果、暫くの間相場は調整するものと見ています。S&P5

          米国市場:7/15週の振返りと24年7/22週の予定

          ドル円相場の動きと米国投資

           米国投資を行う上で、ドル円相場の動向は非常に気になるところです。連日のニュースで「1ドル160円」といった報道があると、円をドルに換えて投資した場合の為替差損リスクを懸念してしまいます。実際に、年単位で見ると年間20円近くも大きく変動する年もあり、短期で円ドルの変換を行うと損失につながる可能性があります。  しかし、3年、5年といった長期的な視点で見ると、為替相場の変動はそれほど大きな影響を与えないと考えています。1973年の変動相場制移行以降の長期的なドル円相場の動きを

          ドル円相場の動きと米国投資

          米国市場:7/8週の振返りと24年7/15週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,615.35と前週比+0.87%で終了しました。NASDAQは18,398.45と前週比+0.25%で終了しました。  先週の株価は、パウエルFRB議長が議会証言で利下げに前向きな姿勢を示したことや、11日(木)の6月消費者物価指数(CPI)で前月比‐0.1%となりインフレの進展が確認されたことで、株価が上昇しました。また、同日には、いくつかの大型ハイテク株が下げ、その他の銘柄が上昇したことで、市場のローテーションが始まったのかと話題に

          米国市場:7/8週の振返りと24年7/15週の予定

          米国株式市場を長期で考えてみる

           米国株を長期に考えた時に年率平均約9%ぐらいのパフォーマンスを出しています。単純計算で考えると、8年ほど米国株をそのまま保持していれば資産が2倍に増える計算となります。ただ、年平均ですので、年によってはマイナスとなる年もあります。直近5年を振り返ると、2020年+16.3%、2021年+26.9%、2022年‐19.8%、2023年+24%となっています。  この伸びは永遠に続くのでしょうか。さらに長期的にみると、米国市場も過去に何度も大きな下落を経験しています。しかし、そ

          米国株式市場を長期で考えてみる

          米国市場:7/1週の振返りと24年7/8週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,567.19と前週比+1.95%で終了しました。NASDAQは18,352.76と前週比+3.50%で終了しました。  新しい四半期の始まりとして先週は、市場全体にとっても概ね好調なスタートとなりました。S&P500指数とNASDAQが上昇する一方、ダウ、ラッセル2000は大きく遅れをとった形となっています。S&P500指数とNASDAQの上昇が示すことは、先週ISMから発表された6月のPMI報告は、株式市場にとって「悪いニュースは良い

          米国市場:7/1週の振返りと24年7/8週の予定

          米国市場:6/24週の振返りと24年7/1週の予定

          市場概況 先週のS&P500指数は、5,460.48と前週比-0.08%で終了しました。NASDAQは17,732.60と前週比+0.24%で終了しました。  先週の株価は、S&P 500がほぼ横ばいで終了しましたが、第2四半期を振り返ると、S&P500は+3.92%とNasdaq指数は+8.26%それぞれ大きく伸びています。年初来で比較すると、NasdaQが18%以上の上昇で大きくリードして伸びており、S&P 500が年初来14.5%の上昇でそれに続いています。今年は大統領

          米国市場:6/24週の振返りと24年7/1週の予定