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インスピ読書〜自分らしさが見つかる読書〜

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本は読むのではなく、選ぶもの。 選べば、生まれ変わる。
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インスピ読書㉓好きだから、悔しかった。

おかげさまで『インスピ読書』というワードをGoogle検索かけると、トップページに表示されるようになりました。 僕は歯がゆかったのです。 読書のハードル高すぎる。と。 読書なんてそんなむずかしいことじゃない。 スマホのゲームのように、気軽に読めばいいのに。 最後まで読む必要もない。 何冊読んだかなんてどうでもいい。 内容の分析なんてしなくていい。 僕はいわゆる小説というジャンルにはうとく、自己啓発書やビジネス書を読みまくっていた時期がありました。 会話術やコミュニケ

日本語なのに、読めなかった本。

僕といえば、本の人。 というイメージがあるらしい。 僕は中高と、本を読んだことがない。(マンガ以外) 大学生で小説の面白さに気づいた。 読書好きな友人がいて家に遊びにいったとき、 これおもしろいよって、伊坂幸太郎を紹介された。 その友人をとても信頼しているので、 読んでみたら、むちゃくちゃおもしろくて。 そこからドはまりした。 **** それから社会人になって、僕が尊敬する人から 「人を動かす」と「原因と結果の法則」という本を 紹介されて読んでみた。 が・・

8/11 準備のいらない読書会

本の準備がいらない読書会、やります。 こんな人に向けています。 ー--- □話すのが苦手だけど、人と話したいと思う。 □ふだんあまり本を読まないけど、興味はある。 □2~3人で、おしゃべりする時間が好き。 □自分らしさをもっと見つけたい。 □ふつうの読書会に違和感を感じている。 □友達が少ないけど、あまり多いのも嫌だなと思う。 □僕らの時代(番組)が好き。 □会社以外と人と、触れ合ってみたい。 □コミュニティに属するのがニガテだ。 □一人でいる時間も好きだけど、たまには話し

インスピ読書㉒読書は味わうもの。

読書は、気持ちです。 読書の記憶に残るものは、気持ちです。 『こんなこと書いてあったな』というのは、暗記ではありません。 記憶のフックがかかるのです。 あんなときに、この本のこのフレーズに出会えた。 という感情と一緒に残るのです。 理解するのではなく、感じているのです。 たとえば、 面接に落ちて、『何がいけなかったんだろう、悔しい。』と涙を流した人が、本屋に行くと、出会った本がキッカケで立ち直ります。 なにもなかったときには、手に取らなかったような本です。

インスピ読書㉑本は読まない。本は感じる。

本は読むものではありません。 本は感じるものです。 本は感じるための道具です。 感じるためのキッカケを創るものです。 何冊読んだかは関係ありません。 今年は何冊読むという目標はいらないのです。 むしろ、僕は、何冊読むという目標は、がっかりします。 読むことをさらにむずかしくします。 それを周りも認識してしまいます。 それが読書を難しくしています。 読書って固いよねと思われる原因を作っています。 読書する人が少ないのは、読書しようとしている人がいるからです

インスピ読書⑳自分の価値は、読書で思い出すもの。

読書とは、自分の中に「ある」ものを 見つけることです。 読書で、自分の中で「ない」ものは、 埋まりません。 足りないと思うものは、 読書で埋まりません。 すでにあるものに気づくこと、 それが読書の役割です。 足りないものはありません。 ないものを見つける読書は、 しなくていいです。 ないものはないのです。 これからもずっとないです。 ないものを嘆くより、 あるものを見つけることです。 あるものとは、自分が当たり前にやっていることです。 こんなこと知っていて

インスピ読書⑲ 忘れていた感情や経験をアウトプットすることで、腹に落ちる。

インスピ読書とは、生きづらさを減らす読書です。 本を読むと、感情が生まれます。 生まれるというか、思い出されます。 そういえば、あんなことがあったなというシーンが突然浮かんできます。 その突然浮かんできた感情とシーンを、言葉にしていきます。 それが、インスピ読書の目的です。 知識をつけるために読むのではありません。 知識はもうついています。 今の世の中、知識は勝手に入ってきます。 入ってくる情報に違いは、ほとんどありません。 アタマの中で、知識がたまってい

インスピ読書⑱棚の奥にしまった自信を思い出すのが、読書だ。

本を読むことで、日常のわずかな違和感に気づいていきます。 読書が違和感センサーを磨いてくれるのです。 わずかな違和感に気づきやすくなります。 その気づいたわずかな違和感を、言葉にしやすくなっていきます。 わずかな違和感が言葉にできるようになってくると、 違和感が成仏していきます。 違和感が成仏してくるとどうなるか。 じぶんの感覚が、だんだん戻ってくるのです。 自分の感覚が戻ってくると、 自分の感覚を信用できるようになってきます。 自分の感覚を信用できるよう

インスピ読書⑰こころのかゆみは、読書でとりのぞく。

心のかゆみは、背中のかゆみと同じです。 背中がかゆいとき、 背中のどこがかゆいのか わからないときがあります。 しかもその肝心な、 かゆいであろうところに、 手が届かないと、苦しいです。 「ここがかゆいのかな?」と、 掻いてみたい場所にかぎって、 手が届かない悲しみを背負います。 心も背中と同じです。 心のかゆみも背中のかゆみと同じです。 かゆいけど、どこがかゆいのか わからないのです。 心のかゆみとは、違和感や不安です。 なんかヘンだな、 なんか不安だな、

インスピ読書⑯ 歌詞を読むと、心のかゆい場所に気づく。

音楽も読書です。 音楽には歌詞があります。 歌詞を読むことも読書です。 歌詞も言葉です。 歌詞にこめられた想いに自分と重ね合わせます。 人は歌詞の想いに共感し、心が動きます。 読書と同じです。 読書の目的は、言葉で自分の心を動かすことです。 書いてある言葉が、自分の心を動かします。 自分の心の動きが言葉になることで、生きやすくなってきます。 言葉になることで、自分を救うのです。 読書だけが、言葉にする手段ではありません。 歌詞も同じです。 とくにアイ

インスピ読書⑮スマホを開くように本を開く。

本はスマホのように使っていいです。 パッと開いて、パッと読めばいいのです。 よし!読むぞ!と読む必要はないのです。 よし!スマホを使うぞ!と使っている人はいません。 読書を習慣にするために大切なのは、 頻度です。 読書をする時間を増やそうとしなくてもいいです。 本に触る回数を増やせばいいのです。 本に触れる回数が増えれば、 自然に読む回数も増えます。 スマホも本も、慣れ です。 慣れるためには、回数です。 読書は慣れるほど、メンタル力がつきます。 メ

インスピ読書⑭ 本は読んだら捨てていい。

本は、読んだら捨てていいです。 その本が、必要かどうかは、 捨てたときにわかります。 本がなかなか読めないひとは、 読むスピードが遅いわけではありません。 本を捨てるスピードが遅いだけです。 本を捨てることに慣れてくると、 読むスピードも上がってきます。 読むスピードがあがってくると、 自分の心にも変化が起きてきます。 本で人生が変わったひとは、 1冊の本がキッカケなのではありません。 本で人生が変わったひとは、本をたくさん捨てたひとです。 運命の1

インスピ読書⑬本棚を観て、情熱を思い出す。

本は場所で記憶されます。 僕が本棚にある本は、それぞれ風景が見えます。 買ったとき、読んでいた場所、感情や想いが記憶されています。 読み返さなくても、読んだときの記憶がよみがえるのです。 僕が大切に置いている本は、表紙を見ただけで、風景が見える本です。 志は、本棚に記憶してあります。 いつでも思い出せるようにしているのです。 逆にいうと、表紙を観ても、なにも記憶がないものは、捨てます。 自分の情熱は、本棚にしまってあります。 本は自分のメモリーです。 自分

インスピ読書⑫本は3回以上味わう。

本は3回以上読むことです。 3回以上読むことで、ほんとうの愉しさが発見できます。 名古屋に行ったときに、ラーメンを食べました。 そのラーメン屋さんで、こんなことが書いてありました。 「当店のラーメンは【 3 回 】は お召し上がりください。 ほんとうの美味しさが発見できます。」 ラーメンですら、3回です。 読書も同じです。 作者の言いたいことは、3回以上読むことで伝わります。 1回しか読まないというのは、人と1回会い、判断するようなものなのです。何回も会うことで