インスピ読書⑰こころのかゆみは、読書でとりのぞく。

心のかゆみは、背中のかゆみと同じです。

背中がかゆいとき、
背中のどこがかゆいのか
わからないときがあります。

しかもその肝心な、
かゆいであろうところに、
手が届かないと、苦しいです。


「ここがかゆいのかな?」と、
掻いてみたい場所にかぎって、
手が届かない悲しみを背負います。


心も背中と同じです。


心のかゆみも背中のかゆみと同じです。

かゆいけど、どこがかゆいのか
わからないのです。


心のかゆみとは、違和感や不安です。


なんかヘンだな、
なんか不安だな、
と思っても、
その「なんか」が、わかりません。


「なんか」が言葉にならない、
わずかな違和感、気持ち悪さがあります


そのわずかな違和感を
無視することに慣れてしまうと、
自分の感覚を信用できなくなります。


自分の感覚を信用できなくなると、
他人に振り回されやすくなります。

Aさんはこう言ってたから、こうしよう。

でもBさんはこう言ってた。どっちがいいの?

となります。


そこに、自分の感覚を入れなくなります。

自分の感覚が入らないと、苦しくなります。


なんとなく苦しい、
なんとなく生きづらいのは、
わずかな違和感を
少しずつ無視して
積み重ねてしまったからです。


わずかな違和感は、
本を読むことで取り除けます。

背中のかゆみは、
誰かに掻いてもらうと
ラクになります。

かゆかった場所も明確になります。


心のかゆみも同じです。


心のかゆみは、本に掻いてもらえばいいのです。


本を読むのは、
心のどこがかゆいのかを探すためなのです。


インスピ読書 その17
本を読んで、違和感を言葉にする。


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