草の便り

ライナーノーツ〜鎌倉で演劇創ることになった〜

こんにちは。関野です。

タイトルにもある通り、鎌倉で作品を創ることになりました。前回の記事にある通り、目論見と過程をしっかり明示しておきたいなと思っていたら、なにやら演劇界隈の人がみんな『ライナーノーツ』っていうのをやっているらしい!

なんだその こましゃくれた カタカナは! と思って調べてみました。

ライナーノーツ、またはライナーノートとは、音楽レコードや音楽CDのジャケットに付属している冊子等に書かれる解説文をいう[1]。通常はアーティスト本人ではなく音楽ライターやレコーディング関係者などによって執筆される。転じて、それらが記載された冊子自体を指す場合もある。

なにこれかっこいい!こましゃくれたい!パクろ!

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というわけでライナーノーツという名前で解説とまでは言わないまでも、創作の目論見と過程を見てもらいながら、最終的に映画の副音声的になものになったらいいんじゃ無いかと思って書いてみます。

まず、今回一緒に作品を作ることになったこの文月という団体は下記のような団体です。

【文月(ふづき)】
ナカノキョウコが代表を務める創作プロジェクト。2017年1月設立。
自分が好きな人達と好きなようにお話を創りたいと思い、設立した創作プロジェクト「文月(ふづき)」。
【ナカノキョウコ】
俳優・ポエマー
1989年生まれ。アメリカ生まれの埼玉育ち。早稲田大学国際教養学部在学中に自主映画制作に携わる。卒業後、会社員期間を経て俳優へ転身。ことば、動き、色、音、光、のリズムを大切にした作品創りにこだわり、創作活動においては自身をポエマーと定義している。
http://fuminotsuki.tumblr.com/profile

この文月というプロジェクトのナカノさんは、旗揚げ当初からずっと一緒に創作活動をしていて、この前のルナティック演劇祭も出演してもらったし、出演が無い作品でも衣装や美術はお願いしていたりする人です。

台本が書けとなったら泣きつくし、暇なら飲むし、なにかっちゃお世話になりながらもうかれこれ7年くらい(大半は酒とともに)過ごしている。

で、そんな彼女が
 ー自分の団体で、自分の台本から創作をする。ー
何か手伝いたいなと思っていた時、ラインで連絡がきました。

(実際のラインの文面)
お疲れ様。急にごめん。
今日類家くんとこんちゃんに鎌倉に来てもらって、ゲストハウスを見てもらいましたが、11月に鎌倉でやる芝居について、正式に演出家としてオファーさせてください。
11/12-18の一週間、ゲストハウスの2段ベッドの部屋を貸し切り、合宿稽古と公演を打ちたいです。
~中略~
私が書いた脚本を世に出したいというのはもちろんありますが、関野とは今後も作品を作っていきたいし、今回私は脚本・プロデューサーとして本と場所と人は提供するので、関野の演出を見せて欲しいです。一緒にやってもらえませんか?

それまで

ナカノ『ういっすういっす。最近どう?飲む?』
関野『りょ。いつ?』
関野『台本書けない』
ナカノ『書け』


とかいうラインをしていたとは思えないほどガチっぽい!なんかそれっぽい!となってしまった私は

(実際のラインの文面)
おおおお
なんかちゃんとしてるぞぉおお
やろうか!!!

今読むとチンパンジーなのかな?っていうほど安易に乗っかっていました。

が、そのあとよくよく読んでみると見落としていたことが一つ。

『合宿稽古』


え、泊まんの?

【次回】関野、鎌倉に行く。

つづきます。

文月プロデュース公演 #1 『草の便り』
作    ナカノキョウコ(文月)
演出   関野 翔太(劇団カツコ)
出演   昆野 祐希 三浦 碧至 大関 朱音

制作   類家 アキヒコ(劇団カツコ)
企画・製作 文月
あらすじ
彼女は疲れていた。人に求められることにも、人に求めることにも。
ある日、ほんの少しのきっかけで彼女は東京を捨てて鎌倉に移住することを決める。ちいさな陶芸教室で働き始めた彼女のもとに、故郷から妹が訪ねてくる。ゆったりとした時間が流れる街で、彼女たちは、変化する風景と向き合って行く。

2018/11/16(金)-11/18(日)
     14:00  19:00
11/16 ————————◆
11/17 ———◆————◆
11/18 ———◆————◆
  チケット 1,500円

@大町ジャンクション ドミトリールーム
神奈川県鎌倉市大町2−2−35
鎌倉駅徒歩10分