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ロールモデルを見つけよう!

1)「あの人のようになりたい」


いま教員という仕事についているのも少年時代に観たテレビドラマの影響かもしれません。

当時、熱血先生のドラマがたくさん放映されていて、
「カッコいいなぁ〜」
「あの人のようになりたいなぁ〜」

という強い憧れを持ったことを覚えています。

この「憧れる」という感情は「よく考える」ではなく感性直観です。
そして「憧れ」というものは人の成長大きな影響を及ぼすと思います。

自分の行動や考え方などの模範となる人のことをロールモデル(role model)と言います。

ロールは「役割」
モデルは「お手本」

昔は「尊敬する人物は誰ですか?」とよく尋ねられました。
それは「あなたは将来どのような人になりたいですか?」という問いかけだったのでしょう。

人は誰もが無意識のうちに「あの人のようになりたい」という意識を持っていて、自分にとって「尊敬できる人」「憧れの人」を選び、その影響を受けながら成長すると考えられています。

「あの人のようになりたい」という意識によって「なりたい自分」を明確にイメージできれば、理想像がハッキリと感じられるようになってきます。

例えば「頼りになる人」というだけだはイメージが少し漠然としてしまいます。

でも「あの人のような頼りになる人になりたい」となれば、
目に見えるリアルな存在としての明確な理想像実感できるでしょう。


2)学ぶは真似る


「学ぶ」という言葉は、古くは「まねぶ」とも言っていました。
「学ぶ」「真似る」ルーツ同じだと言われています。

人が言葉を話す能力を身につけるのは「2歳から3歳にかけて著しく伸びる」と考えられ、周りの人が話す言葉を小さい頃から無造作に真似ていきます。

くり返し使い続けることによって母国語を言葉を話すことが自然と身についていく。
やはり「真似をすること」「学ぶこと」とも言えますね。

なんでもそうですが、言葉で長々と説明するより
「ちょっと見ててね。こうするんだよ」とやって見せた方が早い!

日本の伝統的な師と弟子の関係を表す言葉にも「見て盗め」というものがあります。
弟子は師匠の一挙手一投足を真似て学ぶ。
この典型的「模倣」という学びのスタイルはずっと受け継がれてきました。


3)理想の姿をハッキリさせるコツ


たとえば、子供のころヒーローに憧れ、青年になってスポーツ選手に憧れるというように、人はさまざまな成長段階で、さまざまなのロールモデルに出会っていきます。

「格好いい人」
「尊敬する人」
「素敵な人」

その対象は、身近な家族や友人、先輩、学校の先生、そして著名人や政治家、歴史上の人物など多岐にわたると思います。

誰でもいいと思います。
感性を大事にして枠に囚われず、できるだけ多くの人をあげてみましょう。

私は「文字化」することをお勧めします。

ロールモデルのリストを作ってみると「自分がどんな人になりたいのか」平均値共通点が見えてきます。
すると「なりたい自分」という理想の姿輪郭がよりハッキリとしてきます。

また、自分のやりたいことが年齢とともに変わっていくように中学生、高校生、社会人と成長する中でロールモデルも変わってくることもあります。

ロールモデル固定せず柔軟にアップデートしていくことが大切です。


さいごに


「なりたい自分になるために」ロールモデルを見つけましょう。

「10年後になりたい姿」を具体的にイメージをすることができれば、そのためには「何をすれば良いか」を考えるようになり、観察やリサーチをして真似ていことで一歩一歩近づいていけると思います。

「人は人から学ぶもの」

ロールモデル羅針盤として、将来の理想像に向かって歩んでいくことは「自分自身の探究」でもあります。

その充実した歩みから次世代のロールモデルになりうる立派な人物がたくさん出てほしいと願っています。

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