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現代アーティストの才能 4タイプ診断 ☁️ 美大のモヤモヤしない生き方は? (タイプ解説 編)

この記事は、(後半) です。
ここでは、 4 タイプの才能の使い方を、
美術大学を例にして、解説します。

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目次 》

・はじめに
【スピード】タイプ
      早咲きのエリートな才能
【コピー & エンハンス】タイプ
      ムーブメントの才能
【デバフ & ルール】タイプ 
      カウンターの才能
【パワー】タイプ
      追究する集中力の才能
【多才】とはなにか?
      悩んでしまうときにすること。


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はじめに

  このテキストの(前半)では、才能 4 タイプの元ネタである二つの理論と、美大の意味、そして、
『 才能とは、「能力の偏り」であり、「性格の歪み」である 』ことを解説しました。
  キャラクター(性格)を強くして、悩みを減らしてパフォーマンスを上げる、それが美大の才能論になります。

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「才能のかたち」マップ
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「才能のかたち」をマップにしたもの。中央のひし形は、人口の分布。
 SECIモデルと欲求の4タイプという二つの理論を組み合わせることにより、完成した。
:

「暗黙知」 と 「形式知」

「暗黙知」
   … 個人の持つ知識や経験のうち、言語化しづらいもの。個人の中で、他人に共有されていないアイデア / 理想 / 思想 / 方法論 など。

「形式知」
   … 暗黙知の反対で、一般的で言語化しやすい知識や経験。もしくは、暗黙知を他者に理解できるよう変換したもの。変換されたものは、文章や図や表、このテキストにおいては、作品ということになる。

※「共同化」「表出化」「連結化」「内面化」は、SECIモデルの暗黙知と形式知を変換するプロセスを表した言葉。

解説ポイント :

「能力で偏り」であり、「性格の歪み」である、「才能」を4タイプに分類し、美大生的な生き方のメリットとデメリットを考えています。

・☁️ 性格・基本情報 ☁️
      : SECIモデルと欲求の4タイプに基づく、
        基本的な情報を載せています。

・☁️ 恋愛観 (人でなしタイプ) ☁️
      : 「性格の歪み」をわかりやすく把握するため          
        のそれぞれの恋愛観を考察しています。

・☁️ メイン 戦略 ☁️
      : アーティスト(クリエーター)としての
        メインの戦略です。

・☁️【 〇〇 】タイプ の 弱点 ☁️
      : 性格と思考スタイルに基づく、弱点の解説
        です。一般的な人にも役に立ちます。

・☁️ 成功への最強武器 ☁️
      : 身も蓋もない最強武器を解説します。

・☁️【 〇〇 】タイプのアーティスト ☁️
      : 実際する⁇アーティストの具体例です。
        (ex  ブルーピリオド)

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 【  ス ピ ー ド  】   タ イ プ  

☁️ 性格・基本情報 ☁️

  【スピード】タイプは、エリートゆえの早咲きの才能です。岡田斗司夫さんの欲求の4タイプでは、「司令型」なので、・勝ち負けにこだわる勝負自体が好き努力家常識人上下関係に厳しい損を嫌う などが指摘されています。憧れを持つと同時に、アーティスト(クリエーター)同士になると時に対立してしまうのが、【パワー】タイプです。SECIモデルでは、「連結化」が得意な人なので、形式知をほかの形式知と比較して、組み合わせるプロセスが得意な人です。思考方法が具体的で、社会的な価値を重視し、外交的な人であることから、アーティスト(クリエーター)として、【スピード】タイプの性格を強くすると、次のようなことが考えられます。


☁️ 恋愛観 (人でなしタイプ) ☁️

  才能 4 タイプにおける「才能」は、「性格の歪み」でもあるため、一般的な人としての欠点は、恋愛観に顕著に表れます。※ 以降、わかりやすくステレオタイプな男女で書いていますが、想像しやすいセクシャリティで考えてくださり、問題ありません。
 【スピード】タイプの恋愛を、一言で表現するなら、「オレについてこい!」(訳: 「君は恋愛という勝負において俺に負けたのさ」) になります。【スピード】タイプの性格を強化した人は、恋愛も勝負として捉える傾向が強くなります。さらに、極端な場合、「女性はアクセサリー」「女性と話しても面白くなくて時間のムダ」「恋愛は金」という意見がでるのもこのタイプです。ですが、恋愛相手になることの多い【スピード】タイプと【パワー】タイプでは、あまり問題になりません。【スピード】タイプの男性と付き合った【スピード】タイプの女性は、「恋愛に勝ったのはわたしだ」と思っているでしょうし、【パワー】タイプの女性は、恋愛の勝ち負けは最も考えていないからです。【スピード】タイプの人は、自分が尊敬できると思った【パワー】タイプの人を尊重する傾向があります。

☁️ メイン 戦略 ☁️

  そもそも、勝負をすること自体が好きな性格の人なので、「アート(創作)を勝負だ!」と考えられる人であれば、アーティストという道に進みます。しかし、現実問題、世間一般には、アーティストという職業は、なかなか勝ち組とは見なされないので、環境によっては、潔く、「アーティストなんて不安定な職業は目指さない」という人も多いのも、このタイプです。
  作品の作り方としては、最終的な作品の見た目のイメージから創作することが得意です。現代社会で求められる視覚的イメージを敏感に察知し、比較し、表現することができます。美大の先生によっては、現代的なビジュアルを評価してくれませんが、そんなことは一切、気にする必要がありません。【スピード】タイプが、優れた感覚から選びとる形式(特に作品のビジュアル)は、視覚から読み取れる現代社会性という文脈を含んでいることが多いからです。
 【スピード】タイプの重視する、具体的社会的外交的な価値のあるものとは、現代社会においては、お金フォロワーの数になります。自身の作品と反対の価値観を持つ人が現れたとしても、作品の経済的な価値 と フォロワーの数 で、論破するというのが、基本な戦略です。
  早咲きでエリートとは、【スピード】タイプの他のタイプにはない圧倒的な分かりやすさ派手さから実現されます。

☁️【スピード】タイプ の 弱点 ☁️

  抽象的に説明されるものが苦手です。【スピード】タイプにとっては、抽象的な評価や価値観は、勝敗がわかりづらく、また、時間も資産として考えているため、やみくもに時間のかかる可能性のある抽象的な価値観というのは、デメリットが多いと判断されるのです。一方で、身につけるのに時間のかかったと容易に想像できる、職人的で、圧倒的な技巧や技術に対する憧れもあるので、技術があると認めたアーティスト(クリエーター)に対しては、大きな尊敬と敬意を持ちます。
  次に苦手なことは、時間で解決しないといけないことです。【スピード】タイプは、自分自身の人間的成長でしか解決できない悩みや、哲学的な悩み、(お金で解決できるかもしれないが)資金が調達できずに時間がかかってしまう悩みに出会ったときに、自分なりに結論を出すというのが苦手な傾向にあります。ネガティブな方向で悩むことも苦手なのです。この場合は、がんじからめになってしまうケースが多いので、問題が解決するまでは、【スピード】タイプの性格の強化は弱めて、他者に相談する機会を増やしたほうがよいのかもしれません。この点、ほかの3タイプは、悩みに対して強いとも言えます。
  アーティスト(クリエーター)として活動してからの弱点で言えば、コアなファン層やフォロワーの獲得が、他のタイプより難しいというのもあります。つまり、ファンに飽きられやすく、ライトなファン層ほど、一度、飽きてしまったものは、なかなか手に取りづらいという心配を抱えます。常に、自身の資金源であるコレクター(ファン、フォロワー)の趣味の変化をサーチし続けながら、作風を変化させ続ける、弛まぬ努力が必要とされるのです。
  一流のアーティストを除いて言えば、学芸員や研究者と話すことも苦手な分類に入ると想像できます。【スピード】タイプの作品の一番の武器である現代的なビジュアルや、視覚から読み取れる現代社会性とは、平たい言葉で説明してしまうと、「流行っているから」「こういうものが好きなコレクター(資産家)が多いから」になってしまうことも多いからです。本来、その奥にある社会の特徴や問題を探り出すのも、学芸員や研究者の仕事であるはずなのですが、彼らは【デバフ・ルール】タイプと【パワー】タイプであることが多いので、【スピード】タイプの協力者になりづらいとも考えられます。この点は、アーティストでなく、クリエーターであれば、そもそも問題にすらならないのかもしれません。
  【スピード】タイプは、自分のフォロワーのみを見て、周りに惑わされず、ビジネス論に基づいて、「我が道を征く」というのが、正攻法なようです。

☁️ 成功への最強武器 ☁️

 【スピード】タイプの身も蓋もない最強武器は、「ビジネス的感覚の鋭さ」「資金」「戦い続ける覚悟」の3つです。時に、「資金」に関しては、本人の努力ではどうにもならないのかもしれません。しかし、逆に、資金さえ手に入れば、他のどのタイプよりも、どんどん最強になっていくというのが、【スピード】タイプの才能のロマンと言えます。また、「ビジネス的感覚の鋭さ」とは、一般に「センス」と訳されることも多いのかもしれません。しかし、「センス」というのは、その「センス」を挟持しているコミュニティにアクセスする権利がなければ、そもそも「センス」の探りようがない場合が多いのも事実です。自身のフォロワーはどこで、なにを享受し、生活しているのかをサーチし続ける努力と技術が必要になります。弱点のところで、述べたとおり、ライトなファン層ほど、一度飽きてしまうと、もう一度興味を持たせるのが難しいという問題があるので、早咲きである【スピード】タイプの「戦い続ける覚悟」とは、こういうことなのです。

☁️【スピード】タイプのアーティスト ☁️
猫屋敷あも(ブルーピリオド)ジェフ・クーンズ名和晃平小松美羽、etc…

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【  コピー & エンハンス  】  タ イ プ


☁️ 性格・基本情報 ☁️

  【コピー&エンハンス】タイプは、4タイプの中で唯一、時代のムーブメントを生み出せる才能です。岡田斗司夫さんの欲求の4タイプでは、「注目型」なので、・自身の情熱(熱量)が大切 ・注目されたい ・認められたい ・頼られたい ・甘えん坊 ・人情深い 世話好き ・ムードメーカー ・サービス精神が高い ・行動が派手 などが指摘されています。憧れを持つと同時に、アーティスト(クリエーター)同士になると時に対立してしまうのが、【デバフ&ルール】タイプです。SECIモデルでは、「表出化」が得意な人なので、暗黙知を形式知に変換するプロセスが得意な人です。思考方法は抽象的で、個人的な価値を重視し、外交的な人であることから、アーティスト(クリエーター)として、【コピー&エンハンス】タイプの性格を強くすると、次のようなことが考えられます。

☁️ 恋愛観 (人でなしタイプ) ☁️

  才能 4 タイプにおける「才能」は、「性格の歪み」でもあるため、一般的な人としての欠点は、恋愛観に顕著に表れます。※ 以降、わかりやすくステレオタイプな男女で書いていますが、想像しやすいセクシャリティで考えてくださり、問題ありません。
 【コピー&エンハンス】タイプの恋愛を、一言で表現するなら、「お前、おもしれー女だな!」(訳: 「僕は君をコピーにしたい(無自覚)」) になります。【コピー&エンハンス】タイプの性格を強化した人は、無自覚のうちに友達の特技のコピー名人になっていることが多いです。一般的に、このタイプは、一目惚れで恋愛するという評価にとどめられていますが、アーティスト(クリエーター)に限っては、もう少し、人でなしになります。のちに解説しますが、性格を強化した【コピー&エンハンス】タイプの行き着く境地は、ある程度、選択的に、他人の才能を才能レベルでコピーすることです。【コピー&エンハンス】タイプは、自然と身に付いた行動スタイルを、無意識的に実行し続けることで、成功に繋がるので、基本の人間関係の全てが、自分自身の興味を最優先させた結果になります。例えるなら、興味(真面目な研究ではなく、あくまで興味)で走り続ける暴走列車のようなものです。【コピー&エンハンス】タイプの恋愛とは、個別のイベントではなく、暴走車両の車窓から見える興味の通過点に過ぎません。人でなしな部分を明確に言えば、「一目惚れなのに、飽きやすい」「恋人でも、妻でも、娘でも、創作のための材料(コピー元)としか見れない」「興味を持った他人から情報を抜き出しすぎて、他人の人生を惑わせる」などがありますが、素直であると同時に、冷静になれば、人付き合いの上手さを取り戻すので、なんだかんだ人間関係のトラブルまで起きることはすくないのが、このタイプの強さです。
  ちなみに、一般的には、「全ての人たちが仲良しであること」を信条としているとされるこのタイプですが、アーティスト(クリエーター)になる人たちの信条は異なります。「自身と自身の仲間たちが楽しそうであることが大切」です。決して、「一貫した平和主義」というわけではありません

☁️ メイン 戦略 ☁️

 【コピー&エンハンス】タイプは、一見すると、暗黙知から形式知に変換することが得意な人なので、作品の制作が得意に見えます。しかしながら、美大の中では、そう簡単にいかないのが、このタイプのポイントです。美大の中で、アーティスト(クリエーター)を目指す際に限った話ですが、そもそも、全ての人から注目されたいのに、美大の中で作品を作るというのは、すこし非効率なことです。美大の中では作品を作るというのは普通のことですし、周りは絵が上手かったり、作品を批評的に見たりする人が集まっていますから、むしろ、【コピー&エンハンス】タイプが苦手とする他人からのネガティブな評価を集めてしまうキッカケにすらなります。また、【コピー&エンハンス】タイプの人は、自分自身の感情(好き・きらい)が、常に目の前に見えてしまいますが、同時に、他人へのおもてなしが無意識にできてしまうほど、周囲の人を見ることにも長けています。その結果、日本において、このタイプは、本来、「自身の強すぎるかもしれない情熱(熱量)で、自身の好きなことがしたい」という欲望があるのですが、強い理性と自制心で抑えつけていることが多いのです。そんな人たちが、美大にきて、理性と自制心を解放するとどうなるか?というと、周りの評価を一時的に気にしなくなったのちに仲間うちの評価だけを後から気にするようにメンタルバランスの調整をするようになります。「アートなヤンキー」のようなイメージでもよいのかもしれません。そして、仲間とともに、制作を続けるうちに辿り着く、成功の境地が、友達の特技(技法・技術・考え方) のコピー名人なのです。【コピー&エンハンス】タイプの人は、無意識に行う行動が多いのですが、自身が面白いと思ったことを才能レベルでコピーするということに関しては、ある程度、自覚的に行うようになるのかもしれません。
  ということで、メインの戦略としては、①欲望を抑えつけない②友達を利用する を意識せずにできるようになることです。他の3タイプは、どれも制作する過程で、孤独になりやすいのですが、【コピー&エンハンス】タイプのみ、本当に仲の良い仲間から影響を受け、仲間たちとともに成功していくので、時代のムーブメントを生み出せる唯一の才能と言えます。


☁️【コピー&エンハンス】タイプ の 弱点 ☁️  

  弱点の一つ目は、美大という社会の特徴から、アーティスト(クリエーター)になる場合に限っては、精神的な変化が整うまでに少し時間がかかるということです。人によっては、周囲の評価を気にするあまり、他人の顔色を伺う傾向もあるので、美大に在籍している期間に作品に自信を持つことができずそのまま卒業してしまう学生も多いです。
  もう一つの根本的な弱点は、このタイプが、自身の個人的な経験や価値観(暗黙知)を作品にさせるのに関わらず、評価されたい方向が、世間一般である外交に向いていることです。社会に評価されたいなら、【スピード】タイプのように、社会に求められやすい作品を作ればよいのに、【コピー&エンハンス】タイプは、自身の好き・きらいが明確で、情熱によって動くので、それが戦略としてできません。この場合、よほど【スピード】タイプよりの【コピー&エンハンス】タイプの人でない限り、【コピー&エンハンス】タイプの人が【スピード】タイプになることはできないので、潔く、自分が好きなものを熱量に任せて作りましょう。そして、作風が似ていなくても良いので、とにかく仲間意識の持てる友達を見つけ、小さなコミュニティから価値観を共有していくことが大切です。
 【コピー&エンハンス】タイプは、コミュニケーションの上手さとストレス回避の上手さで、弱点をカバーできることが多いので、欠点になりづらいのですが、細かい弱点が多いのも特徴です。「仲間が作れる環境が必要なこと」「よく考えて文章を作ろうとするが、抽象的にしか語れてないテキストが出来上がること」「作品の文脈を学ぼうするが、知識の興味のある部分にムラがあり、中途半端になりやすいこと」「飽きやすいこと」「作品に社会的な価値を持たそうとするが才能的に難しく、かといって、自分の感情に嘘が付けないので、【スピード】タイプのようにピエロを演じ切ることもできないこと」などが、考えられます。いずれも、本人が気にしているだけであって、アートの枠組みで発表されると、他者から見れば、たいして問題になってないことがほとんどです。
  ちなみに、【コピー&エンハンス】タイプがストレスを回避しやすいというのは、このタイプが感じる一番のストレスが「人に嫌われる or 無視される」ということに起因します。そもそも、人に嫌われたり、無視されたりするという状況が少ないのと、相手から注目されているという状況があれば、相手に実際どう思われているかを、実は、考えていないという鈍感さも合わせ持っているのです。

☁️ 成功への最強武器 ☁️

 【コピー&エンハンス】タイプの身も蓋もない最強武器は、「趣味のよい優れた友達」「良き協力者たち」「巡りあわせの強運」の3つです。当たり前ですが、コピー元となる仲間のセンスや能力が優れてなければ、コピーしても強くなれません。「趣味のよい優れた友達」を作りましょうと言いたいところですが、【コピー&エンハンス】タイプの人自身は、センスや能力を見極めるよりも、自身の純粋な興味に突き動かされて、行動が決定するので、自身の直感を信じるほかありません。【コピー&エンハンス】タイプの最も夢のある最強の成功の条件は、「自身の仲間たちとともにムーブメントを生み出すこと」です。そのために必要なのが、友達から協力者へと進化してくれるアーティスト(クリエーター)の存在です。また、【コピー&エンハンス】タイプの人生の全ての選択は、自身の興味による直感からくるものなので、最終的に全てを結びつける「巡りあわせの強運」というものが必要になります。強いて言うならば。どんどん突き進むことで、期待値を上げていくことが正攻法と言えるでしょう。

☁️【コピー&エンハンス】タイプ ☁️
☁️ のアーティスト ☁️
矢口八虎(ブルーピリオド)ダミアン・ハースト
金氏徹平伊藤存THE COPY TRAVELERS
基本的なアーティストコレクティブ団体、etc…


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【  デバフ & ルール  】  タ イ プ  


☁️ 性格・基本情報 ☁️

 【デバフ&ルール】タイプは、時代のカウンターカルチャーを生み出す才能です。岡田斗司夫さんの欲求の4タイプでは、「法則型」なので、・分析が好き ・ 物事の理解、発見、考察、仮説を楽しむ ニヒル ・シビア ・嫌われがち 真面目 ・人目を気にしない ・計画を立てるのは好きだが、熱量がない ・覇気がなく、目が死んでいる ・興味のある部分のみ反応する ・立ち直りが早い などが指摘されています。憧れを持つと同時に、アーティスト(クリエーター)同士になると時に対立してしまうのが、【コピー&エンハンス】タイプです。SECIモデルでは、「内面化」が得意な人なので、形式知を自身の暗黙知へと変換するプロセスが得意な人です。思考方法が具体的で、社会的な価値を重視するが、内向的な人であることから、アーティスト(クリエーター)として、【デバフ&ルール】タイプの性格を強くすると、次のようなことが考えられます。

☁️ 恋愛観 (人でなしタイプ) ☁️

  才能 4 タイプにおける「才能」は、「性格の歪み」でもあるため、一般的な人としての欠点は、恋愛観に顕著に表れます。※ 以降、わかりやすくステレオタイプな男女で書いていますが、想像しやすいセクシャリティで考えてくださり、問題ありません。
 【デバフ&ルール】タイプの恋愛を、一言で表現するなら、「君の夢を応援してるね!」(訳: 「僕の自由を侵害するな」) になります。【デバフ&ルール】タイプの性格を強化した人は、永遠に自由だけを求める人になっていることが多いです。このタイプは、自身の自由が侵害されることを極端に嫌います。自身で決めたことや好きなことですら、自由が侵害されていると感じてしまえば、途中でやめてしまうことが常です。分析すること以外には、何かを成し遂げるための熱量というものが圧倒的に足りません。また、分析することは好きですが、あまりに法則で物事を考えるため、人の感情の理解に乏しく、コミュニティケーションが苦手です。その上、他人にも、自分自身にも嘘をつくことが得意であるという悪癖があります。【コピー&エンハンス】タイプには、外交的で注目を集めたいという欲求が強いために、「自分がなくなる」特徴がありましたが、自身の感情の好き・きらいは強くありました。しかしながら、【デバフ&ルール】タイプには、そもそも自身の感情がわからないという特徴があります自身の感情がわからないため、他人の感情もわからず、嘘も付けるのです。そのため、そもそも恋愛というのが向いてなく、恋愛ができない性格でもあります。全てのタイプの中で、孤独に最も強いのです。逆に、他人から仲のよいフリをされれば、仲がよいのかも?と思い込むという変な特性もあるので、友人関係にしても、恋愛関係にしても、不思議な人間感覚が生まれがちになります。


☁️ メイン 戦略 ☁️

 【デバフ&ルール】タイプの、アート(創作)の入り口は、鑑賞の一択です。形式知を自身の暗黙知へと変換するプロセスが得意ということは、特技が美術鑑賞になります。他のタイプより、鋭く、作品を見て、読み解くことに優れているのです。【デバフ&ルール】タイプは、分析するのが唯一の取り柄なので、美術以外も含めて、自身が分かりそうな分野であれば、とにかくインプットを重ねることが良いと思われます。遠回りなようで、実はそれが一番の近道であり、深い分析の土台作ることが、作品を完成させられるまでのモチベーションを保てる唯一の方法でもあります。アーティストらしく自身の心の中の何かを取り出すようなことも考えるかもしれませんが、基本的には意味がありません。そして、分析することで、社会やアートの法則や仮説を立てることが、ニ番目のステップになります。【デバフ&ルール】タイプに限っては、作品よりも先にコンセプトが生まれることもあるのです。三番目のステップで、やっと作品の制作に取りかかるのですが、上手くいくことは稀であると言えます。作品に変換するステップは才能的に苦手な分野なのです。(頭脳プレイと経験値を駆使して上手く変換できる人もいます。) ここまでの道のりが遠いので、ここで挫折する学生も多いのですが、【デバフ&ルール】タイプの最終ステップは、分析していたことを、一旦、すべて考えないようにして、とりあえず作品を作るのが正しいことがあります。【デバフ&ルール】タイプは、自身の作品にしても、分析し、適切で妥当なテキストを付けるというライター的な才能があるので、そうしたことでも作品が作れます。そうしてできた自身の作品を分析し、当初に考えていた理想的なコンセプトに作品を近づけていくというのが、メイン戦略です。
  また、作品の分析ができるということは、既存の社会やアートの問題点が発見できるということです。加えて、自身の孤独を恐れずに、周囲の空気を読まないという性格から、すぐに売れる作品よりも、カウンター的な作品を生み出しやすい傾向があります。

☁️【 デバフ&ルール 】タイプ の 弱点 ☁️ 

 【 デバフ&ルール 】タイプの一番の弱点は、そもそもアーティスト本人に、作品を作るために必要な熱量がないというところです。熱量がないのであれば、作品は作れません。また、唯一あると言える分析に対する情熱を上手く作品の制作に向けたとしても、作品を作ることによって、自身の自由が奪われてしまうと感じたら、途端にやる気を失ってしまいます。究極的には、【 デバフ&ルール 】タイプのアーティストは、作品を鑑賞するだけで満足できてしまうのです。
  また、作品が出来上がったとしても、作風や宣伝が地味になりやすく、その理由も、作品が派手であれば、自身が自由でなくなるという防衛本能が働くからなのです。
  しかしながら、人間的な感情に乏しいことを逆に利用したり、予期せぬ不幸によって、強烈な反骨精神を獲得したりすることで、熱量の少なさや、地味さを乗り越えられることも忘れてはなりません。


☁️ 成功への最強武器 ☁️

 【デバフ&ルール】タイプの、身も蓋もない最強武器は、「戦略」「反骨精神」「派手さ」の3つです。このタイプの一番の成功は、カウンターカルチャーの成立になります。そこで、人並みよりは優れた知性が必要です。この時点でハードルが高いのですが、それだけでは十分には成功しないのが、このタイプの特徴になります。知性を持って、戦略を立て、それを最後まで熱量を持って実現できる「反骨精神」を培う必要があります。また、そのメンタルが途中で枯れてしまってはいけません。
  そして、最後に必要なのが「派手さ」です。見た目の派手さ振る舞いの派手さ宣伝の派手さ世間へのインパクトという派手さになります。自由を求めつづける【デバフ&ルール】タイプには、「派手さ」は、難しいのかもしれません。しかし、仲間を獲得しづらいこのタイプは、意識的に目立ち続けることが必要と言えます。
  得てして、【デバフ&ルール】タイプにとって、「アートとは復讐劇」であると言えます。

☁️【デバフ&ルール】タイプのアーティスト ☁️
橋田悠(ブルーピリオド)バンクシー
槻木蛇目(ブルーピリオド)村上隆
会田誠梅津庸一カオス*ラウンジ、etc…

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【    パ ワ ー    】   タ  イ  プ  


☁️ 性格・基本情報 ☁️

 【パワー】タイプは、技術を追究することの集中力の才能です。岡田斗司夫さんの欲求の4タイプでは、「理想型」なので、・職人気質 結果よりもプロセス 自分の考えどおりに物事をやり遂げることが大切 確固たる理想の基準 頑固 ・立派でありたい ちゃんとしていたい ・トップを目指すより自分らしさ ・正義感 ・責任感 ・几帳面 ・反骨精神 などが指摘されています。憧れを持つと同時に、アーティスト(クリエーター)同士になると時に対立してしまうのが、【スピード】タイプです。SECIモデルでは、「共同化」が得意な人なので、手本となる人の暗黙知を自身の暗黙知へと変換するプロセスが得意な人です。思考方法が抽象的で、個人的な価値を重視する、内向的な人であることから、アーティスト(クリエーター)として、【パワー】タイプの性格を強くすると、次のようなことが考えられます。


☁️ 恋愛観 (人でなしタイプ) ☁️

  才能 4 タイプにおける「才能」は、「性格の歪み」でもあるため、一般的な人としての欠点は、恋愛観に顕著に表れます。※ 以降、わかりやすくステレオタイプな男女で書いていますが、想像しやすいセクシャリティで考えてくださり、問題ありません。
 【パワー】タイプの恋愛を、一言で表現するなら、「僕たち、付き合っているよね!」(訳: 「僕たち、付き合っているよね!(本気)」) になります。【パワー】タイプの性格を強化した人は、独りよがりの妄想の中で生きている人になっていることが多いです。【パワー】タイプの人の恋愛観は、(前半)記事の「☁️ 美大のセクハラはどこからやってくる? ☁️」でも解説しましたが、結果的に、人間関係において勘違いを生んでいることが多く、セクハラの加害者になりやすいタイプと言えます。
 【パワー】タイプの才能を持つ人は、とても純粋であるという傾向があります。また、抽象的なことを自身の中で考え、独自の答えに辿り着くという能力に優れています。そして、自身の考える物事の本質(理想)を共有できる関係性を強く求めるという傾向もあり、どんなに社会が変化し、どんな組織に所属していたとしても、師匠と弟子のような関係に強く惹かれます。一般的に見れば、上司と部下、先生と学生、恋人同士、という関係であっても、【パワー】タイプの人の中では、自分が師匠であり、彼女(彼氏、部下、学生)は弟子として強く思い込むことが多いのです。また、相手からすれば、その気がなかったとしても、非常に純粋であるため、「既に付き合っている」「既に友達である」かのような勘違いも生みやすいのです。本人の意識次第では、逆に師匠のような人を求める傾向もありますが、その場合は、熱心なフォロワーになるため、問題に繋がることはあまりありません。

☁️ メイン 戦略 ☁️

 【パワー】タイプの作品制作のメイン戦略は、「ひたすら制作する」という一点に尽きます。人によっては、美大に入学してから、卒業するまでの間、一度も深刻に悩むことなく、制作をし続けられることもあるのがこのタイプです。作りたい物のイメージが既に心の中にあり、そのイメージがブレづらいことが大きいと思います。【パワー】タイプで、イメージが湧きづらい人もいるかもしれませんが、何か作っているうちに、もっとこうしたいというアイデアが自然と出てきて、その欲求を疑わないのが特徴です。他人のアイデアが入り込む余地が全てのタイプの中で最も少ないと言えます。そのため、作品を作っている際に生じる悩みが他の人より少なく質の高い集中力を維持できるのです。また、その集中力の高さは、日常的にも発揮できるので、職種によっては、常に輝ける環境に身を置くこともできます。
【パワー】タイプに作品づくりで悩みができるのは、「①理想どおりの作品ができない」「②自身の理解者に出会えない」の基本的に2パターンです。①は、美大に通っているのであれば、アドバイスがもらえるので、近道ができると言えます。【パワー】タイプは、形式知といえるような「文字化されて一般化されたようなものから、情報を自分自身の内面に取り込むこと」や、「そもそも自分に必要な情報を上手く調べること」が苦手で、そうした才能はありません。その意味で、口頭で直接的にアドバイスをもらえる美大に通うことは、卒業後も悩まずに制作ができる基礎が作れるので、意味があると思われます。【パワー】タイプの美大選びは、なるべく先生の出校日が多く、学生の距離が近くて、学内の学生の数も多い大学が選べると良いのかもしれません。
  ②の「自身の理解者に出会えない」は、本当に出会えていない場合と、出会えているのに勘違いして落ち込んでしまう場合があります。まず、考えるのは、「実は出会えている可能性」です。【パワー】タイプには、理解者が必要不可欠です。ですが、内向的で、自身の気持ちを表現するのが苦手な傾向があります。「文字や言葉にできないから作品を作っているんだ!」という開き直りを言うのも、ほとんど【パワー】タイプです。また、【パワー】タイプには、「理解者を誰よりも必要としているのに、人に興味を持たれるのは苦手」という困った特性があります。美大というのは、ただ制作場所を提供してくれる貸しアトリエではなく、なぜ制作をするのか?を問い詰めて、アートの価値をともに探るための教育的機関です。【パワー】タイプは、自身の制作に対して、「どうして?どうして?どうして?」と、繰り返しに興味を持たれて、具体的に質問されることが、本当に苦手です。「どうして?」と聞かれると、相手が自分に理解を持っていないように感じてしまい、【パワー】タイプなりに答えても、相手の反応がイマイチであれば、やっぱり理解してもらえてないと勘違いするのです。ただ、その落ち込み方は、違います。実際、初めは苦手でだった先生が、時間が経つにつれて理解者になっているというのも、【パワー】タイプのあるあるです。
  理解者というのは、制作をしていれば、自然と生まれてくるものなので、理解者に出会えないと感じるなら、「制作して、人と話す」を繰り返すことが大切です。というよりも、自分から外に出で歩み寄ることで獲得できる理解者は、【パワー】タイプの求める理解者ではなく、自然と生まれてくる人たちこそが【パワー】タイプの必要とする理解者なのです。以上が、【パワー】タイプのメイン戦略、「ひたすら制作する」になります。

☁️【パワー】タイプ の 弱点 ☁️  

  まず、上でも述べたとおり、「文字化されて一般化されたようなものから、情報を自分自身の内面に取り込むこと」や、「そもそも自分に必要な情報を上手く調べること」が苦手です。【パワー】タイプにとっての情報との出会いとは、偶然性によるものなのです。とはいえ、【パワー】タイプの研究者や哲学者というのも多く、自身の信念に沿うことであれば、膨大な情報を集め、文章を読み、文章を書くことに多大な熱量を持って挑めるというのもポイントです。しかしながら、【パワー】タイプの書く文章は、自分本意で工夫がないため、難解なことをさらに読みづらく書くことが多いです。また、教育を与える職業に就きたがる人が多いのに、人に教えるのが下手で、教育現場で人間関係のトラブルを起こしやすいという問題もあります。( ちなみに、【スピード】タイプの言い出す「教育がしたい」も、同様のパターンが多いと思われます。)
  次に、根本的な弱点でいえば、「自身の作品に他人のアイデアが入り込む余地がとても少ないこと」です。そのため、社会の需要や流行などに合わせて、作品を変化させていくというアーティストの生存戦略が取れないことが多くなります。その反面、【スピード】タイプは、獲得しづらかったコアなファン層を、【パワー】タイプは得やすいというのが特徴です。いつの時代にも、特定のファンが一定数いて、不況や社会の変化に強いことで、この弱点は基本的にはカバーされます。ただ、それは、【パワー】タイプのアーティストの趣味が良いときに限るという話であって、アーティストが悪趣味であれば、途端に活動がしづらくなるのが、本当の弱点です。
  最後のポイントは、作品が分かりづらくなりやすいことです。【パワー】タイプのアーティストが制作の根幹に置く、理想や思想という暗黙知は、主に三パターンあります。一つ目が、「フェチズム」です。例えば、水の状態変化であったり、光のプリズムであったり、紐の絡まり方であったり、絵具のそれ自体であったり、特定の質感や状況や状態に、常人にはわからないぐらいの多大な興味を抱きます。二つ目が、「ナルシシズム」です。自分自身の存在をテーマに作品を作ります。自身をテーマにする作家だからといって、壮絶な人生や性格の屈折があるとは限らず、平凡な中にいる自身を深く思考することもあります。三つ目が、「なにか壮大なパワーやエネルギー」です。大地のパワー、歴史のパワー、人間のパワー、日本のアートの本流のエネルギーのようなことを、強く信じて作品に挑みます。【スピード】タイプの言う「〇〇のパワー」というのは、演技であり、ビジネス的なパフォーマンスであることが多いのですが、【パワー】タイプは、超本気というのが特徴です。三パターンとも、アーティスト本人にしかわからないレベルで作品が作られることも多いので、テーマが分かりづらいから、作品も分かりづらいというのが、よくある弱点です。
  総じて、他者の評価を気にせずに内面的で抽象的なこと生涯をかけて挑もうというスタイルなので、作品が確立されるまでにとても時間がかかることが多いのも弱点といえます。

☁️ 成功への最強武器 ☁️

 【パワー】タイプの、身も蓋もない最強武器は、「時間」「強いメンタル」「分かりやすさ」の3つです。【パワー】タイプの最強の勝利条件とは、唯一無二の高レベルの集中力を用いて、誰も到達できないところまで技術を追究するということです。そのためには、「時間」が必要になります。しかし、ほかの人が生涯のほとんどの時間をかけても到達できないようなことを、【パワー】タイプが追究すれば、若いうちに到達できるかもしれないというのが、この才能のロマンなのです。「強いメンタル」は、そのために必要になります。また、作品が分かりづらくなりやすい【パワー】タイプなりに、分かりやすさを意識的に獲得できることがあるとすれば、時間をかけて、誰が見てもすごいと分かる圧倒的なクオリティを実現することなのです。

☁️【パワー】タイプのアーティスト ☁️
高橋世田介(ブルーピリオド)岡崎乾二郎
デイヴィッド・ホックニー
奈良美智小林正人磯江毅永山裕子、etc…

              ☁️ ☁️ ☁️ ☁️ ☁️
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 【  多才  】   とは なにか ?  


☁️  悩んでしまうときにすること。☁️

 【多才】とは、性格の歪み(偏り)が少なく、マップの中央に位置する人で、多くの人は、【多才】であると言えます。美大にならって、アーティストたちのように、性格を強化して、キャラクターが確立すると、性格による悩みが減るかもしれませんが、同時に「人でなし」になってしまうという問題もかかるわけです。

  また、【多才】の中でも、「成功する【多才】の人」というのを見かけることがあります。「成功する【多才】」とは、例えば、「本質的に【パワー】タイプなのに、【スピード】タイプのような冷静さとマーケット的な戦略ができる人」であったり、「【コピー&エンハンス】タイプと【パワー】タイプのキャラを使い分けてアーティスト活動をしていて、さらに、社会的な価値観に作風を近づけられる人」であったり、「【パワー】タイプの人や【コピー&エンハンス】の人をプロデュースしている【デバフ&ルール】タイプの人」であったりします。ここから分かるのは、才能 4 タイプとは別に社会的な価値観を客観的に見ることのできる頭の良さを持っている人がいて、そうした人が【コピー&エンハンス】タイプの才能や、【パワー】タイプの才能を上手く利用するという成功例があるということです。知性と感情を合わせ持つという意味で、【デバフ&ルール】タイプが、強烈な反骨精神を得るパターンと似ています。
  しかしながら、それは数少ない人であって、基本的には、【多才】とは、悩むことが多いと言えます。アーティストでよく見るのは、「【デバフ&ルール】タイプの人や【パワー】タイプの人が、才能的に苦手であるコミュニケーションを頑張ろとしてしまい疲弊して、作品が作れなくなってしまうケース」や、「本来は【スピード】タイプの人が、環境と憧れから逆の才能である【パワー】タイプの方法論で作品作りに臨んでしまい悩んでしまうケース」です。

  人間には、それぞれ性格による得意・不得意が決まっていますが、職場や学校の環境によって、真逆のことをしてしまうことがよく起こります。

  才能マップとは、悩んでしまったときに、「今、自分は性格と逆のことをしてしまっていないか?」を確認するのに使えます。また、時に、他人が羨ましくなってしまっても、憧れのタイプの弱点や、天才が「人でなし」であることを知れば、無意味に他人を羨む必要が減るのかもしれません。さらに言えば、人生の中で、たまには、自分の思うことのままに「人でなし」になる瞬間があっても良いかもという勇気も与えくれるのです。


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《追加記事》作成!!
次回、・【多才】は悩む必要がない!?
           ・  4タイプを16タイプに分けてみた!

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