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ターフ(英: TERF)?? Twitter的フェミニストのまちがっている?

ここ数年、知っていると便利な言葉 第1位、
そして、今いちばん認知度が上がってほしい言葉 第1位 の「TERF」を紹介します。

TERF とは?

ターフ(英: TERF)は、トランス排除的ラディカルフェミニスト(英: Trans-exclusionary radical feminist)を指す頭字語である。この用語においてトランスとはトランスジェンダーのことを差す。

Weblio辞書 より引用

正論を言っているようで、トランスジェンダー(性別違和、性同一性障害※) を差別しているフェミニストのことです。
この言葉が有名になったのは、『ハリー・ポッター』シリーズの作者 J.K.ローリングさんが炎上したときかもしれません。
(※ 最近は性同一性障害という言葉はあえて使わないことが多いです。国際的な変更に合わせています。)

以降、日本でも、J.K.ローリングさんを支持したり、彼女の発言を紹介するフェミニズムの方も見かけるようになりました。現在でも、わりといます。

また、最近で言えば、東京オリンピックに際してLGBT法案が議論されていた際に、しばしば政治家やマスコミから、「女性トイレに女装した男性が入るようになる」といった懸念⁇が大きく取り上げられていました。これも、わかりやすいTERFの例であったと言えるでしょう。

田村智子さんが説明されているとおり、本来ならば、そもそも議論になること自体がおかしい部分です。どんな人がやっても、犯罪は犯罪なわけで新たに法律が一つできたとして、それが覆されると政治家はほんとに思っていたのでしょうか?

ちなみに、Wikipediaによると、こんなことまで書かれています。

「このようなフェミニストは自らをラディカルフェミニストやジェンダークリティカルフェミニストと呼ぶ。」

しかし、Twitter的なフェミニズムの差別や不当な批判の対象になるのは、トランスジェンダーに限らず、他の女性やアニメ・漫画文化自体や、そのゾーニングまで広く見かけるようになりました。「もっと便利な言葉があれば良いのに」とも考えてしまいますが、それもまた違うように思います。

差別を一概に見分ける方法はなく、能力主義にもまた問題があると指摘されているのが現代です。考えるに、個人ができることは、良くも悪くも、対話を諦めないことかもしれませんね。

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