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不思議な魅力の九頭竜大社

京都八瀬という場所に比較的新しい神社(昭和29年開祖)がある。
霊験あらたかという噂で半信半疑で参拝しに行ったところ、思わぬ不思議な魅力があった。

石鳥居には「永守重信」という文字を見つけて、

「ひょっとして、京都から日本電産を世界的企業にした永守会長?」

と思い調べてみると、やはり永守会長が寄進していたことがわかった。

若い頃に神仏を信じなかったという永守会長が、不思議な体験により日本電産創業前の43年前から霊験を信じて毎月欠かさず参拝していると2011年1月のブログに書いている。

不思議な魅力のある神社だったのです。

九頭竜大社

社務所にて

今回、参拝するために蝋燭と線香を購入。
ここでは、蝋燭に名前と数え年と願い事を書くようになっていて、社務所にある机で書いていた時のこと。

女性が社務所におもむろに「ガラガラッ」と扉を開けて入ってきて、宮司さん(?)に一升瓶の清酒を渡し、

「お陰様でご利益がありました。とっても幸せです。」と。


本殿参拝

九頭竜大社本殿

九頭竜大社の参拝方法は独特のしきたりがあります。
まずは、本殿正面で二拝二拍手ではなく出雲大社と同じ二拝四拍手、そして「南無九頭竜弁財天大神様」と三回、「おんそらそあていえいそわか」と七回、願い事を唱え、四拍手二拝。

そしてお千度棒を9本とり本殿を時計回りに9周するとお千度となる。

わたしも、当日参拝していた熱心な信者さんに加わり、真似をしながらお千度をしました。

お千度棒

境内

境内には、目を惹くものがたくさんあります。

名石

名石:弁財天の使いであり、金運・福徳・人望を授ける巳(白蛇)の姿

竜が降り立つお滝

龍の絵本殿横に流れる瀧は竜に見える

雅楽殿(龍の絵)

雅楽殿の龍の絵は今まさに飛び出してきそう

手水舎

竜神で守られた手水舎

石鳥居に刻まれた名前

石鳥居には日本電産永守会長の名が刻まれている


九頭竜弁財天おみくじ

大神様の一言ひとことみくじ、わたしはこの格言を信じます。

わたしが引いた「あせらず下向きに」とは、階段を一歩づつ登っていく姿で謙虚に足下を見つめて進めば気付いたときに高みに至るという。

永守会長も以前同じ「あせらず下向きに」を引いていて、リーマンショックの後2009年度の業績予想を4度上方修正して最高益を更新したとのこと。

わたしも、なんと早速お参りの後に不思議なことが。。。

九頭竜弁財天おみくじ


九頭竜大社奉納舞

2022年8月には、神主によるオカリナ演奏と全国の竜神・弁財天ゆかりの社寺を巡るダンサーによる九頭竜大社奉納舞。

竜が降り立つお滝での舞も見ることが出来ます。


おまけ

参拝後の帰り道

川沿いに天然の柿がたわわに実ってました。
田舎では何ともない光景かもしれないけど、わたしとってはあまりにも多くてびっくり。

金木犀

家に戻ると庭の金木犀が満開、甘ーい香りが漂う天然の芳香剤は神様からのプレゼント(?)😊

金木犀

名石を見て

九頭竜大社で名石を見て、以前伊勢神宮傍の神路かみじ通り近くの鰻屋さんでみた「鰻のぼり石」を思い出し振り返ってみた。

全く別物だったけど、なんだかどちらも神がかってる~。

鰻のぼり石

最後までお読みいただきありがとうございました。

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