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フルマラソン完走後、私の身に起こったこと

2016年11月。
私はフルマラソンに挑戦しました。

運動なんて嫌い
歩くのも嫌い

ましてや走るなんて心底嫌い

休みの日はひたすらテレビをみながらグータラしていたい。

そんな干物おんなまっしぐらだった

24歳だった私がなぜフルマラソンに挑戦したのか

楽しそうだったから

いや、単純!

思い立ってすぐ申し込み

ろくに練習もせずに迎えたフルマラソン当日

翔子ちゃん絶対完走なんてできない!
パートナーに言われた一言が余計に私の中の
負けず嫌いさんが火をつけた。

絶対走り切ってやる!

そう。(ろくに練習もしてないくせに・・・。)

そう思って走ったが
現実はそう甘くはなかった。

序盤から足がとても痛くなり
痛み止めを飲みながら必死に自分を誤魔化しながら
進んだ。

何よりもの救いは

給水所にあるご当地のお菓子やバナナ

沿道からの『頑張れ!』という声援

人間とは単純で応援されるとどこからともなく
力が湧き上がってくるとその時学んだ。

30kmを過ぎた頃現れる地獄の坂道

必死で必死で進んだ。

そうなぜこんなに頑張るのか。
辞めてもいいんだぞ。
と何度も頭の中に途中棄権をする自分が浮かんだ。

その度に完走してパートナーに
私だってフルマラソン走り切れるんだぞ!
と言ってやる!(ろくに練習もしてないのに・・・。2回目!笑)

その単純な見栄のために走った。

かなりきつかった。
でも諦めずに頑張って走った。

ゴールが見えた。
その瞬間込み上げてきた涙で目の前が
霞んだ。

なに?その感動なドラマのワンシーンみたいなセリフ。

ってなるかもだけど本当にそうだった。

やればできるんだ!
こんな自分でもできた。
もうなにも怖くない!
未知の経験をしたことで
その時ばかりはなんでもできる気がした。

完走後ホテルのロビーで自分の足を見てみると
足の爪がひとつ取れていた。

足に合わない靴で走ったせいだ。

おまけにフルマラソンを走ってから
急に魚アレルギーになった。

フルマラソンを走り切ってから

今までなんとなーくアレルギーとフルマラソン
関係あるのかなぁ?と思っていた。

でも今体のことを学び進めていくうちに
それは確信になってきた。

アレルギーは自己免疫システムの過剰反応!

その当時運動もしない
食生活なんて不規則上等!
体のことなんて微塵も考えたりしなかった腐女子

その腐女子がいきなりフルマラソンを走ったのだ!

当然体への負担はとてつもなく大きかったのでありましょうぞ!

今ならわかる。

そして今だからみんなに伝えたい。

短期間で〇〇kg痩せるサプリメント!
ニキビに塗れば一晩できれいに!
ひと塗りで毛穴ゼロ肌!

こんな言葉に踊らされていませんか?
短期間できれいになりたいと望むのはごく普通のこと
20代前半は企業のキャッチコピーに惑わされて
どれほどのお金を費やしてきたのか・・・。

でも本当にそれでいいの?と私は問いたい。

その短期間での急激な変化はあなたの体に負担ではありませんか?
手っ取り早くきれいになろうとして上手くいった自分が過去にいましたか?
結局繰り返していませんか?

表面だけ整えたって所詮見せかけのハリボテ
解決したように見えて本質は解決していない仮面夫婦みたいのもの

今の体はあなたが過去に過ごしてきた生活習慣
食生活や運動、睡眠の結果。

毎日が積み重ねてきたことの答え合わせなのです。
『あ〜ここにできた吹き出物はあの時に受けたストレスが原因かなぁ?』
とか、ね。

私がお伝えしたいことは
千里の道も一歩から

脱ファンデと脱シャンプーをして
1年と半年

吹き出物が大量に出て
『あ〜この吹き出物どうにかしたい』
とか
『石鹸で洗うと乾燥で頭が四六時中痒い〜』
とか

トラブルはたくさんありました。
今ももちろん肌のトラブルには悩まされていますよ!
5月に受けた紫外線と乾燥の攻撃・・・。
(この話はまた後日^o^)


でも地味にゆるーく継続してきて見えたこと
それはゆっくりでも着実に肌や髪は変化する。

ゆーっくり自分のペースで
時々後ろに下がってみたりしながら
前に進む

そうやって長い道のりを諦めずに
進んでいくことがこの先何十年後の自分を作るんだろうなって

なのであれです。

吹き出物があってもいい
一重でもいい
毛穴の黒ずみがあってもいい
シミシワたるみがあってもいい

ありのままの
そのままの

自分を愛し隠さずオープンでいることが
一番私にとっては健康的だとわかったってこと。

人は100%完璧なんてロボットじゃないから
初めから無理なんだよ

欠点があって当然
大事なのはそれを受け入れること

間違う自分も
失敗する自分も

全て大切な自分

無理に取り繕うことなんてしなくていい
かっこ悪くていい

全部含めた自分を愛することが
私なり一番近道の健康法!





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