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『先生、Canvaで何できる?』使いたいと思った先生が、最初にみるページ

あの先生がCanva使ってる!なんだか素敵。私もやってみたい。そんな風に思った先生(教育関係者)へのページ。

教育関係者向け Canva 活用/使い方ガイド
校内研修及び学外での研修用資料(適宜更新)
最終更新日:2024年7月3日

教育現場でのCanvaの魅力。

別にCanvaを使わなくとも、授業はできます。
上手な先生は、何を使わなくても上手。

ただCanvaを使うともっと子どもたち“やってみたい”を引き出しやすい、のも事実。それぐらいデザインの力は偉大であるということ。

例えば、次の左側のシンプルな文章と、右側のデザイン入りの文章のどちらが、子どもたちにとって魅力的でしょうか??

やっぱり、右側のデザインされたものです。
Canvaを使ったデザインの力ならではです。

作成orアウトプットという意味でも、
小論文をワードで書こうと、
Canvaで書いてデザインしようなら、
Canvaでデザインするまで結びつけた方が子どもたちのやる気はあがる。

SNSの時代です。見た目が大事なのは誰もがしる事実であり、そういうのをやってみたいor身に着けたい子どもたちは多いです。

他にもみんなで、やるべきリストをつくろう、という活動があったとして、次の2枚の紙があったら、子どもたちはどっちを選びますか?

やっぱり右を選びます。

授業スライドもそう。
素敵なデザインで作られたスライドが映し出される光景。それだけで、子どもたちの目はかがやいていく。

そんなことは知っている。だけど、そういうのは時間がかかる。そんなとこまで時間をかけられてない。

先生方の気持ち、非常によく分かります。

だからこそのCanvaなのです。Canvaを使うと、そういう部分があまり時間をかけず手軽にできる。加えて、成果物をデザインする活動する部分までつなげやすい。

教員として思うCanvaの魅力は、“目をひく”デザインを手軽に作成でき、”子ども”たちの”目を輝かせる”ことができやすい!"部分。

ということで、学校(幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校、大学)で、Canvaがあると便利な部分を紹介します!

教育機関共通×Canva 10選

【先生×Canva】

①何でもある"素材"。

Canvaには何万もの素材があります。授業プリントをCanvaで作ると、まぁ素敵。子どもたちへ配布した時の目が変わります。

プリント1枚、されどプリント1枚。

例えば、6月の学級通信に“あじさい”をいれたい!“あじさい”と検索するだけで、こんなに!グラフィック、写真、動画と使いたい放題!
先生方のプリントが、華やかになるに違いありません。

②デザインのセンスがないけど、大丈夫?

⇒安心してください。テンプレートが方法。

学級通信がつくりたい
⇒通信と検索するだけでこんなにテンプレート!
 後はテンプレートを編集すると素敵なデザインに。

他にもテンプレートで作成できるものをあげると、
・学級通信/○○だより
・月間や年間カレンダー
・○○研修や遠足の要項
・クラス掲示物(当番表や座席表など)
・校内掲示物(イベント案内:運動会や文化祭告知)
・授業で使うワークシート(ふりかえりなど)
・宿題のチェックシート(音読チェック表など)
・授業で使用するスライド
・プレゼンテーションのスライド

などなど、学校で使うもの/よく作るものの大半はできる。
是非、今作りたいものを検索して、テンプレートを活用していきましょう♪何でもあるので、是非、やってみたいことを検索☆

③共同編集のすすめ~先生間や生徒間~

共同編集がはまる時(先生)
- 修学旅行や分掌の資料作成で分担がある時
(各自が各自のパートを行うような時)
例えば、修学旅行の資料作成だと、各担当教員が自分のパートを編集できるため、効率的に作業が進む。

- 授業を学年で揃えたり、教科で揃える時
⇒スライドや資料を共有&同時に編集することで、指導の統一
学年で使用するプリントや指導内容がバラバラになると困る。そういう部分は、共同編集しながら作成すると、連携がスムーズに行える。

- 協働の学習×PBL
⇒グループでプロジェクト学習を行う時。
長期的なプロジェクトを行い、プレゼンや資料を作成するなら、もちろん共同編集のページがあると、相互チェックもできて、進捗状況を各メンバーが理解しやすい。

もちろん、Microsoft製品やGoogleでも同じ機能はあります。
ただそれがCanvaにもある。で、秀逸なのは次で紹介する閲覧リンクと組み合わせ利用した時に、便利さが2倍になる。

④閲覧リンクのすすめ~○○研修のしおりや要項、通信もCanva~

閲覧リンクが活躍する場
- 学級通信や○○だより
- 修学旅行や校外学習のしおりや要項
- 授業/参考資料の配布
- お手本となるような参考例を見せる時。

作成した資料⇒共有で、閲覧リンクを取得して、それを送ると、
送られた人はCanvaをインストールしてなくてもみられる!
(ここが超絶便利⇑)

わざわざ保存してコピーして、別の場所に移動してなどがない。
単純にPDFに変換して、別の○○でアップロードして~がなくなる。

必要なのは、リンクを取得して、他の場所にペーストするのみ!!
紙の使用も減り、便利!!

例えばこの前のAPU研修の要項はこんな感じでリンクをコピーして共有

もちろん、紙ベースかデジタルは時と状況による。
紙で配布する方が良い時もあれば、デジタルの方が良い時もある。中高生がスマホを各自で使えるような研修であれば、デジタル配布でも良いと思う。

【生徒×Canva】

⑤クラスアイコン作成の取り組み

各学年やクラスのアイコンを作ろうという取り組み。
今のCanvaだと“素材”⇒独自のものを生成する、で作成可。

Canvaを使い始めて、さぁ何をしようと思ったら、
こういう部分からすすめると、クラスも盛り上がります!!

【以前の取り組み紹介】

【生成AIを使った番外編】
心にひそむモンスターの外在化

⑥体育祭や文化祭などのポスター

生徒会が運営したり、個別にポスターを募集したりがあると思います。そういうのもCanvaで作成すると、校内も華やかに!!

こちらは文化祭で出品したリボンの販売ポスター(生徒作)

⑦プレゼンテーション(スライド)

いわずもがなですが、デザイン性が高いものが仕上がります。

Well-being×society (生徒のプレゼンより

デザイン性が高くなると、分かりやすさもあがり、文字だらけからのスライドからも脱却。

⑧プレゼンテーション(ポスター)

1枚で作成。スライドも良いが、活動としては1枚にまとめて発表するポスター系のも作りやすい。

⑨動画作成

中高生がCanvaの動画作成機能をつかって仕上げた作品
今時の中高生はさすがとしかいえません。
ある程度の機能を説明すると、さっとこんな風に動画を作ります。
触ってみると分かりますが、以外と簡単にできます。

⑩地域探究×Canva

著作権を気にしないので、外部発信も!
外とのつながりで、活動をすることがあると思います。
きっとそういう場合は、広報として様々なものをつくる。

これまではそういう場合、著作権を気にしてなかなか上手く学校が何かを宣伝するのは難しかったと思う。

だけどCanvaをつかうと著作権を気にせず使えるので、活動が広がる。

【最後に】
Canvaを使うと、教育現場にデザインの力を持ち込めます。そのデザインの力は、子どもたちの学習意欲を引き出していきます。1回使うと、やめられなくなると思う仕掛けもたくさん。。。

私はもうCanvaなしでは作れない。そんな気持ちにさえなります。

ぜひ、次の授業やプロジェクトでCanvaを活用してみてください。

今後、このページをベースに事例を共有していきたいと思います!

校内でCanvaの魅力を説明したい、どういう風に学校で使えるかを知りたい、そんな要望がありましたら、是非、このページをご活用ください。

最後までみていただき、ありがとうございました!


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