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何度でも

生涯の夢を小さな部屋で夢にして
描き殴ったようそれはとても丁寧
町の中にある高校と川と川沿いと
その日暮らしが夢を生涯漬けたり
その時なりにせっせと気を張って
夕方を終わらせてから帰る壁伝い
何もしなかったような安心だとか
誰かと居た遠慮みたいなものとか
とても丁寧に小さな部屋で重ねて
盗まれぬように書いては閉まった
青春とか生涯をそのまま体現して
夕方を終わらせるため帰っていた





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都内でフォトグラファーをしております福森翔一と申します。商業フォトグラファーとして活動しながらSNSの中で「撮り下ろし企画」をしています。テーマをいただいて写真を撮り下ろし額装写真として自宅にお届しています。現在172人のご依頼があります。活動の応援をよろしくお願いします。