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正覚寺公式noteがスタートしました!


合掌。

みなさんはじめまして。
正覚寺公式noteの記事をお読み頂きありがとうございます。
日蓮宗 実相山正覚寺 住職の池田です。

昨今「お寺離れ」なんて言われるこのご時世ですが、幅広い方々に仏教やお寺のことを知って頂き、読んだあとに少しでも前向きになれる記事を発信したいという想いから、正覚寺公式noteアカウントを開設しました!

まずはじめに、正覚寺や住職のこと、いま取り組んでいることなどについてご紹介します。


実相山 正覚寺ってどんなお寺?

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実相山 正覚寺は東京の中目黒にある日蓮宗のお寺です。
元和5年(1619年)に開山され、令和元年をもって開山400年を迎えることができました。

伊達家との縁が深いお寺でありまして、境内では伊達家側室の三沢初子の銅像や墓石、伊達家下屋敷に使われていた部材が活用されたお堂などがあります。

また、昨年大改修を終えた鬼子母神堂では、安産・子育の神様、開運子安鬼子母神様を正覚寺の祈祷本尊としてお祀りしています。
アカウントのアイコンにもなっている「ざくろ」は、この鬼子母神様の好物である吉祥果。正覚寺を象徴するモチーフでもあります。


中目黒駅から徒歩5分ほどに位置するお寺です、ぜひお気軽に立ち寄ってみてくださいね。

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こちらは境内に住むスズです。見つけたら可愛がってあげてください。


僧侶としてできることとは?


私が僧侶の道に進むと決めたのは高校時代。大学進学で仏教学部に行くことを親に言われた時でした。
その時は宗教のようなものにまったく興味が無く(むしろ嫌いなほうでした・・・)、僧侶になることを拒み親と泣きながら喧嘩を繰り返していた思い出があります。

しかし後に知ったことなのですが、私が昔から大変お世話になっていた方が生前に「自分が亡くなったら正覚寺に墓を建て、真ちゃん(私)にお経をあげてほしい」と望まれていたことを親から聞かされ、そこで私は人の生死に向き合い、自分の意志で僧侶の道へ進むことにしました。

ただ、僧侶になってからも、
「果たして私が唱えているお経によって人々は救われているのだろうか」
「なぜモノが豊かになるのに、心は豊かにならないのだろうか」
などとお寺や現代に対して自問自答を繰り返す日々。

そうして時代を経ていくにつれ、徐々に私は「今の時代におけるお寺の在り方」を考えていくようになりました。


特に日蓮宗の法華経では

“来世ではなく「今を生きる」ことの大切さ”

を根底として説いています。

どうすればたくさんの方が心を充足させながら今を生きることができるか、今の時代と照らし合わせながら今でもお寺の役目を模索しています。


「宗教」というものはどこか近寄りがたい・・・
「お寺」は法事、お葬式、お参りをするだけのところ・・・
「お経」はただ呪文を唱えているようにしか聞こえない・・・



おそらく多くの方がこのような印象を持たれているのではないでしょうか。
このようなお寺のイメージから、もっとオープンな「心の充足の場」として親しみをもって頂けるよう、noteでも仏教をできるだけ分かりやすくみなさまに伝えていきたいと思っております。


そのほか、お坊さんの生活の裏話、中目黒スポットのご紹介など・・・
正覚寺ならではのお話をこのnoteで発信していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします!

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正覚寺公式HPと公式SNSがリリースされました!


少々まじめな話はここまでにして・・・ここからは新着のお知らせです。

本日、このnoteのスタートと共に正覚寺公式ホームページをリリースいたしました!

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すでにホームページを見てからこのnoteにきた方もいらっしゃるかと思います。
正覚寺ホームページでは、幅広い年代の方々や海外の方々にも興味を持って頂けるよう、正覚寺の魅力をぎゅっと詰めたコンテンツを用意しております。

「Experience Shogakuji」の4つのムービーについては、昨今のコロナ事情で外出を控えている方や、遠くに住まわれている方でも正覚寺をWEB上で体感できるような映像を目指しました。
ぜひ臨場感あるサウンドと共にお楽しみください。

そして同タイミングで正覚寺公式InstagramFacebookYoutubeも開設しました。
今後は写真や動画などでもどんどん発信していきますので、ぜひお気軽にフォローしてくださいね。



10/18(日)正覚寺にて御会式が開催されます

最後にもう少々お付き合いください!

正覚寺では定期的に行事を開催しているのですが、その中でも正覚寺の三大行事のひとつとされている御会式が今週末10/18(日)に正覚寺にて開催されます。

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御会式とは、日蓮聖人の忌日の法会として、報恩感謝の意を込め行われる日蓮宗の法要です。
この行事では法要に加え、日が暮れた18時頃からは、五重塔を模したモチーフに桜の造花を垂らし、ライトアップした万灯を掲げて行脚する幻想的な練供養などを見ることができます。
どうぞお気軽にご参列頂き、華やかな御会式をお楽しみください。

この機にどうぞ正覚寺ホームページから行事や交通情報をご覧ください。



一発目のnoteの記事、気合いが入りつい長文となってしまいました。。
ですが、ここまで読んでいただいた皆さん本当にありがとうございます。
noteやSNSを通じて少しでも正覚寺のことに興味を持って頂けましたらうれしいです!

今後ともお寺として皆さまの「心の充足」に繋がる企画コンテンツを発信していきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。



再拝






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