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なぜ、ボディビルダーは鏡の前に立って身体を映すのか?

前回の記事では「タイプ別で肉体改造の進め方が変わってくる」という話をしました。

筋肥大と除脂肪の同時進行は非効率です。効率よく肉体改造をしたいのであれば

・筋肥大メインの時期(増量期)
・除脂肪メインの時期(減量期)

それぞれに適した筋トレをしていきましょうという内容を紹介しました。

今回は「筋肉をつけたい部位にピンポイントで負荷を加えるにはどうしたらよいか」という内容で解説していきます。

○ボディビルダーが鏡で自分の身体を映す理由

なぜ、ボディビルダーは、自分の身体を鏡に映すようなことを頻繁にするのでしょうか?

これはナルシズムで自分の身体の美しさに酔っているわけではありません。どの部位の筋肉を大きくして、どの体脂肪を落としていけばよいのかをチェックしているのです。ある意味では、自分の身体を「作品のひとつ」と捉えている芸術家のようなものといってよいのではないでしょうか。

ボディビルダーのレベルとはまでいかないにしても、自分の身体をチェックして、どの部分の筋肉が足りないのか探して、そこに筋肉をつけていくような習慣をつけることも必要でしょう。

○ピンポイントに筋肉をつけていくためのポイント3つ

では、ピンポイントに筋肉をつけていくためにはどうすればよいでしょうか。以下でポイントを紹介します。

●ターゲットを絞る

たとえば、胸上部を鍛えたいのであれば「ベンチプレス」をするなどです。ただし、その部分だけに絞って鍛える種目はないので、つけたい部分にもっとも刺激が入る種目を選び、フォームを調整しましょう。

●正確なフォームでおこなう

フォームが乱れると、狙っているターゲットにかけたい負荷がしっかりとかからない可能性があります。そのためには、狙っている筋肉にきちんと刺激されているかどうか感じながらトレーニングするとよいでしょう。

●ターゲットの疲労度を感じる

「ちゃんと筋肉に効いているな」と感じているかどうかが重要です。狙っている筋肉に刺激を感じていれば、正しいフォームで筋トレができているサインです。

○まとめ

今回は、筋肉をつけたい部位にピンポイントで負荷を加えるにはどうしたらよいかという内容を紹介しました。もし、狙っている部位以外の箇所が疲れているなと感じていたら、フォームの修正が必要です。


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