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ワインの街タリハへ!(7月の振り返り編#1)

前回までは、6月に実施した活動などについてお伝えしました。

今回からは、7月の振り返りに入っていきます!
7月は長期休みに入ったこともあり、旅行多めです。

―7月の振り返り編― 目次
1.ワインの街タリハへ! ←今回はココ
2.コチャバンバへ!
3.日系移住地サンフアンへ!
4.7月のJICA海外協力隊活動


タリハに降り立つ

夜行バスでスクレを出発し、初めてタリハ県タリハ市に降り立ちました。
今回は、協力隊の大先輩でウユニガイドなどもされているタリハ在住の岡野さんに、タリハツアーをお願いしました。

バスターミナルに行く前に市内で停車するため、そこで岡野さんと合流しました。
まずは独立の英雄たちを記念した展望台に連れていってもらい、タリハ市内を一望しました。

また、展望台からタリハの土地について説明した貰ったのですが、タリハは平地にできた街ですが、地盤がもろい岩盤であるため、住宅地建設などに苦労するそうです。

Mirador Héroes de la Independencia
展望台から
タリハの地盤はこんな感じだそう

名物サイセ

タリハの名物の1つに、サイセがあります。
牛肉、じゃが芋、エンドウ豆、玉ねぎ、トマトなどが材料で、クミンと赤トウガラシなどで煮込まれる料理です。
サイセはボリビア全土で食べられるので知っていましたが、タリハのサイセがダントツに美味しかったです。
何と言っても、少しピリ辛に煮込まれた牛肉とご飯の相性が最高で、トマトなどの野菜も採れるのでバランスもいいです。
岡野さんに連れてきてもらったこのお店が一番有名のようです。

盛りだくさん。
こちら
岡野さんと。

中心市街地の街並み

中心市街地はさながらヨーロッパのようで、白壁の街並みではありませんがスクレに似ています。
きれいに整備されたメルカド(マーケット)、プラサ(中心広場)、イグレシア(教会)などが立ち並んでいます。
また、有名な建物としてCasa Dorada(カサ ドラーダ、黄金の家)がありますが、こちらは重要文化財になっているほか、旧20ボリ札の券面にも採用されています。

マーケット内部。開放的
食堂エリアもきれい
明るく開放的
広場
スクレと比べても植生が違う
歩道は狭い
教会
Casa Dorada
これが旧20ボリ札の角度
内部。この日は入れなかった。

サンハシントダム

南部にはダムがあります。生活排水が流れ込んでいるからか、水草がたくさん繁殖していました。
ここは、カングレホ(カニ)や魚が獲れて、レストランが立ち並んでいます。
カングレホ食べましたが、そこまで甲殻類が得意ではないので、お皿いっぱいに来たのはちょっと苦手でした…。(味的に)
ただ景色はよく、観光客がたくさん来ていました。

景色綺麗。水も綺麗そう
対岸の方が水草たくさん
乾季なのに放水してた。観光用?
白鳥ボートとかもいた
たくさん並ぶレストラン
客寄せ。客引きが結構強引なのでお気をつけて
これ1人前は厳しいって

焼魚と自家製ワイン

カングレホはおやつで、本命の焼魚を食べました。
ボリビアはマーケットがいくつか市内にあり、魚専門の市場があることも多いです。
ここタリハでも同じで、El Dorado Tarija市場(エル ドラド タリハ、黄金のタリハ市場)というところが、魚屋さんが立ち並んでいます。レストランもたくさんあり、ほとんどがグリルで魚を焼いてお客さんを呼び込みしています。
今回、Sábaro(サバロ)という魚のグリル焼きを頼みましたが、かなりでかい…。写真がありますが、手から肘くらいまでの大きさです。身は白身でたんぱくですが、ある程度脂ものっているのでさっぱり食べられます。味変にはレモンがぴったり。
サバロと一緒に、自家製ワインも頼みました。この市場では普通のワインもありますが、各お店で自家醸造?したワインが楽しめます。甘いのでそこまでアルコール化してないでしょうが、さすがワインの街だなと思います。

鮮度が心配
お店が立ち並ぶ
それだけ売れるんだろうな…!
お客さんもたくさん
デカくない?
きれいに食べたい。てか量が多い
岡野さんと娘さん。僕だけ完食。

Ruta de Vino(ルタ デ ビノ)

これが最大の目的だと言っても過言ではありません。
タリハはワインの街で、たくさんのBodega(ボデガ、ワイナリー)があります。普段あまりワインは飲みませんが、ボリビアでのお気に入りを見つけるのが目的です。

先ず行ったのはBarbacana。
小さいワイナリーでしたが、商品点数は多く、なんとオーナー自ら説明してくれました。
言っちゃいますが、ここで飲んだタナーが美味しく、まぎれもない好み1位です。スクレにも売っているということで、買っちゃいました。

景色のいいとこ。ぶどう棚が近い
種類たくさん
試飲の値段
これ鬼リピしてます
このシンガニも美味しかった
ご厚意で写真撮っていただきました

次に訪問したのはJuan Diablo。
ここは、まさに商業化されたワインの道なんだなという感じ。
行ったときは誰もおらず、後から予約客が来るが空きがあるので入れますよーという感じ。
基本的には予約してないと入れませんが、空いてれば受け入れてくれます。
最初にワイナリーの説明を受け、いざワイン保管庫へ。やはり地下にあり、洞窟探検しているような気分で楽しかったです。笑
(残念ながら写真は暗くて映らず)

新商品?
きれい
景色良くてワインも美味しい

やはり予約してないと結構断られるようで、2件断られました。(というか、門が開いていて人がいないところもあった)
最後に行ったのは、ワイナリー公開の老舗でタリハの象徴ともいうべきCasa Vieja(カサ ビエハ)。
ここは気を付けてください。たくさん試飲できるのでめっちゃ酔います。
今まで行ったどのワイナリーよりもワインの種類が多く、安く買えるため、たくさん試飲してたくさん買ってもらえるような場所になっています。
少なくとも5種類は試飲した気がします。
安くて買いやすいですが、私は甘いワインが好みではないので、お口直しにワインアイスを買って食べました。笑
中では食事もできるので、ここ1軒で満足できます。

入口は趣がある感じ…
昔の構造の展示
試飲中に踊り始める
次々試飲させられる
歯に沁みた。

その他

化石博物館。恐竜などの化石がある博物館で、友人におすすめされて行ってみました。思った以上にボリュームがあり、興味のある人は半日見れると思います。

デカい骨
アルマジロ?
ミイラ

Chorros de Marquiri(チョロス デ マルキリ、マルキリ滝)にも行きました。タリハ北部にある滝で、その他季に行くまでがちょっとしたハイキングコースになっています。
かなりいい景色だし水綺麗だし良かったです!

サマ国定公園?
雄大な景色
最後たどり着くのは大変
マイナスイオンたっぷり

帰る直前、ボーイスカウトの仲間と会いました。
こちらで指導者をしているタリハ出身の仲間です。
彼には、タリハ名物のお菓子や、広場の有名スポットに連れて行ってもらいました。
彼もボーイスカウトを頑張っているようで、自分も頑張ろうと思いました。

名前忘れたけどスクレでも買える
道端でおやつタイム
見るだけでも入れてくれました
良い雰囲気のレストラン
売ってるらしい
最後バスターミナルまでお見送りしてくれた、ありがとう!


次は…↓

2.コチャバンバへ!


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