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筋肉と脂肪は「合成」と「分解」を同時に繰り返していた!

前回の記事では「筋肥大」について紹介しました。

筋肉を大きくするためには、筋肉に適切な刺激を与えていく必要があります。鍛えたいのであれば、基本的な筋肥大のメカニズムを頭に入れておきましょう。

今回の記事では【筋肉の合成と分解】について紹介します。

○合成と分解は同時進行でおきている

「筋トレは、裏切らない」

このように思っている人も多いのではないでしょうか。確かに、負荷をかけて適切な刺激を与え続ければ、効果が出やすいものといえます。

しかしながら、どのくらいの負荷をかけて、どのくらいの時間が経過すれば望んでいる身体が手に入るかというのは未知数です。宝の場所はこの地面の下にあるのは分かっているけど、どれだけ掘ればいいのか分からないような状態とでもたとえたらよいでしょうか。

というわけで、まずは基本として知っておいたほうがよいことを以下で紹介します。

合成:筋肉を作ろうとする作用
分解:筋肉を分解してエネルギーを作る作用

人間の身体では、合成と分解が同時進行しています。さらに、これは筋肉だけでなく【脂肪】でも同じことがおきているのです。

要するに、筋トレをして身体を鍛えたい人は、筋肉と脂肪の合成・分解のタイミングを知っておいたほうがよいということです。

  • 筋肉の合成(増/減)

  • 筋肉の分解(増/減)

  • 脂肪の合成(増/減)

  • 脂肪の分解(増/減)

この4つを意識しておくだけで、いつ何をすればよいか効率的に筋肉を鍛えられます。

○考えうる4つの場面

では、具体的な場面をイメージしながら考えていきましょう。以下で4つ紹介します。

●筋トレしているとき

筋トレをすれば筋肉に刺激を与えられるので、筋肉の合成がされます。ただし、その一方でエネルギーを消費するので筋肉と脂肪の分解もおきます。

●筋トレ後に食事をするとき

筋トレ後に食事して栄養補給をしっかりとすれば、筋肉の合成が促進されます。脂肪の分解も続くので、筋トレ後に何を食べるかは非常に重要です。

●筋トレ後に食事をしないとき

脂肪の分解は続いていますが、エネルギー補給がされないので筋肉は合成より分解されやすくなります。ダイエット目的の人であっても、せっかく筋トレして筋肉に負荷をかけたのに分解が促進されるようにしたらもったいないです。

●有酸素運動後に食事をしないとき

筋肥大したい人にとって、もっとも避けたいことがこちらです。筋肉と脂肪どちらも分解優位になってしまいます。

○まとめ

今回は、筋肉の合成と分解について紹介しました。筋肥大目的で筋トレするのであれば、ただ筋トレをすればよいのではなく、そのあとの食事も重要になってきます。その理由は、筋肉と脂肪の合成と分解が同時進行でおきているからです。

身体を鍛えたいのであれば、筋肉の知識だけでなく食事や栄養の知識も必須になります。どんどん紹介していきますので、興味ある人はぜひ僕のnoteをフォローしてください。

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