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290. 価値があるかないかを決めるのは社会なのだ。

何に価値を感じるかは人それぞれ違う。


あなたは何で価値を判断するだろう。ほとんどの人がお金というもので価値を判断しているのではないだろうか。価値というものは人によって判断基準が違う。それこそ、人によって価値観が違うからだろう。道端に落ちている石ころに価値を感じない人もいれば、価値を感じる人もいる。


例えば、noteでもそうだ。自分の中では価値のある文章が書けたと思っていても、記事を出してしまえば、思った以上の反響を得ることができない。人によって価値を感じる判断軸が違うからこそ、価値を創造するのは難しい。しかし、これからの世の中には価値を創造することが必要不可欠になってくる。


どの製品を使っても、外れを引くことが無くなった。同じクオリティーなら低価格を求めるのが普通だ。薄利多売のフィールドに行ってしまえば、負けてしまう。そこで価値を出すためには想いなどの無形の価値を創造することが必要である。



世の中には完成品が溢れ切っているからこそ、未完成品に価値を見出すことができるかもしれない。スペインにあるサクラダ・ファミリアがいい例だろう。2026年に完成と言われているが、完成途中の建物にあれだけの人が訪れるくらいだ。


完成後はいつになっても同じ景色しか見えない。しかし、今の途中経過は今生きている人にしか見ることができない。そこに価値があるのだ。過程に価値を見出している。これは、「プロセスエコノミー」と言われるものだ。


まだ何者でもない人だからこそできることなのかもしれない。完成されたものよりも完成する過程を見れる方が価値がある。そこには稀少性というものが隠されているかだ。私という人間もまだまだ未完成である。死ぬ瞬間に完成されていればいい。一つの物語として、これからの出来事を味わっていきたい。



あなたが価値がないと思っているものでも社会に出してしまえば、価値があると判断されるかもしれない。ずっと同じ世界だけを見ていると、当たり前と感じ、視野が狭くなってしまう。視野を広げ、点をたくさん作ることによって、新たな価値を創出するきっかけになるかもしれない。



いかに価値のないものを価値あるように見せられるか。つまり、ブランド化することができるかどうか。これから日本の人口はどんどん減ってくる一方で、発信できる人が増えている。その中で勝っていくためには、周りと差別化し、価値を創造することが必要だ。


本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!


【今日の格言】

最も強いものが生き残るのではない、
最も賢いものが残るのでもない。
唯一生き残るのは変化する者である。


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