225．どうしても正解を求めてしまう

自分の選んだ道を正解にする

人生に正解なんてないことくらい耳にタコができるほど聞いたことがある。わかっていてもつい正解というものがあるのではないかと探してしまう。歳を重ねるごとに違った人生をみんなが生きていく。それぞれが自分の選択した道が正しいと思って生きている。

人生はこの選択をしたら正解とわかっていたらどれだけ生きていくのが楽なのだろうか。苦しい時ほど、正解というものを求めてしまう。たった一つしか正解はないかのように感じてしまう。これを選ばなければ人生が終わるかのように。

正解を求めて苦しんでいる時は自分の今までの人生を振り返ってみてほしい。今までの自分の人生は選択をするときに100％この道が正解だと思って選んできただろうか。ほとんどの人が違うと思う。選んだ道が正解になるように行動してきたのではないだろうか。結局どの道を選ぼうと大事なのは選んだあとだ。

選ぶこと以上にその後をどう生きていくかの方がどれほど大事か。

はっきりここで言いたい。人生に正解なんてないし、その選択がもし間違っていてもいくらでも軌道修正することはできる。もし、誰かにその選択をしたことによって人生は終わると言われたって気にしなくていい。きっとその人は正解の選択肢を選べなかったときに正解にしようとする努力をしたことがないだけだ。

人には無限の可能性がある。どんな道を選ぼうといつからでも自分の思い描いたような未来を描くことができる。

ただ、正解がないとは言っても目の前のことに対して何も考えずに適当に生活をしていいとも思わない。自分の頭で考えられるだけ考えてみてほしい。考えることを辞めてしまったらそこで試合終了。

考えたってわからないものはわからない。自分もそういう人間だ。目の前のことをやっていたらいつの間にか形になっていたということが多い。かといって、逃げてしまったら何も変えることはできない。

誰だって苦しい時や不安に包まれるときはある。その分だけ高く飛ぶことができるから今はそういう時期だと楽観的に考えてみてほしい。

苦労した分だけ人は高く飛べるから。そう信じて、コツコツ一つずつ積み重ねていけば自分の人生にとっての正解の人生といつか歩むことができるはずだ。

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました！

【今日の格言】

人にものを教えることはできない。
できることは、相手のなかですでにある力を
見出すこと、その手助けである。