262. 今、当たり前にある幸せ
当たり前は当たり前ではない。
死ぬこと以外かすり傷。本当にそう思う。生きているだけで人は幸せだ。そして、当たり前のように体が動くことがどれだけ幸せなのか。今あることに幸せを感じるためには、失ってから気付くこともある。ただ失ってから気付くのでは遅い。
私は22年間生きてきて、大きな怪我をしたことがなかった。骨折をしたこともないし、手術をしたこともない。健康に生きることがどれだけ素晴らしいものなのかを考えたこともなかった。
体が自分の想い通りに動くこと、痛みを感じずに動かせること、それだけで素晴らしい。健康というものは幸せに直結する。どれだけお金があって、名声があっても健康でなければ幸せにはなれない。
今、当たり前のようにある幸せにまずは気付いてみてほしい。ないものに焦点を当てるのではなく、あるものに焦点を当てる。人と比べるのではなく、あくまでも自分軸で探してみる。人と比べていては、満足できることはないだろう。人と比べるのもいいが、それだけで幸せを感じるには難しい。
手が思い通りに動く、足が思い通りに動く。それだけで幸せなのかもしれない。私は人生で初めて大きな怪我をしてしまった。もしかしたら手術するかもしれない。今まで通りに動かすことができないのはストレスが溜まってしまう。例えば、このnoteを書くのも一苦労だ。タイピングをするのに時間がかかってしまう。利き手が上手く使えないので、いつもの動作に倍以上の時間がかかってしまう。
不自由を感じることによって、今までのありがたみを感じることができた。今の世の中は便利になりすぎてしまった。効率を求め、簡単に何でもできる時代だ。少しの不自由を感じることもたまには必要なのかもしれない。そこから学べることはたくさんある。決して自ら不自由な環境に飛び込めと言っているわけではない。不自由か自由で言われれば、誰もが自由を選択するだろう。
予想もしない時に不自由を感じるからこそ、人生を考えなおすきっかけになるのかもしれない。人生は何が起きるかわからない。だから面白いのかもしれない。どんな状況でも楽しめるようなスキルが人生で最も必要なスキルかもしれない。過去は変えられないが、解釈はいくらでも変えられる。前を向き続ければいつか道は開かれるのではないだろうか。
今ある幸せを大切に。
人生何が起きるかわからないけれど、
第一に健康を選んでほしい。
どんなことよりも一番大切であるから。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
【今日の格言】
生きているのが、苦しいとか何とか言うけれど、
それは人間の気取りでね、
正直、生きているのはいいものだよ、とても面白い。
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