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読書ログ 『マーフィーの黄金律』

1. 背景・目的

スキルとしてメンタルを鍛えようと思い立ってから10冊以上の本を読んできた。この本は学生時代に指導を受けていた元オリンピック選手のコーチから勧められ、認知科学の世界でも有名な本なのだが、当時はなんとなく読み進めてしまったので、知識と経験が増えた今読むことで新しい気づきを得られるんじゃないかという思いになり、読むに至った

2. ゴール

  • これまでのメンタル知識に紐づける形で「成功を掴むためのマインドセット」とは何かを学ぶ

  • 幸せでポジティブな日々を送るための新たなNext Stepを1つ以上得る

3. 学びメモ

潜在意識を活用せよ

  • 成功者は、前向きな信念のもとに潜在意識を解放させることで成功を手にした

  • 潜在意識とは、

成功者の行動パターン6選

成功者はほぼ例外なく潜在意識の使い手であり、以下の特徴を持っていた

①物事を肯定的に考える習慣を持っていた
②努力をすることを惜しまなかった
③明確な目的意識を持っていた
④自分を信じ、他人の言葉にまどわされなかった
⑤失敗を恐れなかった
⑥想像することがうまかった

本文65-66ページ

★秋元里奈の「努力は夢中に勝てない」という言葉を思い出した!

人間は一個の「自動成功装置」である

潜在意識を動かし、「無意識に理想状態に向かえている状態」を作れている場合、その人はもはや「自動成功装置」と言える。

  • 潜在意識の力を発揮するためには、「具体的に幸せな状態」「毎日常にワクワクしながらそれを思い浮かべること」が大事 →言語化してみよう

  • そうすれば、無意識にそっちの方に行動するようになる。これが潜在意識の力。認知のコントロールによって潜在意識を動かすイメージ

  • 人の幸せ・成功を願い喜ぶことで、以下の2つの側面から自分の自動成功装置が加速する!

    • 周りの人が自分の幸せ・成功を願い、喜んでくれるようになる

    • 「広い心を持った自分」という快い感情を得られる

ちなみに、心の平静を保つことで潜在意識が表面化しやすい。

実践のためのコツ6選

理想の姿を自信を持ってイメージするためのコツは、以下の6点

絶対に恥ずかしがるな
言葉は肯定的に
現在進行形(「私は今〜しつつあります」)で語れ
はじめ単純、だんだん細かく
くり返しを忘れるな
一人称で語れ

個人的に、現在進行形で語るは示唆深いと思った。目標を思い浮かべると時に「自分はまだまだだ」と思って萎えてしまう。しかし、そのプロセスを歩んでいることが重要で(もっというと、目標を達成できている時のみ喜んでいいなら、喜べる場面は皆無と言っていい)、その「今の自分」に集中できるという意味でも、「俺は今英語を聞けるようになりつつあるぞ」「俺は開始2ヶ月にしてポーカーのトーナメントに出られるくらいの力は得られつつあるぞ」など、現在進行している自分のイメージを深めていこうと思う。

4. 感想&Next Action

最も印象的だったのは、自分を「自動成功装置」と捉える考え方。頑張るのではなく、無意識に頑張れ、夢中になれる状態を作ること。そしてそうできるカテゴリを、仕事だろうが趣味だろうが我慢せずに大事にすること。

幸いにも自分は夢中になりやすく凝り性なので、こうした考え方は向いていると思う。一方で、ちょっとしたストレスや感情に動かされやすい性格なことも事実。だからこそ、自分が常に何かに夢中になれている状態を維持することに力を注いでいきたい。

自動成功装置の原動力をまとめると、「自信」「欲望」「肯定的で積極的であること」の3つ。これを保てる日常生活を送ること。具体的にはこんな感じ?

・自信を持てるように、譲れないルーティンワークを毎日こなす(自信)
・自信の源泉となるインプット・アウトプット時間の確保(自信)
・ありたい姿の具体化と、毎日のイメージ(欲望)
・不安・不機嫌に対処する訓練と振り返り(肯定的態度の維持)
・人の幸せ・成功を願い、喜ぶ(肯定的態度の維持)
・辛く悲しい時の「できているかのごとく」振る舞う(肯定的態度の維持)
・体調管理・睡眠管理による前向きさの維持(積極性)
・自信と欲望に基づく、Comfort zone外へのチャレンジ(積極性)

自分の場合、自信と欲望は結構保てている自覚があるので、機会は「肯定的態度と積極性の常備」みたいなところ。

特に肯定的態度は、慶應高校の「相手がいいプレーをしたら(自分達に不利だとしても)素直に喜び称賛する」ことが手本になる。野球観戦やテーブルゲームなどの趣味で積極的に訓練していきたい。

あとは、寝る前に具体的な状態のイメージ、それに対する自信を持つワークを、一人きりで行ってみます

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