フォローしませんか?
シェア
弘生
2022年4月1日 06:27
Poisson d'avril !新しく目醒める距離洋梨のSolbetの月に 逆さまに引き込まれる寄り道は蓮華草54本手みやげは時空に支配されない百万本の薔薇Sacのなかにひしめく蒲公英は綿の蟲となって地上に降る復活の日まで「Elle est ici !」(彼女はここに居ます)画像の作品は、現在の我が家の母コーナーに立てかけてある、F6サイズ
2022年3月23日 08:20
「宇宙の華」夜空を見上げる癖月を探す癖今夜は月が霞んで幾重にもボヤけた形容しがたい光の円ああ、私は夢をみるのだなと予想するあのひとはどんどん先に行ったのだと追いつかない距離を水銀で塗りつぶし寡黙になることを決めたのは少し前だ夢にさえ現れないのだと眠ることも面倒だった今夜私は目を瞑るいつか見た清潔な猫の目から虹色の魚が飛び出す閃光暗闇階段登
2022年2月24日 18:22
青墨をする父の背よ曼珠沙華弘生季語 曼珠沙華(秋)昨年の初夏、「俳句」という十七音の芸術にめぐり合って、拙いながらも、道を歩けば五七五、電車に乗れば五七五、と指を折りながら過ごした日々がありました。そんな日々のある初秋、ふと道路の脇に真っ赤に出現した曼珠沙華。ああ、お彼岸なんだなぁ、と感慨深く思いながら電車に飛び乗った。そこで出来た曼珠沙華の句。最初、天国の母への句が出来ま