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動物だってグリーフになる

グリーフケアって言葉を聞いたことある?


グリーフとは、大切な家族や友人との死別やその人にとって大切なものを喪失した時に起こる


様々な身体的、心理的、社会的反応のことを言うんだけど


喪失を体験した人の悲しみや痛みに寄り添って、立ち直りや自立できるように


ケアやサポートをすることをグリーフケアっていうのさ。


ぼくら獣医療従事者は、飼い主さんが共に暮らした動物とお別れして


つらい思いや悲しみ、苦しみを少しでも和らげるように


グリーフケアするように習ったり、勉強したりする。


主には飼い主さんに対して、グリーフケアするんだけど


グリーフを抱えるのは、ぼくら飼主だけじゃーなくて共に暮らす動物だって、グリーフになる。


いつも世話をしてくれて、かわいがっていた娘さんがお嫁に行っていなくなってしまうとか


大学生や社会人になって上京していなくなるとか


病気をして入院することで会えなくなるとか


一緒に暮らしていた仲間が旅立ってしまうとか


いつも一緒にいた相方がいなくなってしまうとか


大好きなぬいぐるみを捨てられてしまったとか

(ホンマ?)


すれば動物だってグリーフになる。


ぼくら飼主のグリーケアばかり言われて


動物のグリーフケアを言われることは、ほとんどない。


動物だって喪失すればグリーフになるし、グリーケアしてあげた方がいい。


動物のメンタル的なケアは、サプリメント、CBDオイル、漢方薬、フラワーエッセンスなどいろいろあるから


動物だって寂しさに寄り添って、立ち直れるようにグリーフケアしてあげるべきだとぼくは思う。


動物も悲しみや寂しさを感じているし、それがきっかけで体調が悪くなる子もいる。


共に暮らす動物は、ぼくら飼主と同じなんだよね。

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