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真面目。

よく、「真面目だね」と言われます。

人となりを見てくれていて、真面目の意味やニュアンスを共有できている人から言ってもらった時には褒められた!と嬉しいのだけれど、表面を、しかも片目で見て放つように言われた時には、またか〜と思います。

真面目ってどういう意味だろう?

そもそも、わたしは自分の為に真面目と言われることをやります。

例えば仕事では、すぐに連絡を取ったり、メールの文章の内容で日付を曜日まで付けて段落も変えて見やすくするのも。
自分が叶えたいことを確実に相手に伝えたいからです。

連絡が遅くなれば、チャンスを逃すことがあるかもしれない。
メールの内容が見にくいことで間違って伝わってしまい、やり取りをした時間そのものが薄れてしまうかもしれない。

「千と千尋の神隠し」での釜爺の言葉で、たびたび自分に言い聞かせる言葉があります。
千尋が、ススワタリの石炭運びを中途半端に手伝った時。
「手ぇ出すんなら、しまいまでやれ!」と、釜爺が言います。

そもそものそもそも。
わたしは面倒臭がり屋だし、大雑把で気分屋です。
だから、掃除をしていても拭きづらいところなんかがあると、拭かなくてもいいかしら。と手を抜こうとする。
そんな時に釜爺の言葉を思い出して、やるならやろうと頑張ってみるのです。

特に、中学高校の時には真面目な奴はダサいといった雰囲気を感じることがありました。
しかし、ダサいと言う人は、真面目にやっている人が自分にとって不都合だったのかもしれないなあと振り返る。不安になるんだろうな。

だったら、自分もできることをやったらいいじゃない。一緒にやろう!
ちょっぴりでも悔しいと思うことなら、きっとやらずにはいられないことだよ。

ふつうにことに当たるだけで、相手に印象を残したり、役に立てることがあると思っています。

だから、わたしは大して真面目ではないのです。

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