野上

本を読んで生きている。主に書評

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介護士がMBA目指す その2 英語の勉強続かない。

クソみたいな決意表明の投稿から、すぐ2本目の投稿とはどういうことか。 実はMBAに向けての勉強は2ヶ月前から始めていた。 九大MBA取るには、英語を旧帝大レベルにはしないといけないのだが、全然続かない。 1日5分とかその程度である。 元々、勉強なんて社会福祉士試験前くらいしかしたことがなく10分と勉強が続かない。 なぜなんだぁあああああああというわけで、このnoteに書きにきたのである。 英語の勉強5分やる→よしYoutubedでもみよう、となってしまうので、

    • 介護士がMBA取得を目指す

      タイトルある通り介護士がMBA取得を目指す。 私は、現在、介護施設に勤める介護士29歳、男である。 なぜこのようなことを思いついたのか。 ・将来不安だから ・介護職の給料なんてたかがしれているから給料あげたい という理由からMBAの取得を目指すこととする。 介護の仕事は別に嫌いではないのだが不安だ。お金にキャリアにとにかく色んなことが。 ようは勉強してなんとか人生変えようというわけである。 九州に住んでいるので、候補となる大学院は、 九州大学大学院産業マネジメ

      • 新聞を読むのをやめた

        活字中毒的なところがあるので、新聞は結構好きで、 日経と朝日or読売(気分によって変えてる)、 を取って読んでいた。 しかし、院試に向け英語をやり始めたので、BBCを読むようにしたところ、これがめちゃくちゃよかった。 内容も公平だし、戦場にも記者が直接入っていくため臨場感がある。 しかも金もかからん。 もうこれで十分だと思い、朝日新聞、日経新聞を解約した。 日経新聞は21歳から読み始め、8年読んでいたけど、月4300円も払う価値はあったのだろうか。 よく考えたら

        • 大学院進学について

          大学院進学を考えている。 最近は、暇だ。 暇というか、虚無だ。 仕事もある、家庭もある、子供もいる、家もある、金もある、 仕事がクソなころは転職に必死だった、金がない頃は金を稼ぐのに必死だった、子どもができたころは子育てに必死だった。 しかし、ある程度安定してきてずーっと同じような生活。 何らかの刺激が欲しいと思い始める。 そうだ、大学院で研究をやってみようと。 私は九州に住んでいるので候補は、 九州大学大学院 熊本大学大学院 放送大学大学院 あたりだが

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        • 1本

        記事

          思想について

          フアナという文字に目が止まり、フィリップ4世の妻カスティーリャ女王フアナの本かな?と思い、読んでみることにしたが、17世紀メキシコで有名な詩人だった人の本であった。 スペイン語圏ではかなり有名らしい。 正直なところ、独特な文体でさっぱり読みにくい。 少女がお花畑を駆け巡るような、そういう文体なのだ。 しかし、宗教的、社会的に抑圧されていた女性としての思いの丈が全面に伝わってくる文章であった。 それも少女のようにフランクに軽やかにである。 言論の自由もなかっただろう

          思想について

          ロココが好きな理由

          芸術、美術についてはあまり知らないのだが、西洋美術のロココについては強烈に好きである。 ロココはそれまでの古典主義の荘厳さと違って、女性的であり、享楽的であり、繊細であり、軽快であり、優美である。 古典主義からの脱却、抑圧からの解放、何より自由を感じる。 私の人生観が「自由」であるため、共鳴する部分があるのだろうか。 ロココは、文芸や思想に秀でておりサロンを開き18世紀ヨーロッパに影響を与えていたポンパドール夫人が先駆的役割を果たした。 彼女の文芸や思想からくる、自

          ロココが好きな理由

          マンネリ

          最近マンネリだ。朝起きてやるべきことをただやって寝る。 刺激のないような生活。 しかし、よく考えれば物事がうまくいっている時である。 色々なことが習慣化され、特に刺激を感じなくなった状態。 仕事、育児、ジム、読書、ジャーナル、英語、いろいろやっているが、はじめた当初の煌びやかな気持ちは消え失せ、ただやる、という状態になっている。 でもこれは当たり前にこなせるようになったということだ。 自分に課した義務に生きているような状態か。 やはり人間、義務に生きたほうがかえ

          マンネリ

          幸福に生きるか、義務に生きるか

          子育てやら、仕事やら、忙しくなってくると 瞬く間に1日が過ぎていき、 自分はなんのために生きているんだ?自分の人生はなんなんだ?という気持ちが沸いてくる。 昔読んだヘーゲルだかカントだかの本に、 「真に幸福を求める人は、自然と義務的に生きるようになる」みたいなことを書いてあったことを思い出した。 義務に生きるなんてクソじゃねぇか!自分のやりたいことやって幸福になれるほうがいいに決まってる! と読んだ当時は思ったが今は大いに同意する。 なぜなら、幸福なんてものはな

          幸福に生きるか、義務に生きるか

          まとめ売り本を読むメリット

          本は自分が選んだ本しか読まないクチだった。 しかし、メルカリで育児本をまとめ買いした時、こんな本絶対買わないだろうな、という本も混じっていて読んでみた。 すると、なるほど世間にはこういう本もあるのかと意外にも面白かった。 さらに、まとめ買いはその人が選んだ本をトレースするので、この人はきっとこう悩んでいたのでは?と考えたり、 ああ、俺と同じようなことで悩んでたんだなぁ、と思ったり。 他人の本をそのまま読むのも、その人の人生に触れているようで面白い。 人から本を薦め

          まとめ売り本を読むメリット

          今月読む本

          今月読む本 日々なんとなく過ごしていると、情報に手当たり次第当たってしまうので、今月は何についての情報を集めるかまとめておく。 情報については主に本から手に入れていく。 読み漁る本 育児 介護保険 史学 こんなところ。 早速メルカリで育児本20冊をまとめ買いした。 育児は、今2歳の娘がいてイライラ期に突入していて、感情的にイライラしたりするからだ。 どういう時期で、どういう対応をするべきなのか知っていく。 その次は介護保険について。 介護保険についてわからな

          今月読む本

          もう不満は言わない実践記

          もう不満は言わないを実践してしばらく経つが、 ようやく、ペインボディというのに気づいた気がする。 不満をいう前に必ず何かしらのトリガーがある。 嫌な思い出、これを繰り返し想起させていて 嫌な思い出→嫌な気分になる→周りの行動が嫌に見えてくる→不満 というわけだ。 ではどうするか。 嫌な思い出や、嫌な気分にが湧いてきた時に、メモするようにした。 これが中々いい、「あ、ペインボディがやってきたな」とのまれることがなくなった。 今までは不満を言ったらメモをしていた

          もう不満は言わない実践記

          趣味について

          趣味はアマチュアレベルで十分だ。 一時期、趣味を極めようとした。 極めようといっても、Youtubeで発信してお金を稼ごうという所謂副業にしようと考えた。 すると、どうなるか。 途端に苦しくなる。趣味が苦行と化す。 なぜなら、その道で食っていくにはひたすらPDCAサイクルを回す必要があるからだ。 暇つぶし、時間潰し、なんとなく好き、このレベルでは取り組めなくなる。 時間を作り、必死にやらねばなくなる。 しかも、本業もしながら。 そうこうしていると、「あーもう

          趣味について

          仙人-芥川龍之介を読んだ感想

          どんなことでも、真剣に取り組めば何らかの境地に至れる、ということを感じられるお話でした。 自分がそうだと信じれば、そうなる。 なんかマルコの福音書に書いてあるイエス・キリストの言葉を思い出しましたわ。 「はっきり言っておく。だれでもこの山に向かい『立ち上がって海に飛び込め』と言い、 少しも疑わず、自分の言う通りになると信じるならば、その通りになる。 だから言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。 そうすれば、その通りになる。」

          仙人-芥川龍之介を読んだ感想

          人権ってなんだ

          人権ってなんだろう。 福祉従事者として思う。 障害者、高齢者、児童、女性、みな権利がある。 現代では権利が蔑ろにされやすく社会的に守らねばいけない存在。 しかし、その人たちを支援する支援者にも人権がある 人権と人権がぶつかった時どうなるか? 憲法の定義では「公共の福祉」によって制限される。 まぁ曖昧である。 福祉施設において、利用者の人権と職員の人権がぶつかった場合、社会福祉法、憲法の人権の定義によってどうするか判断が下される。 それが正しいのか、正しくない

          人権ってなんだ

          AI絵のグラビア

          AI絵のグラビアを見るのにハマっている。 なぜaiが描いた絵にハマるのか。 AIの絵はリアリティがないからだ。 顔が左右対称でスタイルが最も美形の体型で描かれている。 それがある意味現実離れしている。 よくみてみると、どれも同じ顔で画一的な絵である。 現実っぽいがリアリティがない。 それがいいのだ。 思えば私は、昔から女性に幻想を抱いてきた。 美しく、儚くあってほしい。 薄氷のように触るとフッと砕けてしまいそうな、そういう雰囲気の女性である。 そういうあ

          AI絵のグラビア

          北欧がなぜ福祉国家なのか考えてみる

          ヨーロッパ中央から北に外れた、男性器のような形をした半島。 スカンディナビア半島、通称北欧。 ここに連なるデンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドは福祉国家としてあまりにも有名である。 その特徴的な福祉政策は社会民主レジームと呼ばれている。 ではなぜ、北欧は福祉国家に成り得たのだろうか? 少し考えてみたい。 人口が少ない土地的にクソ寒いので、人が少ない。 1番多いスウェーデンで約1000万。神奈川県より少し多いくらい。 その他の北欧諸国は約500万。

          北欧がなぜ福祉国家なのか考えてみる