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マンネリ

最近マンネリだ。朝起きてやるべきことをただやって寝る。

刺激のないような生活。

しかし、よく考えれば物事がうまくいっている時である。

色々なことが習慣化され、特に刺激を感じなくなった状態。

仕事、育児、ジム、読書、ジャーナル、英語、いろいろやっているが、はじめた当初の煌びやかな気持ちは消え失せ、ただやる、という状態になっている。

でもこれは当たり前にこなせるようになったということだ。

自分に課した義務に生きているような状態か。

明け方に起きにくいときには、つぎの思いを念頭に用意しておくがよい。「人間の勤めを果たすために私は起きるのだ。」自分がそのために生まれ、そのためにこの世にきた役目をしに行くのを、まだぶつぶついっているのか。それとも自分という人間は夜具にもぐりこんでもぐりこんで身を温めているために作られたのか。「だってこのほうが心地よいもの。」では君は心地よい思いをするために生まれたのか、一体全体君は物事を受け身に経験するために生まれたのか、それとも行動するために生まれてきたのか。小さな草木や小鳥や蟻や蜜蜂までがおのがつとめにいそしみ、それぞれの自己の分を果して宇宙の秩序を形作っているのを見ないのか。

マルクス・アウレーリス 自省録 第五巻 第一項 (岩波文庫)

やはり人間、義務に生きたほうがかえって幸福なのだ。

そのほうが、余計なことを考えなくて済む、虚栄を張らずに済む、欲に悩まされずに済む。

これは全時代、全人類に共通する普遍的な法則なのかもしれない。

やるべきことをただやる、それしかねぇだろ(進撃の巨人 ライナー)

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