見出し画像

アートオブポリティカルシアター

BCさんことBioClandestine、バイオクランデスティンさんの最新記事を紹介して行きます。

本当はねー最近の5本くらい全部紹介したいくらい、お目が高くって良い記事ばかりなんですが、そこまで手がまわらないですからね。

BCさんはツイッター買収劇には、かなり関心が高いようで私は5月にも紹介記事を書いてます。

永田町劇団

ポリティカルシアターというのは政治劇場ですね。The art ofは〜の妙技とか極意と訳せば良いのでしょうか。「政治劇場の極意」

日本にも永田町劇団というプロの劇団員がいますよね?

西と東に別れてケンカをしているようで、どちらも相互補助会を形成しているわけで別に本気で言ってる人たちなんてひとにぎりなわけで、ぜんぶプロレスだという訳です。

本当はね―、民意で選ばれたわけでもない官僚たちが書いた原稿を国会で読むんじゃなくって、彼らの仕事を民意で選ばれた政治家が監督するべきですけども、日米合同会議からしても頻繁に変わるし今までの契約もまるで理解していない首相よりも、その辺全部覚えている有能な官僚たちと直接交渉して、民意の上書きを得るために国会で承認してもらうほうが効率良いですからね。

あとはなぜ消費税が上がるのが仕方ないのかとかをマスコミに書いてもらって、最善を尽くして損切をするように悪法を通すのが劇団員の仕事です。

さて、これは悪意のある政治劇場の例ですが、そんな劇団員ばかりの国会に場違いな国民本位な愛国大統領・首相がやってきてしまった場合はどんな風になるでしょう?

想像してみたことはありますか?

愛国政治家には、どこからどんな反撃がくるのでしょうか?

鳩山由紀夫という漢


例えば鳩山由紀夫。

土下座外交
国益を勘違いしている
自分は頭いい積もり

この人が首相だったときはマスコミは総スカンでしたよね?

さっき高級官僚たちの役目は日米合同会議でもらった指令をマスコミ(電通)を通じて世論形成して、永田町劇団を通じて民意の取り付けを行うのが仕事であるといいました。

つまりマスコミが総スカンしているということは、日米合同会議がこいつはいらんと言っている訳ですね。

なぜかというと米軍基地とか対米政策に限ってはかなりまともな、日本国民本位な行動をとって、米国の要請を突っぱねていた稀有な首相だったからですね。

さて、皆さんなんか既視感がありませんか?

なんだかそう言えばマスコミに総スカンを食らっていた首相がいたような?

いましたよね?

アメリカの大統領で就任前からスキャンダルだらけで、マスコミから稀に見る総攻撃を受けてた人が。

トランプ前大統領は、アメリカの大統領なので日米合同会議にコントロールされているわけではありません。だれの反感を買ったのでしょうか?

というか誰がその日米合同会議のボスなのでしょうか?きっとそことドンパチしているからアメリカの鳩山由紀夫みたいになったんですよね?

メディアに総攻撃と言えば、このお方もですね。

メディアを操る敵がだれかはここでは割愛しましょう。

読者の方ならもう知ってますよね?

イーロン・マスクとトランプがつばぜり合い

トランプのTruthその①

イーロン・マスクはホワイトハウスに来て彼の政府資金で補助を受けている多数のプロジェクトについて助けを求めてきた。十分な距離を走れない電気自動車とか、事故を起こす自動運転車とか、目的地に付けない宇宙船とか…政府補助金がなければ彼は無価値だよ。そしてマスクは自分はトランプのファンだとか共和党のファンだとかおべっかつかってきた。私は「跪いて懇願しろ」とだって言えたし、彼には選択肢は無かっただろうね。

しろの意訳
トランプのTruthその②

イーロンは今、ツイッターとの酷い取引から足を洗うことに集中した方がいいね。だって440億ドルとか、恐らく無価値なものに支払うことになるんだから。そして、電気自動車には競争相手が沢山あるしね。

しろの意訳

そして次はジャック・ドーシーが一緒に写っている写真で

トランプのTruthその③

追伸 150万ドルを超える株取引をしたのにイーロンはSECに報告しなくって良かったのはなぜ?それはかなり深刻な違反なのにね。イーロンとジャックは楽しんでね!ゆっくりしていってね!

しろの意訳

BCさんの記事にはありませんが、ツイッターではマスクがトランプに慇懃な当てつけっぽいツイートをしています。

因みににこのアンカレッジでのトランプラリーで、トランプはイーロン・マスクをイジったときに、「ツイッターとの売買契約を読んだけど、あれは酷い契約だ。」とポロッといっています。

その部分の動画⇓


トランプの政策のどこに問題が?と聞かれて

トランプの事を「陶磁器(china)のお店に暴れ牛を連れてくる」感じだと。メディアが攻撃してトランプが応戦するので毎日がドラマチック過ぎるのが嫌だと批判。批判としては弱いよね。でも批判してる。

政治劇場は孫子の兵法

これをみてBCさんは「政治劇場だ」と指摘します。

It’s political theater. Trump has done it since 2016. He will publicly bash and insult someone that works for him, to create the illusion that they aren’t working together. He did the same EXACT thing with Sessions, Rosenstein, Mueller, Wray, etc. All to create the illusion of distance. Trump didn’t want the media narrative to exist that he was pulling the strings.
これは政治劇場だ。トランプは2016年からそれを行っています。彼は自分のために働く人を公然と叩き、侮辱し、一緒に働いていないような錯覚を起こさせるのです。彼はセッションズ、ローゼンスタイン、ミューラー、レイなどにも全く同じことをした。すべて、距離があるように錯覚させるためなのです。トランプは、自分が糸を引いているということをメディアに察知され記事にされることを望んでいなかった。

トランプがまだツイッターに居た時もこの人はツイッターの経営陣をコントロールすることができないフラストレーションをいつもボヤいていたし、自分が指名した司法長官(ジェフ・セッションズ)が自分の嫌うことをするのを止められないのでケンカばっかりして、セッションズが退職後に上院議員へ出馬して失敗したときにこき下ろしているツイートがこちら。

こういう例を示した上で、BCさんはこの流石の指摘をする。

For those who are aware that Trump is a proud student of Sun Tzu, all of these actions make even more sense, and perfectly represent the teachings of theatricality and deception. Trump utilizes Sun Tzu strategies in everything he does. It’s no different here.
トランプは孫子を信奉していることをご存知の方にとっては、これらの行動はすべてさらに理にかなっており、芝居と欺瞞の教えを完璧に体現していることを見抜くでしょう。トランプは何をするにも孫子の兵法を利用する。ここでもそれは変わらない。

そして、ジャック・ドーシーについてもヒントをくれていることを指摘。

To me, it’s clear the message Trump is sending is that Elon is working with/for Trump. And perhaps the same can be said for Jack Dorsey, because Trump included a nearly identical photo op with Jack in the last truth, and hinted that Elon made some sort of “breach” with the $15 million stock purchase barrier. Insinuating that Jack would have had to have been in on the deal with Elon, in order to allow it to progress that far without media attention. Keep in mind Jack Dorsey has publicly and openly supported Elon taking over Twitter.
私には、トランプが送っているメッセージは明らかで、イーロンはトランプと一緒に、トランプのために働いているということです。そして、おそらく同じことがジャック・ドーシーにも言えると思いますが、トランプは前回のTruthでジャックとほぼ同じスタイルの写真を投稿し、イーロンは1500万ドルの株式購入の壁で何らかの「違反」を犯したとほのめかしているからです。メディアの注目を浴びずにそこまで取引を進行させるためには、ジャックがイーロンの取引に参加していなければならなかっただろうとほのめかしている。ジャック・ドーシーは、イーロンのTwitter買収を公然と支持していることを思い出してください。

そして、宇宙軍にイーロン・マスクがどれだけ貢献してきたかを指摘。

Also, the half hearted “bashing” of Elon in Trump’s recent truths, aren’t even offensive. Trump makes fun of him for making electric cars and rocket ships that aren’t great, but conveniently leaves out that he paid Elon countless multi-billion dollar DoD contracts to help build Space Force 😂😂😂
そしてトランプがマスクを馬鹿にしているトーンなのにも関わらず、侮辱的ですらないことにも気づくでしょう。電気自動車とかロケットがイケてないと馬鹿にする一方で、マスクが防衛省の大量の資金で宇宙軍の構築に貢献してきたことは都合よく隠すのです。

わかっている人にはウインクして重要なメッセージ(マスクやドーシーはトランプの為に働いている、ツイッターの契約書も読んでアドバイスしている)をあげているけど、関心のないひとには単にケンカしている馬鹿にみえる訳だ。

お陰でマスクがしていることがトランプに有利なTruth Socialの相対的価値の上昇だとかが、中立もしくは敵対している立場のマスクが行っていることでありトランプが後ろで糸を引いているなんてのはまったくありえないこととなっていることに気付く訳だ。

これがオプティクス(体裁)だ。


晒しと揺るぎない信念をもった10%


10%とはこちらで解説した揺るぎない信念をもった少数の人たちが、全体の10%くらいになった時には、その信念が全体の常識になるという計算機シミュレーションの研究を紹介した記事をご覧下さい。