だれも知らないわたしとあかちゃん

12年前は
家から出れなかった
夫と一緒なら、少し外出できた程度だ

寝たきりで筋肉も極端に落ち
たまに入浴するだけでとても疲弊し
脚がガクガク震えた

地域に出たことは無く
買い物は夜中、夫に車で
深夜営業しているスーパーへ連れて行ってもらい
済ませる

いま、思い返せばうつ状態だったのだ
精神科受診は中断していた


妊娠した
近所の産婦人科を調べ
ひとりで受診した(←すごいこと!)

出産した
粉ミルクのつくりかたがわからない
たいへんな不安に襲われ
わたしに出来ることは母乳を出すことだけ

頭に霧がかかったままの子育て
夫は2時間に一回仕事を抜け
様子を見に来てくれた
夫と二人だけの子育て


こどもに発達の課題がみられ
わたしは
外出し、発達のため刺激を与えようと
児童館や支援センター、イベントへ出向いた
体力が無くきつかった

ママさんたちへの対応がわからず
とても緊張した

子の自閉症が判明し
療育センターへ母子で通う

勉強会や保護者ランチ会、グループラインなど
日常の家事、育児とともに対応にいそがしい


途中で不眠があり精神科通院・服薬開始
(抗うつ薬は無し)


義両親に「働きなさい」と言われる
「みんな働いているでしょう?働かない人間は駄目」

義両親はわたしの知的・発達障害をご存知無いから
「働かなきゃ、みんな育児・家事しながら
働いているのだから」となった。

主治医に相談。「先ずは作業所で訓練し慣らし、
リズムがついたらバイトなど」とのこと


こうして、家事・育児
療育センターの行事
作業所通所を並行することとなった。


子が就学のタイミングで
療育の勉強会・ファイル制作
放課後デイ見学が重なり

また作業所への通所回数も増やしたところだった

突然動けず、うつになった


ここから抗うつ剤を試すも、
現在の抗うつ剤(効果のあるもの)になるまで
いくつか試し、なかなか効果が出ない時期が続いた


効果を感じてから1年くらいだろうか。
うつを抱えながらのらりくらりと生活している。


12年前からしたらたいそうな変化であるし、
よく頑張ったよ、という覚書とする。
(何度もおなじことを書いている気がいたします、
すぐに忘れてしまうのです💦)

わたしは弱いから
気が済むまで何度も
おなじことを書くと思う。


いつもいつもしんどかった
孤独な子育て
ひとつ掛け違えば事件をおこした世界線を
なんだか忘れたくない気がする


母乳や離乳食を与えた時間など

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