好きがわからなくなった時は

毎年冬が終わるとなんだか寂しくて、
終わってしまったなぁと。
春のあたたかさも大好きだけど、
あ、私の居場所なくなっちゃった。
そんな感覚になる。

だから今は本当に大好きな時期。

何枚も服を着て、あたたかく。あたたかく♪
マフラーして靴下履いて。。
なんだか自分のこと守る優しい布を纏っている感覚。
寒い日の夜は、自分の心の声がよく聞こえる気がする。

寒い寒い言いながら、
私のお部屋に帰って、さあ何をしようか。

毛布にくるまって好きな本を読んだり、
動画を見たり、ぼーっとして。
ここは天国なのかなあ〜
あたたかい犬を腕いっぱいに包み込んで
美味しいお鍋を沢山食べて、また毛布。。

あ〜私
冬だけの国に住もうか。　

そう想像してみるけれど、
匂いや色を抱きしめたくなる春も
自分がまるで別人に変身できる夏も、
人に会いたくて、他人を大切に思える秋も
全部ないと、
私の1番の冬が輝けない！
そういう思考に至った。

やっぱり
比較対象がないと、好きって気付けない。

コスメだって、今日食べたいものだって
お洋服だって、仕事の提案書も
比較して、選んでるでしょ？

だから、好きなことってなんだっけ？と、　
好き迷走に陥った時は比較してみるといいのかもしれない。
私はどんな人が好きで、どんな食べ物が好きで、どんな服が好きで、どんな髪色が好きなのか。。どんな自分が好きなのか。

比較の先に選ばれるものはきっと
「好き」でいいんだと思う。

そんなこと、気付けた夜だった。
⛄️
やっぱりありがとう。
私の好きな冬。
明日は雪が降るみたい。
まだもう少しそばにいてね