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優秀な社員が会社を使うコツ①

前回、「中堅社員が会社を楽しく過ごすコツ」ということで
記事を書かせていただきましたが、そのコツは
「会社を使って自分のやりたいことをやる」ことだと説明しました。

では、これからは具体的に「会社を使う」ためのコツについて
書いていきたいと思います。


以下は、私がそこそこ長い社会人人生で「自分のやりたいことをするために、会社を使ってきた」経験をもとにした考え方の一部ですが、
そのためにはいくつか必要な要素があります。

①やりたい気持ち(やりたいこと、ありたい状態)
②大義名分
③できない理由を探さない
④信頼貯金は崩すもの
⑤いろんな財布探し
⑥雪だるま式仲間づくり

今日はその根本となる
①「やりたい気持ち」(やりたいこと、ありたい状態)
の整理の仕方をお伝えしたいと思います。

一番大事なことなのですが、日々仕事に忙殺されていると、意外と入社する前に自分が何をしたくてこの会社を選んだのか忘れていませんでしょうか?
社会貢献がしたくて入社する、大きな仕事がしたくて入社する、
スキルを身に着けたくて入社する、安定したくて入社する、、、
いろいろな理由があったと思いますが、入社して数年経つと、会社に求められる役割を果たすことが優先され、自分の優先順位が下がってしまうことはよくあることです。
(これを前回、会社側に主従が移っている状態、と言いました)

まず、一番最初にやるべき大事なことは、主従を自分に戻すために「自分がやりたいこと」や「ありたい状態」をきちんとアウトプットして言語化することです。
これがないと、いつまでたっても主従の「主」が会社になってしまいます。

で、いざやりたいことをアウトプットしようとすると、
これが意外と書けない!
今の自分に満足してる感情が見えてきたり、一方で一部満足していない自分も見えてきて、心の中からの葛藤や悩みがうっすら見えてきます。

「まぁ、普通に自分はやりたいことやれてるかも」
「いま、無理にチャレンジしなくても別にいいかな。。」
「でも何のためにこの仕事をしてるんだっけ?」
「自分は何に焦ってるんだっけ、何が不安なんだろうか」
「やりたいことをやったら何でうれしいんだっけ」
といったような気持ちでしょうか。
会社とプライベートの間でも結構揺れる。ぐるぐる。

それでいいんです。人間だもの(みつを)。

でも、もしあなたが仕事で少しでも行き詰っている気持ちがあるならば、
まずは「自分を認識する」ことから始めてみましょう。
そして、それを言語化し、順番をつけてみましょう。
やりたいことが明確にならないときは、「自分の好きなこと」や「自分が納得を得られる状態」をアウトプットしてみてもよいです。

マッピング例

少なくとも、やりたいことや好きなことが見えてきたらしめたものです。
そうしたら、次のステップに行ってみましょう。
自分が認識できたアウトプットを今の仕事とリンクさせてみるのです。
(続く)

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