中堅社員が会社を楽しく過ごすコツ
社会人になって5年くらい経つと、やれることも増えてきて
任されることも増えてきて自信がついてきますよね。
その一方で、これまでやってきた仕事に少し飽きてくるのも
よくあることです。
自分もそうでしたが、5年目~7年目くらいになると、
周りの人も転職をし始めたり、少しずつ評価に差が出てきたりして
意味なく不安になったり、次のキャリアを考えたりしてきます。
ちょうど人生の節目である30歳も間近で、公私ともにチャレンジを
しなきゃいけないな、なんていう気持ちになったりします。
そんな時期に私がおすすめするのは、会社を使って「レバレッジを
利かせたチャレンジ」をすることです。
転職したり、個人で起業したりするよりも、圧倒的に低リスクで
新たなことにチャレンジできますからね。
ちなみに、心理学的には、人間は「チャレンジしていること」
そのものが楽しい気分を生むそうです。
確かに、新しい習い事などを始めたときやドハマりしているときの
高揚感、達成感、成長している感じ、は私も大好きです。
で、今日は、まずは基本的な考え方をお伝えしたいと思います。
まず大事なことは「自己実現のために、会社を使う。」という考え方です。
かつてイチロー選手が王監督に聞いた質問があったといいます。
「現役時代、選手のときに、自分のためにプレーしていましたか、
それともチームのためにプレーしていましたか」
ドキドキして待つイチロー選手に対して、王監督は即答したそうです。
「自分のためだよ。自分のためにやるからこそ、チームのためになるので
あって、チームのために、なんていうヤツは言い訳する。」
まさに、会社にとっても同じだと思っています。
優秀な人ほど、会社と個人の関係性の間で揺れています。
だからこそ、まずは「自分のために会社を使う」視点を持つことで、
仕事への関わり方が変わってくるのです。
いままでは、会社に従属している気持ちになっていませんでしたか?
我々はもっと、「会社を使ってやればいい」のです。
会社を使って「自分のやりたいこと」をするのが、楽しむコツです。
自分の中で主従関係が逆になったとき、パッと道が拓ける瞬間があります。
今日は会社人生を楽しくするための基本的な心構えをお伝えしました。
次回は、「そうは言うけど、会社を使うってどうすればいいのよ?」
という質問にこたえるために、会社を使うコツ、を書きたいと思います。
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