先天的特性と後天的疾患と
映画から転じてかなり真面目な話を。今回の記事については、一部の方には釈迦に説法、むしろ私の記述に誤りがあることもあるかとは思う。ただ世の中的には認知度がまだまだ足りない&間違った理解が多い。なのでもし訂正箇所があれば随時修正していくし、またご指摘も頂けると幸いだ
さて、過去記事にて息子達が発達障害であること、また私自身もギフテッドであることを記事にした
その2もあるが、上記事から飛べるので省略
で、発達障害もギフテッドも共通点がある。これらは
先天的特性
であることだ。だから似た様子であったとしても、それは全くの別物である。何せ先天的特性は遺伝子の時点で決まっているのだから。これを弄るのは今のところ(表立っては)できない(ことになってる)
とはいえ後天的な要因で、発達障害と同じような性格や問題が出ることはある(ギフテッドも問題点だけは似ることがある)。例えば幼少期からのトラウマなどは子供に絶大な影響を与える。最近(というほどではないけれど)よく言われる「毒親」の存在などがそのひとつになるだろう
実際私も父は毒親そのものだ。これも過去記事に書いた
ここでも書いているとおり、父の場合は(というか大抵の毒親はそうかもだが)自己愛性パーソナリティ障害が故である。これもまた後天的な疾患だ
やはり毒親だった祖母の悪影響から自分を守るためだったようだ。それには同情する余地はある…………のだが、だからなんでも許せるかといえば、そりゃ無理だ。他の毒親育ちで苦労された方々(はかなり多い)には理解できることだと思う。親だから、というだけで敬え、とかいうのは恵まれた家庭なればこそ、だ
話を元に戻そう。もちろん家庭だけが問題ではない。後天的な精神疾患(やそれに類するもの)はどこで発症するかわからない。鬱や双極性障害、統合失調症などは、その人の性格その他を確実に変えてしまうし、不安障害なども結果としてこだわりを生み出したりする。これらは発達障害の、特にASD(自閉症スペクトラム障害)の特性と似ているわけだ
診断そのものは病院での医師にお願いするのが必要だ。少なくとも発達障害に関しては、思い込みで自分や他人の診断をしないことが大切。推測についても、よくよく知識と経験がある人が心の中だけでしないと、大変なことになりかねない。家族の場合は何はともあれ病院へ、ということだと思う。間違った判断は、往々にして自分も他人も傷つけるだけに終わる。なので専門家を頼ったり、複数の文献その他でチェックすることをして欲しい
↑こちらはひとつの目安として………
あくまでセルフチェックなので、もちろん病院での診察が最も好ましい
毒親云々に関しては、また改めて記事にしようと思う。今どう対応してるのか、またどう対応するのが自分の為と思っているのかetc……こちらも大切な話だし。ともかくまずはwikiのリンクを貼っておこう。もし「あれ?もしかしてうちの親も………」と思うことがあったり、それによって生きにくさを感じているなら………ちょっと見てみて欲しい
毒親だけに限らず、様々な要因で心を病むこともあるだろう。それが身体に出たり精神に出たりもよくある話だ。過度なストレスなどには気をつけた方がいい。災害なども含めて、何かあった時には思い込み(特に正常化バイアス)に囚われず、診察や休養につとめ、自らを癒してあげて欲しい
P.S.またぞろうちの毒オヤジ殿が、いろいろ問題行動を起こしている。結構困ったことなので、こちらも改めて記事にしたい。老人ホームや特養などでの諸問題を発信できると思うので、そちらもご覧いただきたい