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職場に必ず存在する「どうしても合わない人」との関わり方について

皆様の職場に必ず1人は「どうしても合わない人」がいますよね。
無駄にうるさかったり、高圧的だったり、昨日と言っていたことが違ったり
無駄に静かだったり、無愛想だったり、真面目すぎて話が噛み合わなかったり
上司、部下、同僚、顧客、etc….

そんな彼らとも付き合っていかなければならないのが職場という空間です。
今回はそんな「どうしても合わない人」との関わり方を自分の心のゆとり別にご紹介します。

心のゆとり:★★★★☆
まだ、ある程度心のゆとりがあり、相手のことをちょっと嫌だな・・くらいに思っている段階は積極的にその人のパーソナルな部分を知ることが大事です。
お昼にご飯に行ったり、飲み会に行ったり、休日遊んだり(これはちょっとハードル高いかもしれませんが)して、相手のプライベートなことや考え方などを聞いてみましょう。
リモートの場合でも、30分だけ業務と関係のない雑談してもいいですか?と質問し、最近あったことや趣味などザックバランに質問して、その人が人間性なのかを知ってみましょう。
仕事をする上で合わないなと感じていても趣味や考え方が自分と似通っていると仲間意識が芽生えて、怒りのハードルがグッと下がります。
もっと仲が良くなると、直接仕事の仕方を指摘してお互いを高め合える存在になるかもしれません。
仕事だけの側面でなく、パーソナルな部分にも目を向けて1人の人間として接してみてください。

心のゆとり:★★★☆☆
パーソナルな部分を知ってもなお合わない(もしくはそういった状況になることが難しい)場合、相手がどんなことを考えてどんな行動を取るのか観察し、それに対する対処を行いましょう。
例えば高圧的な人へは無駄に反発せず、その通りですね!と無駄に大袈裟に頷き共感し感謝すると逆に怯んだりします。
昨日と発言が異なる人へは必ずメールやチャットで依頼し、その回答をもらうことで、昨日こういってますよ?と言える証拠(エビデンス)を残します。
真面目すぎて細かい人は相手がどういった指摘が多いのか観察して分析し、その部分を重点的に仕上げて、指摘回数を減らす等の対策を行えます。
人間には誰しも行動原理というものがあるので、その部分を観察して対処するようにしましょう。

心のゆとり:★★☆☆☆
ここまでくると、そろそろ会うだけでも胃が痛くなる頃かと思います。
この段階から、相手のことを人間と思うのをやめましょう。
相手をある種の動物と見立てて、何か行動をしたり、おかしな発言をした場合でも、こういう動物の生態なんだ、と観察員の気持ちを持って接するようにしましょう。
今日は3回怒鳴られた、昨日は4回だったからちょっと少ないな。
先週は12回だったから、今週は機嫌がいいな、美味しいエサでも食べたのかな?
などと、頭の中で最大限小馬鹿にしても良いので生態観察という立場を意識するようにしましょう。
もし余力があれば上記数値をExcelでまとめてグラフにして研究発表にして、同じ思いを持っている同僚などにプレゼンすると意外と盛り上がるかも知れません。

心のゆとり:★☆☆☆☆
限界一歩前の状態です。絶対に心を大事にしてください。
相手とのやり取りは最低限チャットやメールのみとして、仕事に関わらないことは完全に無視しましょう。
上司(もしくは上位上司)にエスカレーションを行い、同じプロジェクトから外してもらうよう裏回しを行ったり、いかに限界であるかを周りに相談しましょう。
ここまで合わない人がいる場合は、相手もあなたへ不信感を抱いています。
その状態で仕事ができるとは到底思えないので、あくまで仕事を成立させるため(という建前で)自分を守ることを優先しましょう。
考えすぎてしまうと心を病んでしまうので、その前に必ず行動しましょう。
動物とか人間とかそんな感情を持ってはいけません、気持ちを空っぽにして相手を生き物と思わない、天災だと思うようにしましょう。

心のゆとり:☆☆☆☆☆
上司に言っても変わらず、合わない相手も相変わらず、現状を打開する策がない場合は、退職(転職)しましょう。
心を病んで休んでしまう前に、一刻も早くその場から抜け出しましょう。
逃げることは全く悪いことではありません。戦略的撤退です。
考えても仕方がないのです、その相手のことを考えるその1秒が無駄です。
1番大事なのは自分の心なので、早急に抜け出すための行動に全力を注ぎましょう。
大丈夫、そんな人間がいる会社は大したところではありません。

いかがでしたでしょうか。
「どうしても合わない人」とひとえに言っても、自分の気の持ち方である程度変わってくるものです。
相手が変わるのを求めてはいけません、自分の考え方を変えるのです。

ただ、1点だけ伝えたいことは、「どうしても合わない人」の人間性を否定したり、蔑めたりする行為はやめましょう。
いかに合わなくてもそんな行為をしてしまえば、あなたも同族になってしまいます。
紳士的な態度で、相手と向き合うことだけは忘れてはいけません。


皆様の心が少しでも楽になり、職場がより良くなるよう祈っております。

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